確率2/2の死~吉敷竹史シリーズ5~

確率2/2の死~吉敷竹史シリーズ5~

473円 (税込)

2pt

3.4

プロ野球スター・プレーヤーの子供が誘拐された! 身代金は一千万円。警視庁捜査一課の吉敷竹史刑事は、犯人の指示で赤電話から赤電話へ、転々と走り回る。が、六度目の電話を最後に、犯人は突然、身代金の受け取りを放棄、子供を解放した。釈然としない吉敷。犯人の目的は何か?――従来の誘拐物の類型を脱し、野心的な着想で挑んだ会心の長編推理力作。

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確率2/2の死~吉敷竹史シリーズ5~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    さらっと読める小作品としては、悪くない。

    序盤のスピード感のある出だしから、
    主婦目線の戸惑い・不安・困惑。

    誘拐だけじゃなくて、もう一つ別の要素と
    組み合わせて、ハイブリッドさせたやり方は
    なるほどと思わせる。

    ただ、そこまでの深さと長さもないので
    さらっと読んで楽しむ程度の作品止まり
    とい

    0
    2017年09月23日

    Posted by ブクログ

    車の目撃の場面、犯人の失敗などつじつま合わせの感はありましたが、物語の形式・謎の内容・解決ともおもしろかったです。やっぱりこの方面にはまると恐ろしい。

    0
    2012年03月07日

    Posted by ブクログ

    最初は良くある系かなぁと思ったんですがそんなこともなく。吉敷がトリックを解明するポイントが分からない。
    "主婦"についてがとても良く書かれてると思う。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    この作品はシリーズ一作目ではないのですね。

    この作品自体は、ちょっと小奇麗にまとまりすぎかなぁ、という印象。

    0
    2019年01月20日

    Posted by ブクログ

    島田さんの提示する謎は、いつもとても派手で魅力的である。しかし、それだけに「トンデモ解決にならないかな・・・?」と心配してしまう気持ちも毎回ある(^^;)。

    今回の謎はあまり派手さはなかったものの、とても不可解で魅力的だった。綿密に練られた誘拐計画、しかし犯人は身代金を受け取らずに、あっさり誘拐し

    0
    2012年08月29日

    Posted by ブクログ

    よくある内容ではありますね。
    でも終盤の展開、ずらして持っていくあたりは、嫌いじゃ無いナリ。
    でも、そこまでの作品ではないと思いますよ、実際。
    読みやすくて、悪くない作品ではあるので、時間と興味がある人だけにオススメ。

    0
    2011年07月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉敷竹史シリーズ

    巨人の投手・川口の息子誘拐事件。犯人に言われるまま身代金を持ち駆け回る吉敷。突如として取引の中止を宣言し息子を解放した犯人。自分の町を周る白いライトバンが気になった甲斐佳子。夫に相談するが関心を持たない。ある日夫が会社やめたと知らせて来た阿佐田と名乗る男。ライトバンを運転する夫・

    0
    2012年03月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯人が身代金受取を放棄するというのは新しく、"保険のための誘拐"というのも面白かった。

    ただ、白いバンに関しては無理矢理つけ足した感が
    否めず、あまり驚かなかった。

    内容としては可もなく不可もなくといったところだが、それでもこれだけ読ませるのはやはり島田氏の圧倒的筆力によるも

    0
    2021年06月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    う~ん、野球賭博と白いライトバンの後ろが連絡場所と何か関係あるのではないかとは感づいていたのだが、なるほど、誘拐事件が保険として絡んでくるとは読めなかった。

    『眩暈』、『アトポス』、そして『異邦の騎士』と、所謂島田流「本格ミステリ」が御伽噺めいた幻想性を前面に打ち出しているのに対し、この吉敷シリー

    0
    2018年10月29日

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