ライオンズ、1958。

ライオンズ、1958。

704円 (税込)

3pt

3.7

一九五六年師走。博多の町は、西鉄ライオンズの大下弘や稲尾和久らの活躍で?んだ日本一の余韻にまだ酔っていた。そんなある日、地元紙の記者・木屋淳二の元に、田宮と名乗るヤクザがやって来た。西鉄をクビになったばかりの川内と中洲の娼妓・双葉が駆け落ちをしたという。木屋は弟分のような川内を心配するが……。「史上最強のスラッガー大下弘」と「伝説のやくざ」そして「普通の記者」の仁義と熱き人情を描き切り、各紙誌でも大絶賛された圧巻の長篇デビュー作。

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ライオンズ、1958。 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    野球の話が続く。
    この前に読んだ本に挟み込まれていた新刊案内で偶然本のタイトルを見つけた。
    全くノーマークの本だったので、得難い出会い。

    贔屓のチームは子どもの頃からライオンズ。だって地元のチームだからな。
    地元って?埼玉じゃなかとよ、福岡たい。
    おいたちにとってライオンズといったら西鉄たい。

    0
    2017年09月06日

    Posted by ブクログ

    1950年代後半の博多の街を舞台に、「史上最強のスラッガー大下弘」と「伝説のやくざ」と「普通の記者」の仁義と友情を描く著者のデビュー長編作品。
    「野武士軍団」や「神様仏様稲尾様」など、伝説として野球ファンに語り継がれる西鉄ライオンズ。史上最も博多の街を熱くしたあの頃の雰囲気が伝わってくる。男の仁義は

    0
    2018年06月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    西鉄ライオンズ全盛期の1950年代後半の福岡を舞台にライオンズ番記者の木屋とヤクザの田宮の交流を描いた作品。
    実在の野球選手の大下弘のエピソードを取り入れ当時の福岡の街の様子がいきいきと伝わってくるなか、本来では交わることのないだろう新聞記者とヤクザの男の友情が描かれていた。

    0
    2017年09月03日

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