生のみ生のままで 上

生のみ生のままで 上

572円 (税込)

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「私たちは、友達じゃない」25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最初からずっと好きだった」と告白される。彼女の肌が、吐息が、唇が、舌が、強烈な引力をもって私を誘う――。綿矢りさ堂々の新境地! 第26回島清恋愛文学賞を受賞した鮮烈なる愛の物語。

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生のみ生のままで のシリーズ作品

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  • 生のみ生のままで 上
    572円 (税込)
    「私たちは、友達じゃない」25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最初からずっと好きだった」と告白される。彼女の肌が、吐息が、唇が、舌が、強烈な引力をもって私を誘う――。綿矢りさ堂々の新境地! 第26回島清恋愛文学賞を受賞した鮮烈なる愛の物語。
  • 生のみ生のままで 下
    572円 (税込)
    今まで裸でいても、私は全然裸じゃなかった。常識も世間体も意識から鮮やかに取り払い、一糸纏わぬ姿で抱き合えば、こんなにも身体が軽い――。互いに男の恋人がいるのに、止めようもなく惹かれあう逢衣と彩夏。女性同士、心と身体のおもむくままに求め合い、二人は一緒に暮らし始めた。芸能活動をしていた彩夏の人気に火が付き、仕事も恋も順調に回り始めた矢先、思わぬ試練が彼女たちを襲う。切ない決断を迫られ、二人が選んだ道は? 女性同士のひたむきで情熱的な恋を描いた、綿矢りさの衝撃作!

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生のみ生のままで 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻のまだ半分ほどまでしか読んでないのですが、自分がバイだからなのか、主人公の感情もさいかちゃんの言葉に伴う感情も、どちらもものすごく共感できる感情だったことが感動的で、誰かに伝えたくてここへ記しに来ました。
    私は自身をバイと自覚したのが社会人以降で、今は交際中の彼女がいるんですが、さいかちゃんが主

    0
    2024年01月06日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白い。

    あらすじを読んで内容を知っていたから「退屈などしていなかった。」という出だしだけで、ぐっと心を掴まれた。

    そのあとはポップなのにみずみずしい文体でぐんぐん読み進める。人や情景の描写が上手だから、繰り広げられている光景が自然と思い浮かぶ。たまに出てくる比喩もわかりやすくてユーモア

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    無理やり引いた一線は、ごく一部に関する事柄だけを隠しているようで、実は私という人間のほとんどすべてを隠している。

    0
    2022年07月23日

    Posted by ブクログ

    文章かっこいい。
    人のことを好きと思う気持ちは素敵なはずなのに、どうしてこうも気持ち悪く書けるのだろう。

    0
    2022年07月18日

    Posted by ブクログ

    色んな恋愛の形があるいま、恋愛を他人が邪魔したり裂いたりするのはちがくて。
    そんないろんな環境のなかでお互いを信じ合いぶつかり合い時にははなれたり。
    それでも情熱的に好きで。
    そんな女の子同士の恋愛が最高でした

    0
    2022年06月21日

    Posted by ブクログ

    読んでいるうちにぐいぐいと引き込まれて、あっという間に読みきってしまった。男とか女とか関係なく、人を好きになるってこういうことだよなあと思わせられる物語だった。映像化してもすごく良い作品になりそうだと思う。

    0
    2023年05月09日

    Posted by ブクログ

    世間から見て極普通の恋愛をしてきた主人公が、彩夏と出会って徐々に「本物の愛」に目覚めていく様の描写がとても繊細で美しく、胸に刺さった。

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    逢衣がなんで颯ではなく彩夏を選んだのか、キスされてあんなに激怒してたのに、どうして最終的に彩夏を選んだのか、私にはわからなかった。
    平穏でフツウな日常を、世間の当たり前を選ばなかったのか。
    ちょっとだけ置いてけぼりを感じた。
    分からない、理解できない感覚がありすぎて、冒険心はくすぐられ未知の世界にワ

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    性別や立場を超えた愛のお話。
    誰かを好きになるとは、こういう感覚のことを指すのだろうか。
    やや中弛みはあったが、下巻が気になる終わり方。

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    好みが分かれそうな作品。
    綿谷りささんなら別の作品の方が好きかな〜。でも、どうにも続きは気になって読んでしまう。下巻もあるので、文句言いながらも読む。どういう結末が訪れるのだろうか。。。

    0
    2022年12月14日

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