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Posted by ブクログ 2015年11月21日
高校三年生の野田朝子。自称変わり者。受験生になって一ヶ月。いわゆる五月病ではないけれども、昼食後の教室でちょっと愚痴ってみた。
「私、毎日みんなと同じ、こんな生活続けてていいのかなあ。」
その愚痴を捕まえてクラスメイト曰く「疲れてるせいだよ。」「一回学校休んで休養とったら?」
そそのかされて休みを...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月04日
不登校の高校生・野田朝子は、自身の友人で担任の恋人である光一に頼み、母には事実を知られることなく日常生活を送れていた。部屋にある物を発作的に捨てた朝子は、亡き祖父から贈られたが電源が入らなくなったコンピューターを、通りかかった住人の小学生(12歳)・青木かずよしに譲り渡したことをきっかけに二人の関係...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月11日
綿矢りささん「インストール」(2001.11)再読です。最初に「インストール」を読んだ時は、面白味が理解できなかったんだと思います。パソコン(インターネット)は「ただメールを読むだけ」状態でしたからw。この作品は高校3年生、まだ酒が飲めない、車も乗れない、セックスも未経験な17歳の野田朝子が、天才?...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月24日
学校に疲れた 女子高生が登校拒否し、何もかもを捨て 昔祖父から貰ったコンピューターで 小学生の男の子と風俗チャットで一儲け
高校生である自分が感じていることがものすごくぴったりとあてはまったのでびっくりした。
印象的な文
それよりこれからどうしましょう…
…私もゴミ化してる。それを見た私は死...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月24日
17歳のときに、漫画で読んだ。
当時はただ女子高生と小学生がチャットで金稼ぎをしている印象しかもたなかった。
大人になり、無性に読みたくなった。
なにか見える世界が変わるのではないか?
17歳という年は、ちょっと大人の世界に足を入れたくなるけど、少し怖い。
でも子ども扱いはされたくない、なんとも...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月22日
綿矢りさの作品を初めて読んだのは中学生の時で『蹴りたい背中』でした。
そのときに「この人の書く文章ってすごくかっこつけてて、あぁ、最年少受賞ってこういうことなのか」なんてことを生意気にも思いました。
それから立て続けにこちらの「インンストール」も読みました。当時は個人的にはインストールのほうが話が単...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月31日
最近読むことが増えている綿矢りささんのデビュー作。
月並みな言葉選びしかできないのが残念だけど、表現力が本当に豊か。
例えば
P. 12 私の中で不意に目覚めたずるい完璧主義が、塵一つない完璧な、シャープに四角い部屋をいたずらに欲しがる。
とか、
P. 14
マンションの中にいた時は健やかに息づい...続きを読む
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