【感想・ネタバレ】生のみ生のままで 上のレビュー

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Posted by ブクログ

上巻のまだ半分ほどまでしか読んでないのですが、自分がバイだからなのか、主人公の感情もさいかちゃんの言葉に伴う感情も、どちらもものすごく共感できる感情だったことが感動的で、誰かに伝えたくてここへ記しに来ました。
私は自身をバイと自覚したのが社会人以降で、今は交際中の彼女がいるんですが、さいかちゃんが主人公に初めて会ったときの感覚の表現が、私が彼女に初めて会ったときの感情とあまりにも同じで、驚きました。そう、男も女も関係なくその人やから好きになったのよね、今まで同性のタイプとかなかったのに、その人を一目見た途端、異常なまでに綺麗に見えて、『あ、この人私のタイプや』ってなるよな、視線が吸い込まれるよねって。

Bの方はもちろんのこと、B以外のLGBTQ+の方も、そうでない方にも、恋に興味がある人にはみんな読んでほしい。
楽しいよりも切なさにすごく共感できる本です。

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2024年01月06日

Posted by ブクログ

めっちゃ面白い。

あらすじを読んで内容を知っていたから「退屈などしていなかった。」という出だしだけで、ぐっと心を掴まれた。

そのあとはポップなのにみずみずしい文体でぐんぐん読み進める。人や情景の描写が上手だから、繰り広げられている光景が自然と思い浮かぶ。たまに出てくる比喩もわかりやすくてユーモアがある。

下巻が楽しみ。

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2022年08月11日

Posted by ブクログ

無理やり引いた一線は、ごく一部に関する事柄だけを隠しているようで、実は私という人間のほとんどすべてを隠している。

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2022年07月23日

Posted by ブクログ

文章かっこいい。
人のことを好きと思う気持ちは素敵なはずなのに、どうしてこうも気持ち悪く書けるのだろう。

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2022年07月18日

Posted by ブクログ

色んな恋愛の形があるいま、恋愛を他人が邪魔したり裂いたりするのはちがくて。
そんないろんな環境のなかでお互いを信じ合いぶつかり合い時にははなれたり。
それでも情熱的に好きで。
そんな女の子同士の恋愛が最高でした

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2022年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

デビュー作の『蹴りたい背中』を読んで、綿矢りささんの書く文章に魅了されました。
うまく言葉にできないけれど、文章がべったり濃い感じがしてそれがとても好きで。
けれど、他の作品を読んでも『蹴りたい背中』を超える衝撃には出会えず悶々としていました。
(もちろん、どの作品も面白くはありました)
そんな中でこの『生のみ生のままで』を読み、久しぶりに「そうそう!こういう文章が読みたかったんだよ!」という感覚になれました。
すごく良い。良かったです。

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2023年12月14日

Posted by ブクログ

読んでいるうちにぐいぐいと引き込まれて、あっという間に読みきってしまった。男とか女とか関係なく、人を好きになるってこういうことだよなあと思わせられる物語だった。映像化してもすごく良い作品になりそうだと思う。

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2023年05月09日

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世間から見て極普通の恋愛をしてきた主人公が、彩夏と出会って徐々に「本物の愛」に目覚めていく様の描写がとても繊細で美しく、胸に刺さった。

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2023年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻、感想
出逢いが気不味くも惹かれていくってどんな感じだろうと気になり、読み進めた
お互いパートナーに不具合無いのにそこにサヨナラする
まぁ、そうだよなぁ
本気で好きになったら身辺綺麗に愛する人だけに時間使いたい

しかし、今の私にしみた逢衣の彼の言葉

『2人は力が拮抗して対立しているように見え
あなた達はいつかはお互いの気の強さが激しくぶつかって、傷つけ合うんじゃないかな』

付き合っていると好きなのに上手くいかない場合はコレを疑うといい
傷つけ合いたくない
ただ好きなのに

そう思いながら2人を心配しながら上巻を読み終えた

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2022年07月16日

Posted by ブクログ

逢衣がなんで颯ではなく彩夏を選んだのか、キスされてあんなに激怒してたのに、どうして最終的に彩夏を選んだのか、私にはわからなかった。
平穏でフツウな日常を、世間の当たり前を選ばなかったのか。
ちょっとだけ置いてけぼりを感じた。
分からない、理解できない感覚がありすぎて、冒険心はくすぐられ未知の世界にワクワクするが、どこかで疎外感・失望感があるのも事実。
彩夏のような「人」を好きになる感覚が私にも生まれればいいなと思った。

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

性別や立場を超えた愛のお話。
誰かを好きになるとは、こういう感覚のことを指すのだろうか。
やや中弛みはあったが、下巻が気になる終わり方。

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2023年05月27日

Posted by ブクログ

好みが分かれそうな作品。
綿谷りささんなら別の作品の方が好きかな〜。でも、どうにも続きは気になって読んでしまう。下巻もあるので、文句言いながらも読む。どういう結末が訪れるのだろうか。。。

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2022年12月14日

Posted by ブクログ

私に合わないだけか。それとも女性同士の恋愛があわないのか。ちょっと話が合わなかった。
気持ち悪く描いてあるのは、わざとなのか。
ただ、読みやすく表現がきれいな所が多々あり読み終えられた。女性特有の、メイクや香水、ファッションとキラキラしている所も、女性同士の恋愛ぽくて良かった。
同性同士の話は好きなのだが、最後の方で思ったのは主人公の恋人の彩夏を男性に置き換えると恋愛のコミックにありそうな話になりそうということ。
そこが女性だからうまくいかない、ということを描いたのか。
最後は気になる終わりかた。

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2022年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初はそうじゃなかったけど雷のところで好きになったのかなと思ってたら一目会ったときからだったので、それを知った上で最初の方を読み返すとまたなにか違うのかも。読み返してみよう。

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

彩夏に翻弄される逢依の様子にすごく共感できた。私自身、格好良い女性に惹かれるから、小説の中の描写から彩夏の姿を想像して、ドキドキの気分を味わえた。彩夏が逢依のことをフルーツに例えると梨だと言って、逢依は彩夏をブラックチェリーだと思うというシーンが印象的だった。女優と暮らしても、依存しすぎず、自分の生活は自分でなんとかできるようにとするところや、ベッタリな彩夏を適当に交わす様子は、淡白な梨がぴったりだと思った。
二人の仲を週刊誌に告発したのはやっぱり凛ちゃんなのかな?後半、二人の関係がどうなるか、結末が楽しみ。

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2022年08月12日

Posted by ブクログ

若い美女同士の恋愛という、中年男子には共感しにくい設定ながら、ぐいぐい読み進んだ。
二人は事務所から別れを強要され、さて下巻はどういう展開となるのやら。

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2022年08月10日

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