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家に取り憑いた何かを祓う依頼を受け、座木をにわか霊媒師にして現地へ向かった薬屋探偵たち。セキュリティシステムに守られた山中の大邸宅には不穏な空気が満ちており、涸れ井戸の出火を口火として一族に続々と容赦ない殺意が襲いかかる。凶行の犯人は本当に“座敷童子”なのか? 心を震わす、シリーズ第6弾。
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Posted by ブクログ
やおい視点での感想を。 冒頭のサブレが美味しそう。私、お菓子が美味しそうって感想ばっか持ってるな……。美味しそうなんだもん! リべくんが作った自称(?)「雪だるまサブレ」を独創的な形をした味見用だと勘違いして食べてしまった秋くんにリべくんが怒るんだけど、「美味しかったよ、ごちそうさま」と頭をポンと...続きを読むされて、ご機嫌になっちゃうリべくんがとてもかわいい。純粋ですなあ。良い子です。 リべくんが狙われた(?)ということで、秋くんが「守ってやる」と言ったところはですね、思わずにやっとしてしまいましたよ……。事情はいろいろあるんだけど、それはともかく。銭湯の湯上りのときに、コーヒー牛乳を買ってあげるとことか、すごく微笑ましい。そのコーヒー牛乳を、嬉しさのあまり強く押しすぎて(パックだから)、頭からかぶっちゃうとことか! リべくんが「殺されるかもしれないって思ったのに」って言った時に、秋くんが「馬鹿者。そんな簡単に約束を反故にはしない」(略してます)って言って、その言葉に対してリべくんがとても嬉しそうにするとこなんかは、私もほっこりしてしまいました~v
秋の一言一言がやけに響いた1冊でした。 秋の冷涼な雰囲気を感じたような気がしました。読んでいて、ひやりとするというか。 物語は二つの道筋でつづられていきます。高遠さんの道筋と総和さんたちの道筋。 秋の昔馴染みのお姉さんたちも出てきて、面白かったです。そしてリベザルはかわいい。
薬屋シリーズ6巻。 登場人物。秋、座木、リベザル、 高橋総和、木鈴直也、雪浜虎徹、 雪浜兼定、雪浜菊丸、雪浜松善、雪浜竹久、雪浜千佳里、鈴代硅、 伊川小町、斯波梓、神武市部、 高遠三次、御真鶴、御葉山、 秋の関わった事件と、高遠さんの事件、共通していたのは座敷童子。
家に取り憑いた何かを祓う依頼を受け、座木をにわか霊媒師に仕立て、現地に向かった薬屋探偵一行。 セキュリティーに守られた山中の大邸宅は不穏な空気に包まれ・・・。 枯れ井戸の出火を口火に一族に容赦ない惨劇が巻き起こる!! 「何故、どうして人間を殺してはいけないの?」 あなたはこの問いにどう答...続きを読むえますか?
薬屋探偵シリーズの文庫版。 私は文庫版じゃない方でほぼ全部読みましたが、この話は何だか切なくなりました。 メインのデコボコな三人組が良いです。
4/26 ちょっとだけ追加された秋の台詞、如何ということはないけど好きです。この二人好きなので表紙嬉しかった。
真冬の雪浜家。屋敷内の不穏な空気に、依頼を受けて訪れた、深山木秋、座木、リベザルが見たものは? 涸井戸の出火が口火となり、雪浜家の人間に次々と襲いかかる殺意。しかし秋には、殺意の目的が見えてこない。村人が信じる“座敷童子伝説”は、フェイクなのか?手がかりか? 話の展開は暗いんですけど、その端々にあ...続きを読むる優しさに救われます。 秋さんが“ひよこ”を励ますシーンや、秋さんの『色』についての話が、ものすごく印象的に残ってます。 それから、コーヒー牛乳が飲みたくなり、バスケがしたくなりました。 あっ、それと、家事が得意な座さんの弱点が判明します(笑) この巻、私の好きな順位で上位にいます。
薬屋探偵シリーズ第6弾です。 実を言えば、ここまでの5冊、なんだかマンネリ…というか、だんだん飽きてきた感じだったのですが、ここで久々のヒット。 個人的には、ここまでの6冊の中で一番おもしろかったです。 今までで一番本格っぽい。 今回は設定も王道っぽいし。 ただ、事件以外の部分は微妙。 これは比...続きを読む較的毎回そうで、あたしは高里椎奈の書く人物にはまったく共感が出来ないのです。 いや、高里椎奈はいい人なんだろうなぁと思うし、こういう考え方をする人たちも、こういう考え方を格好いいと思う人たちも、結構いるんだろうなぁとは思うのだけど。 やっぱりあたしとは相容れない感じ。 とくに今回の、当事者だけが事件に関われる、っていう秋のスタンスは好きじゃない。 こうした考え方も、リベラル「っぽい」感じでいいこと言ってる風だし、好き好んで使う人もいるんだろうけど。 なんかなぁ…。 あんまりうまく言えないけど、それじゃあ世界が閉じちゃうじゃん、みたいな。 たしかに、当事者にしかわからないことっていうのは多いのだろうけど、第三者だからこそわかることっていうのはやっぱりあると思うし。 当事者の状況や気持ちを尊重したいばあいに必要なのは、自らも当事者として関わること、ではなく、第三者としてどのように関わるかをきちんと考えること、なのではないかと思ったり。 んでも、とりあえず、総じて見るとこの本、ミステリーとしてはおもしろかったので、細かいことは、まぁ、いっか。
待ち望んでいた秋がようやくメインに!! 総和に頼まれて行った総和の友人の家で、次々と殺人事件が起こり、最終的にはその友人家族は皆いなくなってしまう・・・。 まさか、総和の友人までもが!!と驚きました。 ちょっと殺人描写がアレなので、子ども向けではないかなぁ・・・。 誰が犯人なのか、見落とさないように...続きを読む真剣に読んでいたのですが、最後までさっぱりわかりませんでした。 でも、犯人ではないけれど、ちょっと関係ありな人は、薄々感づいてしまいましたが。 行った先の総和の友人宅の見取り図も載っていて、読みながら何度も家の中の位置関係を確認できたので、読み手も一緒に推理できて面白いと思います。 シリーズ第6弾でしたが、今までの中で一番良かったかな。
久しぶりの薬屋です。 相変わらずの飄々振りに、懐かしいな〜とw 依頼を受けて訪れた先には、セキュリティシステムが備わった 広々とした家。 そこで出会った、夜にしか出てはいけないと言う少女。 突如起こった井戸の出火。 家にお手伝いとしている妖怪。 確かに妖怪怪しいな〜と思って...続きを読む読んでいましたが まさか犯人がそこだとは…むしろそこが操っていたとは。 肩書きは伊達じゃない! というよりは そんな事に使わないでくれ、というような。 最後のごたごたには、そこにも問題が?! という状態でした。 でも、最後の切り替えはすごかったです。 まったく違和感なしでした! 手を染めない犯行、やろうと思えばできるものなのですね。
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