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薬屋3人組のところへまたまた不可解な依頼がきた。植物に取り憑かれたような遺体と連続して起こる事件の数々。さらにその山村には外から人が入れないというではないか――結界?やっぱり妖(あやかし)の所業なのか。真相を突き止めるべく乗り込んだ秋、座木、リベザルがそこで出会い、感じたものは。シリーズ10作目。 (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
あんまり内容を覚えてない……。座木さんと離れ離れになってしまったことくらいしか……? 秋くんとリべくんがわりと一緒に行動してます。たぶん。覚えてないので曖昧なんですが。リべくんがどこかに行って帰ってきて、秋くんになんか言われて涙目になるんだけど、秋くんが「一応お帰り」って言った途端に元気になるリべ...続きを読むくんがかわいいなぁと思ったことを覚えてるんですが、あってます? すみません、曖昧なんでまちがってるかもですが、こういうシーンはあります。
今回も仕掛けが全く分かりませんでした。 楽園のような村で起きた奇怪な事件。ほんとに謎だった・・・。 他人と必要以上に関わらず、自給自足でささやかに生活できる村って、ちょっと憧れますね。自分の世界に閉じこもってられるわけですから楽なはず。 今回の舞台はそんな村でした。 お巡りさんが登場するのですが、...続きを読む彼がまたいい性格してて、思わず笑いがこみ上げてくる場面が多々ありました。高遠さんのようで、葉山くんのような。 話が面白くて一気に読んでしまったけれど、この本で一番心に残ったのは作者さんの後書きでした。 夏目漱石の話が載っていて、 『I love you』 という言葉を「愛しています」と訳した生徒に漱石が、「日本人が愛しているという言葉を口にするか」と言って、「ではなんと訳すのです」という質問に対して、 『君と一緒にいると、月が綺麗です』 と答えた。とありました。 有名な逸話なのかもしれませんが、私は初めてこれを知って、思わず感嘆の声をあげそうになりました。 後書きでは言葉の美しさについて触れられているのですが、この作者さんの物語に宿る雰囲気はこの逸話みたいに綺麗です。曖昧なものを曖昧なまま、だけど言い表せない雰囲気で、強く心に届く。そんな雰囲気が漂っていて、読んでいて心地いいです。
シンセミアのレポートで読書食傷気味になっていたのですが、やっと回復しました。回復できたのは、やっぱり好きな本のおかげでした。 そんなわけで高里さんの薬屋シリーズ。 ここらへんからどうも読んだような読んでないような、記憶が曖昧。読んだような気もする。でも、毎回新鮮。 今回は精霊というよりも神のような気...続きを読む高さが印象的。そのエピソードが書きたかったのであって、別にどのキャラクターのエピソードを書きたかったわけではないような気がする。イメージだけど。いつものように、どれかのキャラクターの言葉が心に衝撃を与えることは無かった。 とはいえ充分響いているのですが。 「だけど、どうしても行き詰まった時に、もし誰かが手を差し伸べて、それで皆が幸せになれるなら、助けて貰う事は決して罪悪じゃない。」 秋の言葉は、不思議と素直に心に落ちる。さーて、次は何を読もうかな。
薬屋探偵シリーズ第十弾。 いつもながらの世界構築の妙に酔いしれる。 植物に取り憑かれたような殺人事件。 住人(出身者)以外は入り込めない閉ざされた集落。 あんな解決?!という驚愕の結末。 真夏の白昼夢をお楽しみ下さい。
新刊。 この人のミステリーは本当に犯人が最後までわからない。 しかし、座木好きとしてはちょっと物足りなかった1冊。
毎回推理部分に「おぉっ!」と言ってしまいますね。 今作も秋の推理に驚かされました。 終盤で物語を引っくり返して引っくり返して、 って言う進み方がやっぱり好きですね。
植物に取り憑かれたかのような、不可解な姿を晒す遺体。さらにその山村には外から人が入れないという・・・。交通課ながら刑事の真似事を頼まれた悠竒は、この村出身だということが原因で現場に行けたものの、なかなか捜査は進まない。寂れた山村で連続して起こる事件の真犯人はいったい誰なのか??まるで出口をふさぐかの...続きを読むように崩れたトンネル。妖の仕業か、まやかしか。そのうちに依頼者とともに暮らす二人が死に、極度の緊張が一同を襲う。真相を突きとめるべく依頼を受けた、秋・座木・リベザルの薬屋三人組が現地で見たものとは――。 今回はザキの出番がホント少なくて寂しかったです。私の大好きなのは誰が何と言おうと座木なのっ・・・!!(笑)信じる者は救われる、じゃないけれど人を救おうとする神の姿にはじんとしました。こういう妖怪との関係は憧れます。紫陽花姉さんはカッコよくて素敵ですね。強がってしまうのもいいところの一つじゃない?シャドウのお一人と若干似てて気が合いそうだなーとか思ってみた。お巡りさんもいい味出してるけど、どうもキャラにかぶりがあるような感じ。キャラっていうよりパターンか??秋たちに理解を示す稀有な大人・・・。
リべザルに出された算数問題、私もできなかったorz 高遠さんやシャドウコンビがいなくて、座木があんまり登場しなかったのは残念ですが、ゲストキャラが割と好きな感じの人でした。
薬屋探偵妖綺談シリーズ第10弾。 リベザルと秋のやりとりがたまらなく好き。今回はザキの出番が極端に少なかったような。まぁ、リベザルが可愛いからいいか。 しかし、なんかコレ、カテゴリをミステリィに入れててよいのだろうか。全くといっていいほど推理せず読んでます。だって、妖怪が出てきたらある程度なんでもあ...続きを読むりで予測不可能になっちゃうし。
依頼を受けて出かけた先では、そこの住人しか入れなくなった 不気味なトンネル。 不自然な環境と、不自然な人の死。 一体誰が犯人なのか。 むしろ犯人は『人』なのか『人以外』なのか。 今回もまた、ありえないというか範疇外と言うべきか そこですか?! と聞きたくなる人が犯人でした。 思いっきり論外にしてい...続きを読むたため、その予想はまったくせず…。 先入観って恐ろしいですね。 指摘されれば、そんな事があったな〜と思い返せるのですがw
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高里椎奈
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