ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
これは、「栄華」という幻想に憑かれた男達の物語である。話は、平清盛から始まらず、その栄華の原型を作った藤原氏、更には、本朝が範とした中国の叛臣伝から始まる。秦の趙高、漢の王莽、粱の朱い、唐の安禄山。彼等は真実、叛臣なのか。そして、万世一系の我が朝に、果たして真実、叛臣はあるのか。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
試し読み
1~16件目 / 16件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
壮大な歴史絵巻、開幕の書。 権力と栄華にとりつかれた人間の物語。 期待を持たせる第一巻。この先の展開が楽しみ。
大河ドラマ「平清盛」とは関係なく、平家物語に関心を持ち、解説本等をいろいろと読んでいるうちに、この作品に出会いました。 全16巻で、初めは原典の現代語訳をもとに橋本治が発展させた作品かなと思いましたが、第1巻をパラパラとめくってみると、冒頭にこそ「祇園精舎の鐘の声には」とあるものの、その後はどうも...続きを読む平家や源氏とはあまり関係ないことが続いていて、「?」と思ってしまいます。 しかも、18ページからは古代中国の秦の時代の話が始まります。 そして、ようやく日本に話が戻るのが285ページ。しかし、それは「飛鳥の巻」と題された章で、蘇我蝦夷や中臣鎌足の名前がでてきたりします。 背表紙の解説によれば「これは、『栄華』という幻想に憑りつかれた男達の物語である」とあります。 読み進めていくと、かつて日本史の授業で出てきた懐かしくもどんな人だったかは覚えていない名前が次々と出てきます。いや、それ以上に全然知らない人物が数多く登場しますが、次第に平家物語につながる何かが見えてくる作品です。 平家物語のことを考えるとき、それまでの歴史の中での男たちのドラマと、またそこに関わる女たちのドラマを、この作品を通して知ることで、さらに深い人間の真実が見えてくるのかも知れません。 そんな期待を抱きながら、平成24年1月現在、第5巻まで読みました。 日本史の知識がそれなりにないと、ちょっと読み進めるのは辛いと思いますが、平家物語に関心のある方には是非おすすめです。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
双調平家物語
新刊情報をお知らせします。
橋本治
フォロー機能について
「中公文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
だめだし日本語論
いちばんさいしょの算数1 ──たし算とかけ算
あなたの苦手な彼女について
生きる歓び
いつまでも若いと思うなよ
いとも優雅な意地悪の教本
いま私たちが考えるべきこと(新潮文庫)
失われた近代を求めて(上)
「橋本治」のこれもおすすめ一覧へ
▲双調平家物語1 序の巻 飛鳥の巻 ページトップヘ