作品一覧 2020/06/12更新 オールカラー 高齢者イキイキ! 大人気レクリエーション71(CDなしバージョン) 試し読み フォロー 原爆神話の五〇年 すれ違う日本とアメリカ 試し読み フォロー 手話を生きる――少数言語が多数派日本語と出会うところで 試し読み フォロー 治したくない――ひがし町診療所の日々 試し読み フォロー 治りませんように――べてるの家のいま 試し読み フォロー 悩む力――べてるの家の人びと 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 斉藤道雄の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 治りませんように――べてるの家のいま 斉藤道雄 統合失調症を理解するために手に取った。北海道のクリスチャン界では「べてるの家」はわりと有名なのではないかと思う。カトリックのうちの母も知っている。 患者さんたち(みんな統合失調症)のエピソードの中に、病院で同じ入院患者を刺し殺した人と、殺された人の家族のものがあった。重大な事件ではあるが、みんなそ...続きを読むろって教会に集まって故人を偲び、被害者の父親はこのままべてるの家を続けて欲しいと訴える。お互いの苦しみが痛いほどわかるからこそ、責めることなく、必要なのはべてるの家のような居場所であることをみんなで再確認する。人はここまで寛大な気持ちでお互いを助け、守り合うことができるのかと驚いた(そして泣いた)。それは病気をとおして得る人間性なのではないかと思う。 Posted by ブクログ 治したくない――ひがし町診療所の日々 斉藤道雄 「くらしと教育をつなぐ We」2022年12・1月号の「日々、手話、楽し。」という明晴学園の事務職員で手話通訳者で学園の写真を撮っている清水愛さんのインタビューを読んだ→この学園の校長だった斉藤道雄さんというジャーナリストを知った→著作を読みたいなと思った 北海道の浦河というところで、日赤病院の精...続きを読む神科医だった川村敏明先生が開いた小さな診療所の記録。 Posted by ブクログ 手話を生きる――少数言語が多数派日本語と出会うところで 斉藤道雄 知った気でいたことが何段階にも知らなかったことで上書きされていく。圧倒的多数による無意識の思い込みや一方的な対策など。効率重視や知ろうする努力を怠ることの危うさを強く感じる。 Posted by ブクログ 治りませんように――べてるの家のいま 斉藤道雄 精神障害者施設がべてるの家でのエピソードや理念が書かれている。手厚い就労支援と当事者研究を行うこの施設では、病気を治すことでなく病気と生きることを大切にしている。だからこその苦悩、豊かさを知ることができる1冊。 自分が病気になったときと同様に、精神障害者は病気を治したいと思っていて当然だと思ってい...続きを読むた。しかし、そうではない。病気があるから今のその人や人間関係がある。治る不安もある。治らないという諦めもある。幸せに生きるということの意味を考えさせられる。進歩的でないことがポジティブな意味合いをもつようになる。 病院の、医者が主役にならない、患者を主役に、という考えもとても良い。べてるの家と病院が同じ方向を目指しているのが誰にとってもメリットだと思う。 Posted by ブクログ 手話を生きる――少数言語が多数派日本語と出会うところで 斉藤道雄 卒論で使わせていただきました。 手話とは何か。歴史から現代の教育においての実態まで読みやすく分かりやすい。 Posted by ブクログ 斉藤道雄のレビューをもっと見る