独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
正編のときもそうでしたが、この続編でも、深くにも最終回で読みながら泣いてしまいました。
現実そんなに甘くないよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自分としては非常に地に足の着いたというか、今、必要でかつ重要なパートナーシップがここ描かれていると感じまし
...続きを読むた。要は、パートナーとの会話が必要、ということ。
こんなパートナーシップが築いてみたかったなと、人生折り返し点過ぎて、主人公夫妻より1回り以上年上の自分は思ってしまいました。
自分が心がドキドキするようなことを若い頃から求めていて、それを生き甲斐にしてきた部分はありますが、年齢経るとドキドキするにもエネルギーがいるので、最近は逆にドキドキするようなことにもう会わなくていいかなと思っていました。でも、これを読んだら、ちょっとまだドキドキするようなことしてみたいなと思いました。
(どちらかというと、りっちゃんが一緒に仕事をするようになったジュエリー作家さんの気持ちに近い)
ただ、りっちゃんやのんちゃんみたいな職人肌みたいなところはないので、自分の好きな分野や仕事で上を目指したい、というのは、思わないではないけどもう今の自分の人生ではどうやっても難しいので、結局そこをどうやって納得させていくかが難しいなと、お子ちゃまな自分はまだまだ悩んでいきそうです。
にしても、若い頃は、大人になれば自分も車を買うようになるかなと思っていましたが、まさか、新車はおろか中古車も買うことのない人生になるとは思いませんでした。もっとも、自分の乗りたい車は昭和の車なので、現在の車に移動の手段として以外で乗るのは苦痛でしかなく、かえってよかったのかなとも思いました。