加藤徹の作品一覧

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作品一覧

2023/02/08更新

ユーザーレビュー

  • 漢文の素養~誰が日本文化をつくったのか?~
    漢文の教養を持つ人々が日本という国家の転換期にどのような影響を与えてきたのか。特に明治期以降の漢文の素養を持ちつつ西洋語にも親しんだ日本知識人が近代以降の日本を成り立たせてる西洋由来の諸概念を適切に漢語に訳していった歴史は面白く読めました。
  • 貝と羊の中国人
    当たり前のことではあるが、中国人と日本人は違う。顔つきや肌の色は似た黄色人種で二者共に漢字を操る民族であっても、考え方も言葉も多くは異なる。誰も疑いようない事実ではあるが、最近化粧や食べるものが近づいてきた(グローバル化による均一化)せいなのか、黙っていればどちらが日本人か中国人か見分けがつかない事...続きを読む
  • 西太后に侍して 紫禁城の二年間
    上半期一番のノンフィクションにして読み物だった。
    パリ帰りで西太后に仕えた令嬢の回顧録だが、当時の清朝廷の文化や風習が克明で、着るもの食べるものという私の好物も満ち満ち。150品の食事、一日何度もの着替えとその都度のアクセサリー選び、謎のしきたりに女同士、また宦官から受ける嫉妬…。大奥だぜー。
    かな...続きを読む
  • 西太后に侍して 紫禁城の二年間
    たまたま並行して読んだ「地図と拳」で中国三昧の読書になりました。
    この本を読むまで、西太后という人がどんなに歴史に影響を及ぼした人が忘れていた。
    大国である清の宮廷がどんなだったか興味を持ったのですが、筆者の徳齢と西太后そして清の皇帝やその人事を大変興味深く読みました。

    日清戦争で日本がなぜ勝利で...続きを読む
  • 本当は危ない『論語』
     コロナ巣ごもりで再読する。
     高島俊男師が鬼籍に入られた今、加藤徹先生を中国古典の水先案内人と頼んでいる。
     巻末に諸星大二郎『孔子暗黒伝』への言及があるのは嬉しい。

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