作品一覧 2020/04/03更新 愛蔵版 モリー先生との火曜日 試し読み フォロー 十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め 試し読み フォロー 人生を支える聖書のことば 試し読み フォロー ステップアップ翻訳講座 ──翻訳者にも説明責任が 試し読み フォロー 複眼思考のすすめ 非合理が文化を作る 試し読み フォロー モリー先生との火曜日 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 別宮貞徳の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 愛蔵版 モリー先生との火曜日 ミッチアルボム / 別宮貞徳 / 坂川栄治+鳴田小夜子(坂川事務所) / 秋山花 生きるということは与えるということ。 モリー先生の言葉を通して、日々の生き方について見直そうと思った。私は人に与えることより、自分の得を優先してしまいがちである。損得勘定ばかり。 モリー先生は違う。自分が病に侵され、余命いくばくもない状態でも訪ねてくる人々の話を聞き、心を寄せる。そんな先生の周りには...続きを読む人が集まり、先生の言葉を周りに伝え、いつまでもいつまでも語り継がれていく。肉体は死んでも、先生の言葉は皆の心の中で生きているのだ。自分もそんな人物になれるだろうか。モリー先生の生き方を少しでも真似したい、私も死んだら誰かに思い出してもらえるようなそんな人になりたい。図々しくもそう思った。 死は誰にでも訪れるのに、ずっと遠くにあって今日という日は当たり前に生きられると思って疑わない。でもそんなことはない。いつ死ぬかもわからない。 「いかに死ぬかを学べばいかに生きるかも学べる。」 死を意識すると、毎日の生き方が変わる。毎日を無駄に生きないために、大切に過ごしたい。家族や周りの人を大切にして、愛を伝えて生きていきたい。そう改めて思える大切な一冊となった。 Posted by ブクログ 十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め チャールズ・ホーマー・ハスキンズ / 別宮貞徳 / 朝倉文市 豊富な知識や調査、鋭い分析に裏打ちされた西洋中世史の専門的書物である一方、分かりやすさ、という点にも配慮されている。素晴らしい。 また章を分け、それぞれの分野に沿って十二世紀ルネサンスを多角的に解体していく著者の胆力には圧倒される。 中世暗黒時代と呼ばれる決まりきった歴史概念と対峙していく精神にも拍...続きを読む手を送りたい。 千年以上にも長きにわたる大きな時間を安易にダークだと断定するのは勿体無い。 日本のファンタジー愛好者たちの作品を分析する際、強い批判的視点にもなり得る。 Posted by ブクログ モリー先生との火曜日 ミッチアルボム / 別宮貞徳 効率性や目に見えるものに心も奪われ、満たされない気持ちの中で如何に生きていけば分からなくなる中、読みながら何度も何度も心が揺さぶられた本。20世紀を代表する本の一つとして後世まで読まれると確信するし、もっと広く読まれるべき本の一つ。 与えられることを与えること(それは物でもなく、経験や知識、人の話を...続きを読む丁寧に聞くことも)の大切さを深く考えた。 そして死を学ぶこと、それが生きることを学ぶことであること。 「死を目の前に控えてここに座っている私に言えることは、かねや権力をいくら持っていても、そんなものはさがし求めている感情を与えてくれはしないっていうこと。 それをいちばん必要としているときにね」 モリー先生は、わたしたちは「いまの文化」に騙され、流されているという。でも、モノも、お金も、名声も、権力も、人を幸福にしない。けれど「いまの文化」はそれさえ手に入れればバラ色の人生が待っていると私たちに教える。そして人々はそれに騙されている。 身につまされる思い。 行動を変えようと思う。 Posted by ブクログ モリー先生との火曜日 ミッチアルボム / 別宮貞徳 押し付けがましくも、わざとらしくもなく、けれどスッと入ってくる率直な言葉が素敵でした。 相手を尊重していなければ、トラブルが起こる。 妥協を知らなければ、トラブルが起こる。 ふたりの間のことを率直に話せなければトラブルが起こる。 人生の価値観が共通でなければトラブルが起こる。 相手を受け入れ、許...続きを読むし、わかり合い、大切なものが同じだと信じれることを大事にしたいと思いました。 私にとって生きるっていうのは、相手の気持ちに反応できることなんだな。 など、相手を思いやること、愛することの手がかりがたくさんあったように、思います。 Posted by ブクログ モリー先生との火曜日 ミッチアルボム / 別宮貞徳 再読。15年ぶりぐらいかな。コーチ(≒師)を持てるか持てないかは、人生において重要なことの1つだろう。愛(≒博愛)を語る。訳者あとがきにもあるが、こういった本質的な語りがいつの世にも必要なのだろう。嘲笑せず、蔑まず...。また、いつか読み返したい一冊。 Posted by ブクログ 別宮貞徳のレビューをもっと見る