清水真木の作品一覧

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作品一覧

2024/04/30更新

ユーザーレビュー

  • 新・風景論 ──哲学的考察
    久々にちゃんとした哲学的考察を読んだ。ああ、ネットの時代になってもこういうものはちゃんと存在してるんだな。とてもとてもうれしい。地平ではなくなったもの、という主張への違和感は、少し時間をかけて考えてみたい。
  • 友情を疑う 親しさという牢獄
    親しい友人がいることは無条件にいいことだと思われている。
    友人の数が、すなわちその人間の価値だとみなす風潮がある。
    TwitterやFacebookなど、ソーシャルネットワークでも、フレンド数の多さが競われたりする。
    名刺の数が「人脈」と称され、仕事の能力とほぼイコールだと考えられている。
    確かに、...続きを読む
  • これが「教養」だ
    201112/
    教養とは「公共圏と私生活圏を統合する生活の能力」/
    公的な生活と私的な生活のこのような衝突という難問を巧みに解決する能力こそ「教養」とよばれるべきものである/
    少し抽象的な言い方をすれば、一人の人間が帰属している複数の社会集団、組織のあいだの利害を調整する能力ということになる/
    バラ...続きを読む
  • 友情を疑う 親しさという牢獄
    本文中に何度も現れる「友人とは何か、友情とは何か」という問いに哲学の歴史の中で答えは3通り。
    一つ目が、友情とは公共の空間を成立させるための基盤であるとするもの。
    二つ目が、本当の友人とは自分の「分身」であるとするもの。
    三つ目が、利害の一致などでの親密な雰囲気を友情とするもの。

    実感に近い、三つ...続きを読む
  • ニーチェ入門
    正直今の自分には不要かなと思っていたが、新しい発見や理解が中途半端だったところの補強を得ることができた読書経験だった。ドゥルーズやバタイユなどのフランス現代思想家のニーチェ解釈は場合によっては害になるなど、自分の論を歯に衣着せぬ物言いで主張していく筆者の姿に感銘を受けた。

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