押川春浪の作品一覧

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作品一覧

2024/04/12更新

ユーザーレビュー

  • 黒岩涙香集 ――明治探偵冒険小説集1
    明治探偵冒険小説。

    【幽霊塔】
    英国貴族の丸部道九郎は、叔父(跡継ぎ養父)の丸部朝夫の命により、倫敦から離れた田舎町の時計塔屋敷を買い取る。
    丸部一族は、英国王ランカスター家に繋がる血筋だが、最後の国王顕理(へんりい)六世の代に、当時の丸部主人が何やら大いなる秘密を隠すためにこの時計塔を建てたらし...続きを読む
  • 快楽亭ブラック集 ――明治探偵冒険小説集2
    私は「快楽亭ブラック」といったら立川談志や桂三枝の弟子出身の落語家さんを連想してしまうのですが(名前だけで、演目を聞いたことはないが)、こちらは初代ご本家の「快楽亭ブラック」です。現代の落語家さんは「二代目」らしい。
    漫画『美味しんぼ』でも、来日して落語家になりこの名前を襲名したアメリカ人キャラクタ...続きを読む
  • 押川春浪集 ――明治探偵冒険小説集3
    【銀山王】
    『紅海の波と印度洋の波とが合する処に、亜典(アデン)と云う綺麗な港がある。洋々たる亜典湾の波を隔てて遥に阿弗利加(アフリカ)大陸に対し、ここは橄欖(かんらん)の花咲く亜剌比亜(アラビア)の南浜(なんぴん)ではあるが…』
    …というなかなか豪奢な描写で始まる一品。

    この美しいアデンの港町で...続きを読む
  • 海底軍艦(1)

    一世紀前の作品とは思えない

    一世紀以上前の日本のSF小説の嚆矢とも言える作品である。冒険少年小説とも言える。ジュール・ヴェルヌを例に出すまでもなく、SFは現実に先行し現実の方向性を示唆することが多いが、本作品の潜水艦もその例にもれない。今読んでも一世紀前の作品とは思えないところが多々ある。

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