澤田ふじ子の作品一覧

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2019/01/18更新

ユーザーレビュー

  • 公事宿事件書留帳一 闇の掟
    もう何回目でしょう
    木枯らしの便りが届く頃になると
    澤田ふじ子さんを
    読みたくなります

    何年か前に
    読んだはずなのですが
    ほとんど忘れてしまっているので
    なぜか ものすごく新鮮に
    感じてしまうのです

    理不尽に虐げられた
    市井の人が救われていく

    その一つ一つの物語を読むたびに
    気持ちの中に心地よ...続きを読む
  • 公事宿事件書留帳十八 奇妙な賽銭
    公事宿事件書留帳シリーズ18巻。かたりの絵図・暗がりの糸・奇妙な賽銭・まんまんちゃんあん・虹の末期・転生の餅・6話。表題作『奇妙な賽銭』最近、夜毎どこかの貧乏長屋に銭が投げ込まれるという事件が京の町で起きていた。東町奉行所同心が夜見廻りをしていると、犬に吼えられている笠を被った小男を助けた。懐に大金...続きを読む
  • 公事宿事件書留帳一 闇の掟
    京都のお侍、というちょっと変わった設定のお話。

    京都の町奉行同心の長男でありながら本妻の子である弟に気を使い、放蕩のふりをして家を飛び出した菊太郎は、公事宿(訴訟人専用旅篭)鯉屋に居候して、鯉屋に持ち込まれる事件を解決していく。

    時に法を超えた手段も取る、なかなか決断力のある菊太郎だが、弱いもの...続きを読む
  • 惜別の海(下)
    秀吉は当時の朝鮮の人達や日本人にどれだけ酷い事を行ってしまったのかが良く分かる。名護屋城に動員された人数は28万人近くにふくれ上がり出兵先の朝鮮国の捕虜を日本に連行、奴隷として売買した事は蛮行というしかないし心が痛む。また謀叛を企んだとの言われなき罪で秀次の愛妾その他39名が処刑される場面はなどは可...続きを読む
  • 惜別の海(中)
    千利休の「利休百回記」の存在や豊臣政権の中で置かれた位置などから自分の死期を予測できる病を持っていた。秀吉に卑屈に命乞いをすれば生涯をかけて大成した茶湯がおとしめられるからだ、というのは頷ける感じがした。朝鮮出陣の為に、玄海灘を臨む佐賀県唐津市の東松浦半島に突貫工事で作られた名護屋城。日本全土から百...続きを読む

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