作品一覧 2020/12/04更新 アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム 試し読み フォロー シャオミ(Xiaomi) 世界最速1兆円IT企業の戦略 試し読み フォロー ジャック・マー アリババの経営哲学 試し読み フォロー テンセントが起こす インターネット+世界革命 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 永井麻生子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム 廉薇 / 辺慧 / 蘇向輝 / 曹鵬程 / 永井麻生子 難読書 やっと一読できました 見慣れない中国企業名、わかったようでわかっていなかった金融用語、そして、IT用語。加えて、箇条書きの改行をとって一文につめこんだような、凝縮された各ページ。要所で、用語を調べるために、何度もスマホに打ち込んでいました。 恐るべき中国金融のテックフィン(アリババはフィン...続きを読むテックではないと言っている)、日本の金融システムとは異質だが、解放感がある。 要点 ・アントフィナンシャルは、アリババの金融部門ではなく、金融プラットフォームである ・アリババは、既存の金融機関とはすみわけをする。(これをインクルーシブ・ファイナンスといっています) ・既存の金融機関が上記20%を対象とするならば、インクルーシブ・ファイナンスは、のこりの80%を対象とする。だからアント⇒蟻。ロングテールで稼ぐ。 スマホ決済、しかもスマホカメラで対応できる安価なQRコードを使う 信用市場がなかった中国に新しいマーケットを作った。裁判所での対応も与信に組み込んでいる。 ・アリペイ 決済 ・余額宝 資産運用 ・保険 ・花唄、仮唄 マイクロクレジット ・芝麻信用 信用情報 膨大なビッグデータと、AIを背景に金融クラウド セキュリティ(生体認証)、リスク管理(個人ごとに金融商品の金額を算定) DX:単なる言葉ではなく、たくさんの入力項目を必要とする金融商品の申し込みを、口座名とパスワードだけで実現 融資は、4分で完結 すぐ借りられて、すぐ返せるしくみ 等 目次は以下 はじめに 第1部 ゲームチェンジャー・アリペイ 第1章 アリペイの誕生 第2章 アリペイの野心 第2部 アリが夢見るインクルーシブファイナンス 第3章 余額宝がもたらす資産運用革命 第4章 インターネット時代の零細企業融資 第5章 信用を財産に 第3部 金融の勢力図を塗り替える 第6章 1匹のアリが作る新金融エコシステム 第7章 グローバルな発展の未来図 第8章 農村金融の荒野を開墾する 第9章 オープンプラットフォーム あとがき Posted by ブクログ アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム 廉薇 / 辺慧 / 蘇向輝 / 曹鵬程 / 永井麻生子 アリババの決済部門を担うアントフィナンシャルの立ち上げから現在に至るまでを詳細に解説した本。 独身の日における凄まじい量の決済データをクリアするため、OSやデータベースソフトまで自前で作り出してしまうパワーは今の日本企業に無いものです。 企業が歩んできた事実を中核メンバー1人ひとりの個性も絡めて...続きを読む著しているので、迫力のある企業小説のように読むことができます。 Posted by ブクログ ジャック・マー アリババの経営哲学 張燕 / 永井麻生子 先日東大で開催されたシンポジウムで、ジャックマーと孫正義の話を聞いてきた。すっかりジャックマーのファンになってしまった。この本にもあるように、この人には虚栄心がない。人格的にも稀有な経営者であることを感じた。虚栄心がない(または虚栄心を乗り越えることの重要性を悟った)人間は強い。だって、誰もがそれに...続きを読む振り回されてしまうのだから。 Posted by ブクログ アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム 廉薇 / 辺慧 / 蘇向輝 / 曹鵬程 / 永井麻生子 アリペイを提供するアントフィナンシャルの本。 あまり日本では知られてない・報道されてない内容に思う。 圧倒的に先をいっている。 テックフィン企業。 小さなところへの集中。 信用。 Posted by ブクログ ジャック・マー アリババの経営哲学 張燕 / 永井麻生子 『私たちは、仕事のためではなく、人生を楽しむために生まれてきた。何を為すかではなくどう生きるかだ、と自分に言い聞かせている。 事業ばかりにこだわって、生き方をないがしろにしたらきっと後悔するだろう。どれほど事業で成功しても、どれほど偉大で、どれほど素晴らしい仕事でも、そればかりにかまけていては、き...続きを読むっと後悔するだろう。 私たちがこの世に生まれてきたのは、人生のさまざまな出来事を味わうためだから。ー馬雲』 素晴らしい。感動した。 12章の哲学全てに学びがあった。良かったなぁ。 Posted by ブクログ 永井麻生子のレビューをもっと見る