永井麻生子のレビュー一覧

  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    難読書 やっと一読できました 見慣れない中国企業名、わかったようでわかっていなかった金融用語、そして、IT用語。加えて、箇条書きの改行をとって一文につめこんだような、凝縮された各ページ。要所で、用語を調べるために、何度もスマホに打ち込んでいました。

    恐るべき中国金融のテックフィン(アリババはフィン...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    アリババの決済部門を担うアントフィナンシャルの立ち上げから現在に至るまでを詳細に解説した本。

    独身の日における凄まじい量の決済データをクリアするため、OSやデータベースソフトまで自前で作り出してしまうパワーは今の日本企業に無いものです。

    企業が歩んできた事実を中核メンバー1人ひとりの個性も絡めて...続きを読む
  • ジャック・マー アリババの経営哲学
    先日東大で開催されたシンポジウムで、ジャックマーと孫正義の話を聞いてきた。すっかりジャックマーのファンになってしまった。この本にもあるように、この人には虚栄心がない。人格的にも稀有な経営者であることを感じた。虚栄心がない(または虚栄心を乗り越えることの重要性を悟った)人間は強い。だって、誰もがそれに...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    アリペイを提供するアントフィナンシャルの本。
    あまり日本では知られてない・報道されてない内容に思う。

    圧倒的に先をいっている。
    テックフィン企業。
    小さなところへの集中。
    信用。
  • ジャック・マー アリババの経営哲学
    『私たちは、仕事のためではなく、人生を楽しむために生まれてきた。何を為すかではなくどう生きるかだ、と自分に言い聞かせている。

    事業ばかりにこだわって、生き方をないがしろにしたらきっと後悔するだろう。どれほど事業で成功しても、どれほど偉大で、どれほど素晴らしい仕事でも、そればかりにかまけていては、き...続きを読む
  • ジャック・マー アリババの経営哲学
    2024/05/30読破 

    一言 今日は昨日までの総括。

    感想 ジャックマーの精神と、確固たる信念からやりたいこと・実行したことが著者の推測と共に記載してあり、面白い物語でした。

    下記は印象に残った点
    p38
    ナマケモノによってこの世界は支えられている
    努力したら、成果が出るとは限らない


    ...続きを読む
  • シャオミ(Xiaomi) 世界最速1兆円IT企業の戦略
    口コミの肝は、消費者の期待を超えること。

    いつ何をやるべきか決める
    誰に何をやらせるか決める
    いかに人に全力を尽くしたいと思わせるか

    「ビジネスを成功させるうえで最も大切なことは、友人を増やし、敵を減らすこと」
    孫子の兵法にも書いてあった、コウダプロのHPにも似たようなこと書いてあったな

    偉大...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    結構、ボリューミーな一冊。アントの中核事業である信用部門のビジョン・ミッションが「信用の空白を埋めるということが芝間信用の役割」であることが良く分か。同社が個人情報保護のSIOも取得していたことを知らなかった。意味不明な理由で中国叩きをする人にこうしたChina Digitalの側面を知ってほしい。
  • シャオミ(Xiaomi) 世界最速1兆円IT企業の戦略
    シャオミの凄さがこれでもかというぐらい書いてありました。。これぐらい突き抜けた哲学をやり切る力が欲しい。。
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    技術後進国がイノベーションによって一気に技術立国になることがある。レガシーのジレンマがなく最新技術をフル活用できるからだ。アントフィナンシャルの躍進はまさにそれであろう。本書で描かれる蟻たちの集合体は世界最先端の金融エコシステムであり、農村金融のようにテクノロジーで裾野まで拾い上げる様はこれまで金融...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    廉薇、辺慧、蘇向輝、曹鵬程著、永井麻生子訳『アントフィナンシャル 1匹のアリがつくる新金融エコシステム』(みすず書房、2019年)はアリババ・グループの金融関連会社「アントフィナンシャル」を取り上げた書籍である。アントフィナンシャルはキャッシュレス化など中国の金融を大きく変えている。
    アントフィナン...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    ・アントフォーチュン
    ・芝麻信用
    ・保険の内容

    などなど、実際にあまり知られていない部分がよくまとまっていた。やっぱり、若いうちは早めに中国か東南アジアの成長領域にいかないとってほんとに思った。
  • ジャック・マー アリババの経営哲学
    アリババ創業者の馬雲氏の半生に添いながら、アリババ創業までとその後の歴史の中で、馬雲氏の考えや発言をベースにアリババへの想いが書かれた本。
    はっきり言ってアリババの創業秘話は全くの無知だったので、非常に意外であったのと、馬雲氏の人となりが知れたこと、自分にも還元できる良い考えが数多く書いてあり、前半...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    アリババグループが率いるアント・フィナンシャルの事業については、信用評価サービス「ジーマ・クレジット」が取りざたされることが多い。しかし、最初期の金融サービスである決済の「アリペイ」を始めとして、様々な金融領域に拡大した彼らの事業について、なかなか全貌をつかむのは難しい。本書は、北京大学のデジタル金...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    まず書籍としての品質が高い。調査して、正しく書籍として書かれている印象を受ける。アメリカのバスワード一発なワイヤードな感じの書籍より数倍情報量があり、読み応えがある。また、途中のエピソードで、squareに学びに行って学びが何もなかったと言うものがあるけれど、その通り、ファイナンス分野で、グラミンの...続きを読む
  • ジャック・マー アリババの経営哲学
    ジャック・マーという経営者には興味があります。

    この方は学校の先生が似合うと思っていましたが、

    まさに生い立ちを読むとその通りだったのですね。

    非常に真面目な方に見えますから。

    失敗を繰り返し、その先にある今の成功。

    アリババという企業でさえそうなのです。

    失敗を恐れず、行動を繰り返し、...続きを読む
  • シャオミ(Xiaomi) 世界最速1兆円IT企業の戦略
    ふっきーがお勧めしていたので読んでみた。

    シャオミは中国のIT企業。ハード、ソフト、インターネットサービスの「鉄のトライアングル」を事業領域とし、ハイスペックで安価なハードで顧客を獲得し、ソフト、インターネットサービスで収益をあげている。

    最も印象的かつ実践で役立っているのは「ディテールに拘るこ...続きを読む
  • ジャック・マー アリババの経営哲学
    ジャック・マーのこれまでを12章に分類し、それぞれの観点から述べた本。章の中も小分けにされており、どこからでも読み進められる構成になっている。

    ジャック・マー、アリババについては昨年の上場に加え、ソフトバンクの孫社長が出資をしていることでも名が知れている。しかしながら、ジャック・マー自身の考え方や...続きを読む
  • ジャック・マー アリババの経営哲学
    『世界中のあらゆる商売をやりやすくする』、『中小企業を助ける』、このシンプルで物凄く強い使命感を馬雲が持っているからこそ、一見非合理な判断がアリババの長期的な強みになりえる。
    熱いね!
  • テンセントが起こす インターネット+世界革命
    創業者のポニー・マーが書いた本のため、どうしても主観としての主張が多い内容になってしまった。
    第三者がテンセントをどう評価しているのか。
    今までのインターネット企業と、どの部分が一線を画しているのか。
    そういう点を知りたければ、正直言って物足りなさを感じるだろうと思う。
    テンセントならではの独自の戦...続きを読む