phaさんの本が大好きです。phaさんの本は私にとって、読むこと自体がセラピーみたいなもので、心を癒すために定期的に読んだ方がいい。
効率的じゃなくても、生産性がなくても、がんばれなくても、誰の役にも立てなくても、生きてて良いんだよって思えてくる。
この本も共感の嵐だった。
共感度ランキング
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1位:窮屈な服、体を締め付けるアイテムが極度に苦手
私も全く同じ!ブラジャーもできない(phaさんはブラジャーしてないと思うけど)。若い頃も苦手だったけど、年取ってからは、ますます締め付けに弱くなった。ゆるくて肌触りの良い服だけ着たい。
2位:ときどき頭の中がワーッとなる
phaさんの対処法は、歩く、水を飲む、お気に入りの布で顔を擦る、歌、だそうだが、私は、歩く、漫画を読む、寝る、耳を揉む、など。
3位: “自分が揚げ物を食べることじゃなくて、走ることや仕事をすることに依存していたら、もっとまともっぽい人間になれたのかもしれないと思う。だけど、その場合、酒やタバコ何かに依存してしまうのは、ただのダメ人間だ、自分はそんなダメ人間じゃない、とか考えるような融通の利かない人間になってしまっていたかもしれない。”
私も、もし自分がダメ人間じゃなかったら、例えば多くの人が簡単にできることをできない人は努力が足りないんだと思ったり、弱い立場の人を見下してたりしたかもしれない。それは本当に怖いことで、自分がダメ人間でよかったなって思うことの1つです。
生きるのが苦しくなってしまうのは、無理をしているからかもしれない。自分がダメ人間だということを自覚して、できることをできる範囲でだけやるようにすれば良いのかもね。周りの人からは呆れられるかもしれないし、愛想つかされて見捨てられるかもしれない。でも、無理しないと続かない人間関係なんて、無くなった方が幸せかもしれないし。