作品一覧 2024/01/26更新 カラー版 東京鉄道遺産100選 試し読み フォロー 関東大震災と鉄道 ――「今」へと続く記憶をたどる 試し読み フォロー 外国人が見た日本 「誤解」と「再発見」の観光150年史 試し読み フォロー 30年でこんなに変わった! 47都道府県の平成と令和 試し読み フォロー ゼンリン 住宅地図と最新ネット地図の秘密 試し読み フォロー 地形で解ける!東京の街の秘密50 試し読み フォロー 地形と地理で解ける!東京の秘密33 多摩・武蔵野編 試し読み フォロー 地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺 試し読み フォロー 地形を感じる駅名の秘密 東京周辺 試し読み フォロー 地形を楽しむ東京半日散歩30 試し読み フォロー 「水」が教えてくれる東京の微地形の秘密 試し読み フォロー 1~11件目 / 11件<<<1・・・・・・・・・>>> 内田宗治の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺 内田宗治 あーー、面白かった。 知人曰く、ブラタモリと近しい話題だね、とのことだったけれど、関東の鉄道と馴染みの深い生活を長くしていた身からすると、発見が多く楽しい一冊だった。 馬車鉄道という歴史をまず知らなかったし、線路を引くときの考慮要素(寄りたい町を通らせる、用地買収が難しそうな場所を避ける、山谷崖な...続きを読むど地形的障害物をなるべく避ける、大きな川は直角に渡る、急カーブ急勾配を避ける)というのも良くわかってよかった。 街道と関係ありなしで作られた鉄道の変遷も面白かったし、山手線の上半分と下半分の土地的性格や、北品川の由縁、関東大震災とその鉄道への影響、東急の当時の社長の先見の明の度合いなどなど……読んでよかった。 読み物として面白い。 この辺りのネタに興味のある人にはぜひ薦めたい一冊。 Posted by ブクログ 地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺 内田宗治 P114- 新河岸川、川越街道と東武東上線 軍関係がなぜかスルー。私の乏しい知識でも成増、板橋、朝霞、所沢、川越(上福岡) 川越工廠では、新河岸川の水運も構想にあったとか。危険物は自動車、工員と安全な荷物は、上福岡駅と南古谷駅を利用ですって。 P132 関東大震災 都心の震度が5-6。 P136 普...続きを読む通は不通かと P150 万世橋駅・須田町の衰退は道路のせい。 P173 成城学園前駅が昭和2年で2面4線。 P188 東京山手急行電鉄 未成線をここまで書きますか?なこだわり。 P209 「もはや戦後ではない」って、経済白書が言いたかったのは、戦前の経済水準を越えました。これからは復興需要は一段落で今までの考えを修正しましょうって、調子こいてる雰囲気をいましめるつもりだったかと。 P237 さいたま市西区と川越市間(だけじゃないけど)荒川堤防がスーパー化中なのですが、旧規格の川越線の部分だけは堤防が低くなってます。越水のときは犠牲になるのは確実。 Posted by ブクログ ゼンリン 住宅地図と最新ネット地図の秘密 内田宗治 面白かった。で終わらしてはならぬな。 少し前の出版物なので、今は変わっている部分もあるだろうが、ゼンリンの地図の作り方、更新の方法、使用する筆記用具(4色ボールペンの色毎の意味、そして桃色は特注!)、調査の方法等の内部情報は興味深かった。 ハザードマップやGPSの利用、ナビゲーションシステム。 ...続きを読む技術の進歩とともに、都市の発展とともに新たな情報を組み込んだ地図は必要とされ続けてきた。 目的によって必要となる情報は異なる。 情報ごとに分けたレイヤーは1000に及ぶという。 震災直後の地図の重要性からも、どれだけ技術が発達しても人の手と足と耳(口)を使ったアナログな方法は、おそらく残り続けるんだと思う。 地図を必要とするのがヒトである限り。 Posted by ブクログ 外国人が見た日本 「誤解」と「再発見」の観光150年史 内田宗治 明治維新、開国から現在まで外国人観光客の誘致の歴史を俯瞰する。外国人の求める日本と日本人の見せたい日本のギャップが興味深い。 外国人向けの観光ガイドブックに記される観光スポットは日本人のイメージと時に大きく異なる。京都の伏見の鳥居などはその顕著な例。 明治から大正、昭和戦争を経てその後平成、令和...続きを読むまで、外国人観光客を増やそうとする歴史について語られる。 最終章は偶然ながら観光産業のリスクについて。戦争、テロのほか伝染病によるリスクについて指摘を奇しくも筆者の懸念は新型コロナウィルスの蔓延により的中してしまった。 壮大なテーマをコンバクトに解説。新書ならではと一冊。 Posted by ブクログ 「水」が教えてくれる東京の微地形の秘密 内田宗治 案外起伏に富んだ東京の地形。微地形を元に開発以前の湧水からの水の流れを解説する。3D地図を駆使し地形と開発の歴史が良く分かる。 筆者の本はこのじっぴコンパクトから多く出版されている。いずれもカラー図版を活用し地理と地形を解説したもの。 本書は23区を中心に微地形を解説。特に皇居周辺の記載が豊富。...続きを読む同じ濠でも水源や水面の高さが、異なったり神田川の流れを本郷台地を貫くように変えたり(現代の御茶ノ水駅付近)、江戸の街の開発の歴史の痕跡をたどる。 他にも渋谷川だったり古川だったり、港区などの複雑な地形に関する記載も。 本書を片手に「地形読み取り散歩」を堪能したい。 Posted by ブクログ 内田宗治のレビューをもっと見る