金森修の作品一覧

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作品一覧

2023/05/31更新

ユーザーレビュー

  • 病魔という悪の物語 ──チフスのメアリー
    コロナ禍の時に発売された理由がわかった。
    付箋をしながら読んだ本。
    これはかなりの勉強になりました。
    知らずに人に病気をうつしている……無症状のコロナ患者さんもいたよね。
  • ベルクソン 人は過去の奴隷なのだろうか
    感動したかと言われれば、かなり感動した。
    著者の息遣いを感じる。

    ベルクソン初学で読み、唯物論的世界観に生きながら唯物論的ではない世界観に触れた。金森ーベルクソンの「唯心論」は現実的、常識的に感じる。全て数式で説明付けられるとは、必ずしも言えない、というのは僕には痒い所に手が届く意見。「必ずしも言...続きを読む
  • 病魔という悪の物語 ──チフスのメアリー
    公衆衛生と個人の自由の問題は難しい.この本はチフスのメアリーとして世界中に固有名詞のように知れ渡った女性個人に光を当て,健康ではあるが保菌者であったために35年間も隔離されて生きたことについて問題提議し.読者に問いかけている.新型コロナウィルスの脅威にさらされている今,切実な問題だ.文章もわかりやす...続きを読む
  • 病魔という悪の物語 ──チフスのメアリー
    「チフスのメアリー」症例がステレオタイプ化されてゆく過程をていねいに追ったモノグラフ。今回のコロナウイルス禍をうけて再版されたようだが、たしかに、いま読む意義は大きい。内容はポイントを押さえ、深いが、プリマ—新書のフォームで平易かつ簡潔、コンパクトにまとめられている。

    二〇世紀初頭、アメリカ。移民...続きを読む
  • 科学の危機
    哲学者の考える科学の話だが,教えさせられる点が多い.科学者の仕事が個人で完結した時代から,次第に社会との接触が始まり,さらに社会から規制される過程を克明に描写している.「古典的規範」がCUDOS,さらにはPLACEになっていく.多くの科学者の事例を取り上げていることも理解しやすい構成だ.国家が主導す...続きを読む

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