ベルクソン 人は過去の奴隷なのだろうか

ベルクソン 人は過去の奴隷なのだろうか

990円 (税込)

4pt

3.9

君のなかの<純粋持続>を探せ!

日常生活をおおい尽くす<空間的なかさぶた>の下から聞こえてくる<純粋持続>の声。溢れ出るような持続のつぶやきに耳を澄まし、難解なベルクソンの時間論を読み抜き、あらたな解釈の地平を開く。

[内容]
第一章 純粋持続を探せ
『創造的進化』にまつわる間奏曲
第二章 押し寄せる過去と、自由の行方
ベルクソン小伝
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ベルクソン 人は過去の奴隷なのだろうか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    感動したかと言われれば、かなり感動した。
    著者の息遣いを感じる。

    ベルクソン初学で読み、唯物論的世界観に生きながら唯物論的ではない世界観に触れた。金森ーベルクソンの「唯心論」は現実的、常識的に感じる。全て数式で説明付けられるとは、必ずしも言えない、というのは僕には痒い所に手が届く意見。「必ずしも言

    0
    2021年04月24日

    Posted by ブクログ

    ベルクソンの哲学を「純粋持続」をキーワードに読みほどく。薄いけれども単なる要約ではなく、大変わかりやすく、また読んでいると明るい気持ちになる。個人的には記憶が身体に蓄積されているというふつうの空間的イメージを否定しているところが面白かった。それならどこにどう存在しているのか、それはいろいろ想像の余地

    0
    2016年12月05日

    Posted by ブクログ

    とても平易な解説だし、著者の熱い思いがあふれ出してきそうな良書。
    哲学というとただ形而上の小難しい概念を小難しい顔してこねくり回しているという印象があるかもしれないけど、本来はこんなふうに、熱い衝動から生まれるべきものなのだと思う。

    が、しかし。。。
    それでも僕には「純粋持続」の概念がわからない。

    0
    2015年01月22日

    Posted by ブクログ

    「純粋持続」-時間を考える上(かつ私が生きる上で)で重要なこの概念を丁寧に本書は解きほぐしている。私自身、ベルクソンはかじった程度なので、これを機に原著を深く読み込んでみようという気になった。

    以下、気になった記述。
    ・「要するに純粋持続は、質的変化が次々に起こること以外のものではないはずであり、

    0
    2011年04月05日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    日常生活をおおい尽くす「空間的なかさぶた」。
    その下から聞こえてくる持続のつぶやきに耳を澄まし、自分自身を発見する旅へと誘う。

    [ 目次 ]
    第1章 純粋持続を探せ(量と質との戦い;純粋持続とはなにか)
    『創造的進化』にまつわる間奏曲
    第2章 押し寄せる過去と、自由の行方(知覚という

    0
    2010年06月07日

    Posted by ブクログ

    感覚と時間を数量的にとらえることの限界を指摘し、自然科学一元論的な考えを批判することがベルクソンの目的で会ったようだ。ささっとベルクソンの知識を付けるのにはよかった。

    概念整理
    〈純粋持続〉数量的にとらえられない、確かにあるとしかいえない時間の流れ。人間のみに存在する。
    〈物的な持続〉時計、暦など

    0
    2021年02月22日

    Posted by ブクログ

    一切知識がなくても、興味さえあればなんとかわかった様な気になる。
    つぎは再読するか、本人著を読むか。

    0
    2010年08月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょっと触りたい人には良いのではないでしょうか。若干逃げの姿勢が気になりますが、それはそれとして読み物としては悪くないと思います。

    0
    2011年09月10日

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