作品一覧 2022/09/16更新 妹背山婦女庭訓 試し読み フォロー 青いリボン 試し読み フォロー 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語 試し読み フォロー あなたの本当の人生は 試し読み フォロー 妹背山婦女庭訓 試し読み フォロー かなしみの場所 試し読み フォロー 戦友の恋 試し読み フォロー 空に牡丹 試し読み フォロー 宙の家 試し読み フォロー それでも彼女は歩きつづける 試し読み フォロー たとえば、葡萄 試し読み フォロー チョコリエッタ 試し読み フォロー ツタよ、ツタ 試し読み フォロー ツタよ、ツタ 試し読み フォロー 虹色天気雨 試し読み フォロー ビターシュガー 虹色天気雨2 試し読み フォロー ふじこさん 試し読み フォロー ほどけるとける 試し読み フォロー 香港の甘い豆腐 試し読み フォロー 水の繭 試し読み フォロー モモコとうさぎ 試し読み フォロー 1~21件目 / 21件<<<1・・・・・・・・・>>> 大島真寿美の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島真寿美 人形浄瑠璃(文楽)作者、近松半二の人生が青年期、妹背山に向かう絶頂期、そしてピークを超えたあとの晩年が丁寧に描かれていた。幼い半二が芝居に魅せられる姿に自分を重ねながら読んだ。また、他で演じられた作品を別の作者が書き直して人形浄瑠璃や歌舞伎の演目になっていたことを知り、驚いた。“盗作”ではなく“リス...続きを読むペクト”、“アレンジ”してより新しい世界を開く。そのムーブメントは「渦」のようだなあ、と思った Posted by ブクログ 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島真寿美 浄瑠璃に生きた近松半二。 器用に生きたという印象はなく、愚直に浄瑠璃に向き合っている一生懸命さが伝わる物語。 個人的には、半二を支えたお佐久の存在がとても魅力的。 メインで登場する人物ではなかったのにもっと知りたいと思わせる人物。女性としても人間としても見習いたい憧れに近い感情が生まれました。 Posted by ブクログ たとえば、葡萄 大島真寿美 今の僕に必要な小説でした。 仕事を辞めようと迷っていること、 コロナ禍で人生が変わった実感があって、 でもそれを言語化はできていなかったし、 できなかった自分がいるなと感じていた中で、 仕事を辞め、コロナに翻弄される美月は境遇の違いはあれど、重なる部分も多くて一気に読み進めた。 人生での失敗も、...続きを読むあのときこうしてればってことも全部いい具合に混じっておばさんになればあの時のアレがいまここに生きてんだなーってのがわかるみたいな話をまりちゃんだか三宅ちゃんがしてたと思うんだけども、美月もそんな感じで落ち着く。 自分とは違うのは美月は6年は同じ会社に勤めて、ちゃんとした能力を身につけていたこと。俺はどうなんだろうか。 三宅ちゃんが風邪をひいて精神的に参っちゃったところが1番コロナ禍の怖さ、異常さを語るとこで重要だと思ったし、自分と重なった。 自分もコロナ禍が始まって間もない4月に2週間ほど体調を崩し、そこから実家に帰って引き篭ったり、いろいろおかしくなっていった気がする。 そんなコロナ禍のあれこれを思い出して、やっぱり異常だったな、って思う反面、だから今の世界、自分があるんだなって思ったり。世界ってそう言うふうに動いてんだなって。 だから自分がここでもう少し踏ん張っても、仮に辞めたとしても世界は動くし、自分もどうにでもなる。あとは自分が何がしたいか、動き出すまで待つ。たとえば美月の葡萄みたいに。 なんかそんなことを考えるきっかけになったし、自分の中でちょっとスッキリしたので読んで良かったです。あと装丁も好きです。山梨の葡萄畑に行きたくなりました。この勢いで行ったら仕事を辞めて山梨に住むとか言い出しそうなので、落ち着いてから行きます。 Posted by ブクログ たとえば、葡萄 大島真寿美 読みやすくておもしろかった! 母親の友人とこんなにも親しくなれるものなのか、美月はだいぶ恵まれてると思う。 ぶどうジュース成功させてほしい。 Posted by ブクログ 結 妹背山婦女庭訓 波模様 大島真寿美 続きはないなぁと思っていた話に続編があって嬉しい。「渦」で中心となった近松半二の次世代の話。操浄瑠璃の魅力に取り憑かれて、浄瑠璃地獄だと言いながらも、それなり楽しく生きている人たちの話。歌舞伎芝居や読本があり、素人義太夫や浮世絵があって、町民文化が盛りの、読んでいるだけで楽しくなってくる時代の話がま...続きを読むた読めて良かった。もちろん、のんびり楽しんでいるのは読者の私だけで、登場人物は、芸の道に苦しんでいる。 Posted by ブクログ 大島真寿美のレビューをもっと見る