夏川草介のレビュー一覧
-
とても面白かった。息子の本棚に10年以上前からあるのは知っていたが手に取って読まなかった。
読み終えて、なんでもっと早く読まなかったんだと猛省した。本の舞台は大好きな街(信州 松本)ではないか…毎年必ず訪れてる街 深志神社、縄手通り 松本城
また 続きが読みたくなった。Posted by ブクログ -
『神様のカルテ』より断然好き。優しさと清々しさが詰まっている心に響く本。人の幸せって何なんだろうと生命と向かいあいながら考え続ける。芯のしっかりした生き方が大事。次回作を期待する。Posted by ブクログ
-
神様のカルテシリーズが好きで、新作を心待ちにしていました。環境が変わっても栗原一止の真面目で目の前の患者に向き合う一生懸命な所は変わらず。涙無しではいられない一冊です。Posted by ブクログ
-
一止の医療に対する考え方に感銘を受けた。安曇さんの言葉、「人は生きていると、前へ前へもいう気持ちばかり急いてどんどん大切なものを置き去りにして行く」という言葉が心に残った。Posted by ブクログ
-
大満足!!
タイトルにあるスピノザはオランダの哲学者。
哲学的なやりとりもあり、とても興味深かった!
研究を重ねて医療の進歩を目指す大学病院と患者さん一人ひとりに寄り添い、最期を見届ける地方病院。医療世界の裏側を垣間見れた気がしたのも評価ポイント。Posted by ブクログ -
audible 。白い巨塔の対極にあるまちの病院で働く医師の物語。腕があって人としても優れている主人公の日常を患者や仲間の医療者との関わりを通して描いていく。スッキリした読後感はこの作者の作品に共通する。
こんな医者に診てもらいたいものだ。Posted by ブクログ -
この本の流れの発想がすごいと思った、私には。例え(比喩ではない)がすごいと思ったし、夏木少年の活躍やトラネコとの会話、柚木さんとの交流、とてもよかったです。私の読んだ本のなかで片手に絶対入るの確実な読み応えです。この本は本好きな方に是非読んでもらいたい!最高に面白かったです。Posted by ブクログ
-
腕が立つのに名誉欲なし。患者に寄り添う素朴な内科医、雄町哲郎。皆に安心と信頼を与えるマチ先生は、稀少な存在だ。辻新次郎が、マチ先生に遺した免許証の裏に書かれた『おおきに 先生』の六文字。初診の時から、マチ先生は彼に『暗闇で凍える隣人に、外套をかけてあげ』たのだ。登場する人も和菓子も魅力的。Posted by ブクログ