森博嗣のレビュー一覧

  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
    すべてがFになる/森博嗣

    孤島にある研究所で起きる密室殺人。
    ミステリーです。

    28年前に書かれたとは思えない前衛的な世界観。
    現代に繋がる発言も多く面白かったです。
    文章量は多いですが読みやすく、
    内容がスッと頭に入ってきます。

    トリックが難しくて理解するのに時間がかかりました。
    プログラム...続きを読む
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC
    トリックも動機も最後までわかりませんでした。萌絵ちゃん大活躍でした。犀川先生、萌絵ちゃんの魅力がグッと増した。そんな一冊でしたー。
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC
    シリーズ6作目は(私が読んだ中での、私が思う)過去最高作品だった。と、毎回同じ感想を抱いている気がするけれど今回は読後の興奮冷めやらぬ感じが今までとは少し違っている。「笑わない数学者」の読後と少し近いかもしれない。作者自身がマジシャンで、私はそのマジックのトリックを必死に目を凝らして考えて、中盤くら...続きを読む
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
    ミステリー系のランキングでよく見かけるので読んでみました。
    めちゃくちゃ面白かったです!
    『F』の正体は半分くらい読んだあたりで分かりましたがそれ以外はさっぱりで見事に騙されました。
    やや小難しいですがオススメです!
    アニメ化されているみたいなので観てみようと思います。
  • 勉強の価値
    暗記ものの勉強を諦めた
    たしかにそうだよな。自分で暗記するよりも、調べたり、メモしたり、大人になったらカンニングし放題だもん。限りある記憶HDをそこに割いてしまうのは勿体無い
  • 小説家という職業
    シンプルな本である。
    ①まず面白がって最後まで書きなさい②他人の目線になって読み直してみなさい
    そして小説はできあがる。
    心構えとして「お金がほしい」というのは実にはっきりとして、そして純粋な動機だと思った。

    我々はなんで、したいことをやらないのか。
    たぶん、したいだけで、ほしくないからだ。
    なっ...続きを読む
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER
    S&Mシリーズの金字塔
    やっと、10冊読み終えました
    どの作品も個性があって、森ワールドが好きになれました
    今作品も、10冊目にふさわしい終わり方、ストーリー、ミステリーだったのではないかと思います
    ただ、やっぱり1番はすべてがFになるでした
  • χの悲劇 The Tragedy of χ
    Gシリーズ、第十作。こんな驚いたことなんて本当に久し振りだ!!!驚愕。島田さんの年齢にもビックリしたが、カイの正体が○○だなんて——。
    S&M、Vシリーズ他、いろんなシリーズとのリンクが垣間見え、森の民、屈指の一作でしょう。パーフェクト!
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?
    WWシリーズ、第七作。森先生の作品で生々しいなぁと初めて感じた。これはとても衝撃的なことだと思う。ここに来て、気になるキャラクタがまた出てきた!笑 マガタ・シキ博士が実現しようとしている「共通思考」が今作で具体的に示された。それはいろんなところで見聞きしたことがあった、人類の最終到達点のようだ。
    ...続きを読む
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White
    読み終えて、どういう意味?が残っても、下手に検索せずさっさと次のシリーズに進んだ方がいい!
    読んでけば必ず理解できる時きます。
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness
    S&Mシリーズ完読後に読み始め、今回のVシリーズの新しいキャラクターたちがみな独特で期待通り面白かった。
    森博嗣独特の解のない問いや矛盾した発言もあり、内容が一回では理解できなかったので、また読み返したい。
  • 四季 冬 Black Winter
    今までに何回読んだかわからないし、これからもきっと何回も読む。すべてがFになるからの繋がりを愛してる。
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
    1988年の作品とは思えない。未来予測の精度が高すぎてびっくり。
    オチも「なるほど!そういうトリックだったのか!」と頷けるものだった。
    文体もとても読みやすく、かつ、安っぽさとかもないちょうどいい文体でよかった。
  • 四季 秋 White Autumn
    再読、初めて読んだ時はすごく興奮したなあ…。
    犀川先生たちと保呂草さんの再会、真賀田四季はそんなに出てこないけどとても好き。
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?
    SF。WWシリーズ7作目。
    このシリーズを読むのは約3年ぶり。
    前作を一冊飛ばしてしまったことに、読み始めてから気付く。
    グアトとロジの会話が魅力のシリーズという印象だったが、今作は凄かった。
    百年シリーズ、Wシリーズ、WWシリーズとセットで、SF作品としてもっと評価されるべき。
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

    記憶と思い出の違いは何だと思う?


    日本では、一緒に遊ぶ時、混ぜてくれって言いますよね。
    混ぜるという動詞はミックス
    元々、液体を一緒にする時の言葉です。
    外国、特に欧米では、人間は仲間に入れてほしい時、ジョインするんです。混ざるのではなく、つながるだけ。
    つまり日本は液体の社会、欧米は固体の社...続きを読む
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki
    主人公の水柿くんは大学の准教授で、大学であった出来事に関連して色々なことに思いを巡らせるようなお話である。

    主人公の水柿くんはほぼ確実に作者自身のことであり (それはたびたび作中でこれは小説であることを念押ししていることからも逆説的に読み取れる)、作者がこの文章を書いているときに考え付いたことを無...続きを読む
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
    なんで今まで積読してたのだろう……。
    めちゃくちゃ面白かった!

    ところどころ人物描写に違和感というか……凡人の発想ではない……会話や思考が有ったが、そこは天才×天才×お嬢様という設定が解決してくれた。
    天才×お嬢様は最強だわ。
  • 封印再度 WHO INSIDE
    自殺という形で事件が幕引きし誰も犯人ではないケースはs&mシリーズでは今回が初めてだと思う。
    トリックは至ってシンプルで再現性がありそうと納得。
    ただ、萌絵のエイプリルフールはなかなかに犀川にはきついものだったと思う。
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
    大満足の一冊です!とっっってもよかった!
    コンピュータのことはあまり分からないので森博嗣先生が書いていることの半分も理解できていないと思いますがそれでも面白かったです!!
    ラストがあぁあってなりました私は!
    天才で美人な女性っていいですよね...
    もう一回最初から読みたいと思います♪