綾辻行人のレビュー一覧
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ミステリーの金字塔、綾辻行人さんのデビュー作にして代表作の「十角館の殺人」
驚愕の1987年創刊、というと自分が小学生高学年、昭和の終期の作品で約35年前に執筆されたことになる。
今尚、多くの読者に支持され続けクローズドサークル系ミステリーの不動の名声を浴びるこの作品。
宮部みゆきさんの「火車」...続きを読むPosted by ブクログ -
私が生まれた年でもある1987年の作品。
そしてデビュー作と聞いて、驚きでした。
映像化されると話題になっていたので
先にHuluでみていたんですが、
やっぱりあの例の場面で、
『ぅえぇー?!?!』
叫んでいた自分がいて本当に衝撃的でした。
久しぶりに前のめりになって見た作品。
だれが犯...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ読みやすいし面白かった。
正直本家(?)のそして誰もいなくなったより、好きだし納得感があった。
大胆すぎるとんでもトリックではあるが、変に凝ったものでもないしあまり違和感なく読めた。
むしろこういうのが醍醐味かなと。
ドラマと漫画があるらしいが、どっちもどう表現しているのか気になる!Posted by ブクログ -
期待を裏切らない。一気読みした。
1行に仰天、映像化不可、という前評判を聞いた上で、どんな1行があるのか想像しながら読み進めた。
なるほどー!そういうことか。気づけなかった悔しさとすっきり感。名作と言われる理由をちゃんと感じられた。
映像化作品は見たいけど、がっかりしたくないから見たくない。Posted by ブクログ -
孤島にある十角館での連続殺人。複雑な謎解きが苦手な私でも楽しめた。評判通りの傑作。ずっと前から、読んでみたいと思っていましたが、やっと読めました。驚愕の結末、衝撃の1行、…などと喧伝されていて、面白く読めるか不安でしたが心配なかったです。もっと早く手に取るべきでした。Posted by ブクログ
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勧められて読んでみて、面白さのあまり小説にハマるきっかけとなった最初の本。
どんでん返しといえば出てくる一冊だが、その通りであった。過去悲惨な事件がおきた孤島の館へサークル仲間で訪れた大学生たちに、毎日起き続ける殺人事件。陸地で過去の事件を調べる学生と刑事の弟。
2つの軸でストーリーが進み、ある1...続きを読むPosted by ブクログ -
館シリーズを順番どおりに読んでいて、前作のようにテンポよく殺人が起きないなぁと思っていたところに、362頁からの怒涛の展開。
表紙を見たときの『中村青司が和風住宅を設計した?』という違和感。
作中に漂う江戸川乱歩テイスト。
すべて回収されました笑Posted by ブクログ -
綾辻行人氏の『十角館の殺人』は、本格派ミステリの名作として広く知られています。この作品はミステリ愛好家には必読とも言えるでしょう。長い間読みたいと思っていたため、手に取れたことがとても嬉しかったです。
“彼は、彼らをー彼ら全員を、「復讐」の名の下に裁こうとしている“
プロローグから、犯人と...続きを読むPosted by ブクログ -
ネタバレ含む感想書きます注意!!!
読みやすく面白かったです。
衝撃の1行には私もやられました。
映像化できないと言われる所以もわかりました。確かに映像化した瞬間ネタバレになるw
犯人の動機に感情移入しなければ痛快な推理物として楽しめます。
感情移入しようとしたり現実に即して考えようとするとツッ...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった。
読み始めにあとがきがあり、何これ!となる。
そして、小説の中に小説があるという構造。
作者が誰なのか探していたが、予想は当たらず。そいつだったかー!という感じ。
迷路館に何故これらの人が集められ、事件が起きたのかの理由の部分はビミョー。そんなことで殺された人々が不憫すぎる。
でもオ...続きを読むPosted by ブクログ -
推理小説は、いかにして読者を騙すか?という点が醍醐味だと思う。読み手は「もう一人」は何も言われなくとも生徒だと疑ってしまうし伏線は張られているのに初見では気づかない。ストーリーを全て知って2回目読み返しても面白かった。Posted by ブクログ
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やっぱり館シリーズ面白い。夢中になって読めるし、今回は仮面がキーワードだったと思う。どこに隠し通路や隠し扉があるのか、想像しながら読めるのも良く、大好きなシリーズ。Posted by ブクログ
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ミサキメイを"いないもの"として無視するのは、災厄を避けるためであっていじめではないんだ、、ていう驚きと安堵があった。内容としてはとても面白かった。Posted by ブクログ
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本屋でも置きまくり、YouTubeでも度々取り上げられていて、さらに映像化までされるということで読んだ。
軽い気持ちで始まった合宿で大学生たちがどんどん事件に巻き込まれていき、それぞれの怒りや恐怖が増して壊れていく様はとてもつらい気持ちになりながらも楽しめた。
噂通り例の一文で一気に状況が変わって見...続きを読むPosted by ブクログ -
館シリーズ3作目。
迷路館での事件後に、鹿谷門実というペンネームで参加者の誰かがこの事件のミステリー小説を書くという作中作の要素がある作品。
最後に結末が二転三転し、最後まで楽しめた。
途中までは、おっ!私の推理があってたかなと思ったが、詰めが甘かった。笑
鹿谷門実の正体は全然予想できなくて、そう...続きを読むPosted by ブクログ -
下読み終わりました。
ほんとにこの作品は素晴らしいです。
終わり方は爽やかだし、内容は軽めのホラーに重厚なミステリー。
綾辻行人先生の話の中でも読みやすい作品だと思います。Posted by ブクログ