高橋昌一郎のレビュー一覧

  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気
    天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気。高橋 昌一郎先生の著書。すべての研究者が憧れるノーベル賞。ノーベル賞受賞者は世界中の研究者からも研修者ではない人からも尊敬される存在。世界中の研修者の中でも天才の中の天才で努力をして幸運にも恵まれてはじめてノーベル賞受賞者になれる。でもノーベル賞受賞者だっ...続きを読む
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔
    名レビュアー渡辺由佳里氏が運営するサイト「洋書ファンクラブ」を閲覧していた時のこと。
    天才数学者フォン・ノイマンをテーマにした小説“The Maniac”のレビューにあった一説に目が行った。

    「歴史に詳しい(映画『オッペンハイマー』の)視聴者の中からは『なぜNeumann(ノイマン)のことが描かれ...続きを読む
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    とても面白かった。というのも、聞いたことある現象から、これって、こんな名前だったんだ!ということから様々であった。
    自身で、人間とはこういう傾向があるよねと思ったことに対しても、深く解説されていて、腑に落ちたという感覚。人間にはこういう性質があるって知るだけで、知らない人に比べると大幅にリテラシーは...続きを読む
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    おもしろかった
    ふだん自分でもかかってしまうバイアスについて、なぜそのような考え方をしてしまうのかメタ認知がよりできるようになれたと思う
  • 自己分析論
    知的好奇心を擽る素晴らしい本。第一章は就活、第二章は他者との関係(人間関係)を踏まえた自己分析についての話で、就活の実情も踏まえ、非常に参考になった。第三章は哲学的な自己分析の話。ソクラテスからプラトン、デモクリトスなどに触れながら「私とは何か」の思索を追うが、デカルト以降はかなりややこしくなる。何...続きを読む
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔
    ノイマンの魅力と狂気を紹介したもの。今の時代からこの時代の彼を悪魔と評価するのはフェアではないが、それでもかなりこの時代の中でも突出して狂気じみていたようだ。
    天才の魅力的なエピソードも沢山紹介されている。その彼がいかに生まれ故郷のハンガリーがソ連の属国のようになったとはいえ、また、フックスの裏切り...続きを読む
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編
    行動経済学…とかのジャンル分けされても浅学なためによく分からなくて、常に「〇〇による先入観」として読んでた。
    本当にどれも自分や周りに当てはまるからこの本読むと呪いみたいに「あーこれは〇〇バイアス掛かってるな」って脳内に出てきちゃう。褒め言葉です。

    前作(緑)を読んだときの感想で、「人間臭さを決め...続きを読む
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編
    バイアスを完全に排除して世の中を見つめることも、情報を発信することも、きっとできない。だからこそ、どんなバイアスがかかる可能性があるのか、知識としては一つでも多く知っておきたい。そして、この本自体にも何らかのバイアスがかかっている可能性があることも考慮しておきたい。
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    特段新しい発見があったわけではなかったけど、再確認にはなった。 自分が気をつけるだけじゃなくて、他の人がこういうバイアスを持ってることを考慮できたらより良いな。
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    一度思い込むとその考えに固執してしまうことが多く、果たしてフラットな認知の上でものを考えられているのか? 自分の中にも様々なバイアスが存在するのでは? と思ったので読んでみました。様々な認知バイアスについての用語とその意味、事例がわかりやすくまとめられている。一読で用語まで覚えることは難しいが「人は...続きを読む
  • 東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室
    論理学の教授が東大で講師をすることになり、その際の東大生とのやりとりから感じた東大生の考え方等について書いてある本。論理学に関する難しい話が出てこないで比較的簡単に読める本かと思う。
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    いろんなバイアスがかかった状態で生活してるのはなんとなく分かっていたものの、具体的どう言うものがあって、どう言う作用があるのかなど、例をつけて説明されているので、とても分かりやすい。
    量が多いので、今後は辞書的な使い方したいと思う。
    知っているのと知らないのでは全く違うので、娘とかにも読ませたい一冊...続きを読む
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    もっと早くこの本に出会っていればと思えたくらい有益な情報が多かった。
    文章も中学生でも分かるくらいに簡単で無駄とクセがない。
    中学生のときの自分に一冊本を送るならこれにするかも。
    思春期に他人に対して思う「なんでアレってこうなるんだろ?」って疑問に一応は妥当な回答を与えてくれる一冊になると思う。
    ...続きを読む
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性
    科学哲学の大家 高橋昌一郎氏の限界シリーズ

    前著 理性の限界の前振りから

    選択の限界 グー・チョキ・パーの三つ巴の状態では、二者選択の残りが勝者となることがある
    科学の限界 科学者が不可能を言ったものも、のちに撤回されて実現されている
    知識の限界 ゲーデルの不完全性定理、数学、論理学自体に矛盾を...続きを読む
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔
    この現代で、改めてノイマンの功績について考えると、深読みし過ぎて胸がいたい。
    悪魔かどうかは、解釈次第だと思いたい。
  • 実践・哲学ディベート 〈人生の選択〉を見極める
    勝ち負けを争うのではなく哲学的な問題に切り込むための哲学ディベートを扱った,同じ著者の2冊目の本である.著者の高橋昌一郎先生の本は,いつも楽しく啓蒙的に読んでいるが,本書も多くの人にお勧めできる一冊であった.
    著者の創作である教授と学生が登場し,特に自分が学生の異なる意見のどれに近いかを問うコラムが...続きを読む
  • 哲学ディベート―<倫理>を<論理>する
    相手に勝つディベートではない,考えを深めるための哲学ディベートを,仮想的な教授と学生たちの対話として具体的に示した本である.
    他に類を見ない良書だと思う.
    扱われた内容は,いずれも簡単に結論が出ないような問題であり,賛否両側の意見や教授によるまとめの解説も示されている.
    特に安楽死の問題は,ちょうど...続きを読む
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論
    久々に心から読んで良かったと思える本でした.改めて著者の高橋昌一郎先生のファンになりました.
    人間の思考(あるいは人工知能)はチューリングマシンで既述できるかという疑問に対しても,明確な示唆が得られたと思いました.
    私見ですが,人間の思考はチューリングマシンを超えていると思いました.機械に不足してい...続きを読む
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    心理学を勉強したことがあるのである程度の知識はあったが、それを現実世界にどう活かすかまでうまくまとめられている。知識としても覚えておくと生きやすくなると思うし、とても実用的なのでかなりおすすめ。
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    こういう考え方している人多いなぁと感じた。

    無意識に人間は自分を守ろうと、様々な思考のクセがついているのだということがわかった。

    このクセを理解し、自分は冷静に論理的に考えるクセをつけていきたい。

    また、このバイアスを知らない人も、そのバイアスから抜け出せるように、手伝えるような人になりたい。...続きを読む