若木未生のレビュー一覧
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大好きだった作品の本当に久しぶりの続編ということで、不安もあったのだけれど最高に良かった!!
理多が真っ直ぐで素直で強くて、朱音ちゃんもそうだったけど、強い女の子、本当に魅力的だなあと。そして高岡氏そんなに早くから好きだったんだなとニヤニヤ。TBの活動休止の裏側でこんな事があったんだなと本当に楽し...続きを読むPosted by ブクログ -
紙書籍も持ってるけど、つい購入。
若木先生らしい文章で読み始めたときからドキドキする。
あまり他に見ない文体だと思うから苦手な人は苦手?
でもはまるのです、この書き方とか世界観とか。
続きを読みたい。
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最終巻が出たということのみでも感慨深い。
若木先生自体は完結させたい作家だけど、なかなか難しかったから。
多少ぐらついてもなんとか踏みとどまれるのがTBのかっこいいところ。
坂本くんも朱音ちゃんも幸せで、先生はよく分からないけど、高岡さんのこの先はもっともっと読んでみたい。 -
憧れの人を偶然町中で見かけて。それとは全く関係ない事情でその人とも一緒にバンドを組むようになった朱音ちゃん。
メンバーのなかで一番家族関係の葛藤がなく生きてこられた人なのか、バランスを取るのが上手いのか。どうにかこうにか馴染んで?いってるのが頼もしいです。 -
梶原景時からの視点で描かれた、頼朝と義経の物語。有名な弁慶の立ち往生などの描写はなく、義経の自害はさらりと一行ほどで終わっている。
義経が頼朝からの寵愛をいかに渇望していたかを中心に描かれている。
義経は、戦略には長けても、政治的な知恵も策略もなく、故に他人に対する気遣いもない。傍若無人にも見え...続きを読むPosted by ブクログ -
終わってしまった、という感じです。
あとがきインタビューにて、それぞれのキャラへの思い入れだったり、完結したことに対しての作者の感想だったりがあって、読んでいるうちにこれまでのあれやこれやが思い出されて寂しい気持ちになりました。
小学生の頃から読み始めて、亮介や諒の歳を超えてアラフォー。長かったなぁ...続きを読むPosted by ブクログ -
終わったー、終わってしまったー。小学生のとき、読んでいた雑誌「lala」に杜真琴さんの漫画で掲載されていたハイスクールオーラバスター。
そこからはまって、当時コバルト文庫から出ていた単行本、ドラマCDも買いました。
忍さまの声を子安健人、希沙良の声を置鮎龍太郎が担当していて、声優にハマったきっかけに...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の頃に天使はうまく踊れないを読んでから32年。完結を見届けられて良かったです。あの頃読んでたコバルト文庫で完結していない話が多すぎるなか、忘れず完結させてくれたことにとても感謝したいです。途中せつなくなり、何回も泣きました。読後余韻にひたりながらも、諒がポケットに集めていた玉はどうなったのかな...続きを読む
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小学生の頃から読み始めた小説です。
32年越しに完結になり、この物語に出会えて良かったな、と改めて思いました。
初めから読み返したくなる作品です。感無量です。
作者の若木未生先生、完結させてくれて、ありがとうございました。
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諒ちゃんは果たして幸せになれたといえるのかと思いつつ、この子たちにはこれからの未来があるわけで、その未来のいずれかの時に幸せを胸に抱くことが出来るだろうと信じられるのなら、たぶん、これが一番の結末なんだろうな。
相変わらず、亮介ちゃんは主人公ポジションが危ぶまれる立ち位置で、色濃く癖の強い子たちを俯...続きを読むPosted by ブクログ -
亮介(プラス亜衣ちゃん)の物語としては充分なラストでした。
その他のキャラクターについては色々と思う所はあるのですが、そもそもの設定が大人には受け付け難いものなのかなと思うと、納得です。
中高生の頃とても影響を受けた作品です。完結して良かったと思います。 -
希沙良好きさんが他にもいらっしゃるみたいで嬉しいです。
昔紙で読んでました。
希沙良の出生に纏わる家族の話、それ故の十九郎との関係は読んでて切なくなりました。
皆幸せになって欲しいと思える作品です。
十九郎の名前の由来はウケましたw -
着々と終わりに向かっているようで良きです。
なんだかんだ面白いですよ、はい。
これ次で本当に終わる?
かなり駆け足になるんじゃと心配ですが・・・待ってます。Posted by ブクログ -
子どもの頃から読み続けてきたシリーズ。第一作から30年経ってやっと完結編の手前。小学生の頃はお小遣いを貯めて、ドラマCDを買ったりイラスト集を買ったりした、大好きな物語だった。シリーズ完結、寂しいけど待ち遠しい。Posted by ブクログ
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面白い!若木未生、健在です!!
『ハイスクール・オーラバスター』が好きだった人はゼッタイにハマるし、オトナになった分、哲学とか心理学とかを楽しめる度合いが増えてると思う。少なくとも私にはドンピシャ。凄く楽しませてもらったし、次作も読みたい。今すぐ読みたい。いつ出るんですか!?と詰め寄りたい。
ホラ...続きを読むPosted by ブクログ -
オーラバ熱が再燃し10数年ぶりの再読。
炎将の最期も切ないが忍と冴子の会話の場面も胸を打つものがある。
両親と折り合いが悪い七瀬兄妹にとっては互いが唯一の肉親とでもいうべき存在だと思うから余計に。
父親はともかく母親の方はじっくり話し合えば、分かり合えそうな気配もあるけど、近すぎるとかえって難しいの...続きを読むPosted by ブクログ -
里見十九郎の魅力と狂気が、これでもか!!!!!!と詰め込まれた前後編。
何よりこの、超美麗な里美十九郎の表紙が全てを物語っている……。Posted by ブクログ