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堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが……。放課後の図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。爽やかでほんのりビターな米澤穂信の図書室ミステリ、開幕!
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Posted by ブクログ
タイプは違えど、なぜかウマと空気が合う図書委員の男子高校生2人がくだらなくて実があったりなかったりする会話をテンポよく繰り広げながら日常の謎を解決していくっていう絶対わたしが好きなテイスト。前半は誰かの依頼を解決していたけど、後半になると松倉の過去に迫る話になって、半年前に知り合ったばかりの2人の間...続きを読むに確かな絆ができていたと感じた。解決に向かうにつれて、このままの2人でいたいという叶いそうで叶わなそうな願いがちょっと切なかった。やっぱり学校という空間で起こるドラマが好き。一番好きなのはロックオンロッカー。会話のテンポが最高。続編が出ているらしいので絶対に読みたい。
氷菓シリーズに近い作品の雰囲気を感じたので、氷菓シリーズ、特に折木の感じが好きな人にはオススメ。 短編集だが、各物語は、淡々と進みながら、発想と理屈(屁理屈かも)をもとに解決、けれどちょっとビターな後味がある点は綺麗に統一されている。 内容わかってるけど、何故かクセになって2回目読みたくなる不思議な...続きを読む作品。
堀川と松倉の会話が面白い! 自分が高校生の時はこんな頭の良い会話してないな…と思いつつ、二人の会話のテンポが良すぎてスルスルと読めました。
#笑える
文句無しの超オススメ。 人間の悪い一面、特に無意識な悪い一面が物凄く上手に描かれていて、思わず頁を捲る手が止まってしまいました。 決して理不尽な謎ではなく、全てがちゃんと与えられた情報から推理出来るようになっているので、考えながら読むのがスゴく楽しかったです。 そして人間の悪い一面に踊らされるの...続きを読むです。
読み終わった後の満足感がすごかったです! 推理小説というだけあって、主人公の堀川と松倉は高校生とは思えないキレキレの頭脳を持っていますが、両者共に子供らしい一面も兼ね備えていて人間味を覚えました。 同作者の古典部シリーズでも同じ感覚を覚えたので、この点は米澤さんの作品の特徴の一つなのかもしれないと思...続きを読むいました。 続編も楽しみです!
高校生の青春物語とも、思わず背中が冷たくなるミステリー(日常)とも。こんな友情があるといいな…と思いながら読んだけど、なんだか胸が締め付けられた。現実って残酷だ。
高校2年の図書委員、次郎と詩門を取り巻く、 本と鍵に関する謎解きエピソード全6編。 ミステリーと友情の要素の配分が心地良い印象。 頭の良い2人の会話文等のテンポの良さや言葉の巧みさから、夢中で読めました。 2人の家庭環境等の違いからか、推理の結論が少しずつズレてくるところ、かのホームズとワトソンとは...続きを読む違い、上下なく対等な関係性であるところなどが面白かったです。 米澤穂信作品、初めて読みましたが、他の作品も読んでみたいと思いました。 続編「栞と嘘の季節」は、文庫化を待ってます。
文章のみでも堀川と松倉の温度感が同じだと伝わってくる会話が小気味よかった。 知り合って長くない2人の間に時間をかけて築いた信頼は無いが、天性の相性の良さがあるからこそ淡白な関係にも妙な連帯感が生まれていて、心地良い会話劇を生み出しているのだと思う。 ミステリー作品に全く触れてこなかったため、米澤穂...続きを読む信先生の作品は初めて読んだ。 短編でありながら、読者の予想を裏切る展開や綺麗な伏線回収にはとても満足でき、これがミステリかと唸ってしまった。 また、短編"集"として1冊の大きな流れの中で変化していく堀川と松倉の関係性もとても楽しめ、構成力が素晴らしいなと思った。 次作は短編ではなく長編だそうなので、また異なる楽しみ方ができそう。
ビブリオミステリー 学生のころにこの読書という 趣向が芽生えていればなぁ 図書室に入り浸る学生とか憧れるなぁ 卒業した高校の図書室 新しくてなかなか素敵やったのになー 村上春樹のねじまき鳥クロニクルを 手にしたの覚えてるなぁ 本と鍵にまつわる謎を 2人の図書委員会男子が解き明かす 著者の連作...続きを読む短編集は 短編ながら読み応えあり 続編も楽しみな終わり方でした (すでに刊行済)
たんぽぽの茎で舌の付け根をゴリゴリしてからやすりで歯茎削ってるみたいな読み味 オムニバス?形式でおもしろい
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