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児童文学のノーベル賞にあたる、国際アンデルセン賞作家賞受賞! 世界的注目作家の新たなる代表作。闘蛇と王獣。秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天を舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。傑作大河物語巨編、大いなる結末へ。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
堂々の完結作。最後まで止まらない面白さだった。中弛みすることもなく素晴らしかった。またいつか絶対に読みたい。もっと悠々と考える時間を私も持ちたいと、人生を通して考える習慣をつけて豊かに生きたいと思った。
いよいよ最終巻。 王獣と闘蛇の秘密をほとんど解き明かしたエリン。 過去の大きな災は王獣と闘蛇の接触により起きた可能性が高いことがわかりつつも、いよいよ戦争が始まってしまう。 その接触がやはりとんでもない現象を起こしてしまい、それを止めるためにエリンは決死の行動を起こす。 最後は感動でウルウルしました...続きを読む。 上橋菜穂子さんの作品はリアルな設定の上に人間感情の機微が描かれ、夢中になって読める本当に面白い作品ですね。
一貫して、獣はそして人はどう在るべきか、一つの考え方を示してくれる。そのメッセージを、これ程魅力的なストーリーに乗せられる作者にただ脱帽です。
最後約50ページ程の描写は、『風の谷のナウシカ』で王蟲の暴走を食い止めるナウシカのようでした❗読み終わった後は、何だか高揚感がいっぱいの作品でした❗ 決してハッピーエンドとは言えないけれども、希望のある終り方でとても気に入っています♫ 読む前は『守り人』シリーズよりも面白いはずがないと、勝手に決...続きを読むめつけていましたが、4冊読んでみると、甲乙つけがたい作品でした❗(ストーリーは守り人シリーズよりも深いと思います。)至福の時を過ごせたこの作品に感謝です。また、樋口さんのカバーデザインがとても綺麗で、とても気に入っています❗
最後まで圧巻。今の状況で読む中で、とても響く。 「戦さというものが、一人の英明な人の英雄的な行為で止められるものではないことを思い知った。人は群れで生きる獣だ。群れを作っている一人一人が自分が何をしているか知り、考えない限り、大きな変化は生まれない。」
シリーズ4作目で完結編(外伝を除く)。 本当に素晴らしすぎる物語だった。今まで何で出会っていなかったんだろうと思うほど素敵で、たくさんの方におすすめしたい。 でも、このタイミングで出会ったことにも何か意味があるように感じてならない。それは「戦」と人々の在り方、というこの本全体で投げかけられている視...続きを読む点。ハッとするような文章が沢山あった。エリンに「戦は無くならない」と言わせた上で、 ・顔も知らない多くの人たちが生きた果てにわたしたちがいて、わたしたちが生きた果てに、また多くの人が生きていく ・人は、知れば、考える。(中略)知らねば、道は探せない。自分たちが、なぜこんな災いを引き起こしたのか、人という生き物は、どういうふうに愚かなのか、どんなことを考え、どうしてこう動いてしまうのか、そういうことを考えて、考えて、考え抜いた果てにしか、ほんとうに意味のある道は、見えてこない… ・人は群れで生きる獣だ。群れを作っている一人ひとりが、自分が何をしているのかを知り、考えない限り、大きな変化は生まれない。(中略)多くの人の手に松明を手渡し、ひろげていくことでしか、変えられないことがあるのだ といった文章の数々。自分には、知ることも、考えることも、足りていなかったなと反省させられるし、全世界の人々にこの物語を読んで考えてみて欲しいと思った。 ジェシやエリンやイアルに感情移入してしまって、かなり切ない終わり方だけど、身を挺して全てを明らかにし人々に考えるきっかけを与えたエリンに感謝したい。
「知りたい」という思いの先に、たとえ残酷な結果が待っているとしても、私はこの生き方しか出来なかった。そう言えるだけの意思を持ち、行動できることはなかなか無いことだ。 私も、エリンのように自分の信念をしっかりと持って日々を過ごしていきたいと思う。
闘蛇と王獣。 秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。 過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天を舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。 傑作大河物語巨編、大いなる結末へ。 懸命に生...続きを読むきた人。 小さな、けれどいとおしい一瞬の輝き。 傑作大河ファンタジー巨編、慟哭と感動のクライマックス! 闘蛇と王獣。 秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王(ヨジエ)の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。 過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天に舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。
元々2巻で完結してた物語の続編だという。そんな事を全く感じさせない緻密な舞台設定。壮大な物語を破綻させる事なく受け止める世界観に圧倒されました。 2巻からほとんど登場しない人もいるけど、キチンと完結してくれました。大満足です。
人と獣との間にある大きな隔たりを少しでも埋めたくて。 言葉が通じても思いは伝わらず争いが絶えない人という生きものの愚かさを知ってもなお、その先の道を探したくて。 知って、知って、考えて…。 エリンが探求し続けて得た知識が、 後世に長く継がれていくことを願います。
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獣の奏者
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上橋菜穂子
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