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陰鬱な屋敷に旧友を訪ねた私。神経を病み衰弱した友と過ごすうち恐るべき事件が起こる……ホラーの傑作「アッシャー家の崩壊」「ライジーア」、催眠術が奇怪な現象を引き起こす「ヴァルデマー氏の死の真相」、自然の驚異を臨場感豊かに描く「大渦巻への下降」、文学的テイスト溢れる「群衆の人」、名探偵デュパンの推理が冴える「盗まれた手紙」、暗号解読と宝探しが楽しい「黄金虫」、詩「大鴉」「アナベル・リー」を収録。
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Posted by ブクログ
「アッシャー家の崩壊」5 「アナベル・リー」3 「ライジーア」3 「大鴉」3 「ヴァルデマー氏の死の真相」4 「大渦巻への下降」3 「群衆の人」4 「盗まれた手紙」4 「黄金虫」5
アッシャー家の崩壊の映像的な衝撃に恐怖を感じ、最後の黄金虫では不気味な中にどこか冒険めいた面白さが一番あった。
ポーー! 一瞬これでレビュー終わらそうと思いました 一瞬です はい、光文社古典新訳文庫シリーズ、エドガー・アラン・ポーの短編集ですよ! いやぁ、読み辛かったw もう延々と情景描写が続くのでつらい 「恐怖」を醸成してるってのはわかるんですけどね ホラー映画なんかでよくあるじゃないですか ずーっと...続きを読む風景だけを映してるシーン 例えば薄暗い森を静かに延々映しておいて あれ?今端っこの方でなんか動いた? …気のせいか……ギャーーーーッ!!ってやつね あれと一緒だと思うんですね なんていうか雰囲気づくりといいましょうか 静かに静かにゆっくりと不気味さを整えていく で、確かな技法で完璧にそこに持って行ってるんだけど、長い!長いよポー! この長さは今の時代では飽きが先に来ちゃうんよなー そして小川高義さんの訳もわざと古めかしい感じにしてる 原作のもつ雰囲気を最大限残すためにその古めかしさの塩梅に苦労の後が見えるんですが、やっぱり固い もともと小川高義さんは固めの訳が多く、原作にわりと忠実な方な印象 難しいな〜と思うんだけど、やっぱり光文社古典新訳文庫シリーズの色としてはもっと崩して「いやこれもうポーじゃないわ」って言われるくらい冒険しちゃう訳者さんの方が良かったんではないかな?と思ったりしちゃいました 『黒猫』が小川高義さん訳でバチっと決まってたので、こっちは変化球で読んでみたかったな〜
幻想的なものから、論理的なものまで幅広い内容の短編集。推理小説によくある、変わり者だけど頭の切れる友人に振り回される物語の語り手という設定のルーツはポーだったのか! この中では、ダイナミックで緻密な描写から映像が目に浮かぶような「大渦巻への下降」が一番好き、というか怖い!
思ったことだけ ヴァルデマー氏の症例 催眠に関する物語の1つ。死者に催眠は有効かという議論。今やったら絶対医療倫理に反するだろう。早く死なせてくれという言葉が印象深かった。 解説の"dissolution"をめぐる解釈がおもしろい。死と言うと簡単で、しかし物足りなさが半端無い...続きを読む。
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アッシャー家の崩壊/黄金虫
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ポー
小川高義
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