黒猫/モルグ街の殺人

黒猫/モルグ街の殺人

473円 (税込)

2pt

暖炉に押し込められた令嬢、身体を切り裂かれた老婦人……誰が、いかにして殺したのか? 推理小説が一般的になる半世紀も前に、不可能犯罪に挑戦する世界最初の探偵・デュパンを世に出した「モルグ街の殺人」。160年の時を経て、いまなお色褪せない映像的恐怖を描き出した「黒猫」など、代表的8篇。多才を謳われながら不遇のうちにその生涯を閉じた、ポーの魅力を堪能できる短編集。

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黒猫/モルグ街の殺人 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    1841年(日本は当時江戸時代)に発表された「モルグ街の殺人」。
    世界最初の探偵と呼ばれるデュパンの推理が光ります。
    奇々怪々の殺人事件、戦慄の光景、衝撃の真相が心に焼きつきました。
    巻末にあるエドガー・アラン・ポー年譜もじっくり眺めさせていただき、ポーの生涯にしばし想いを馳せました。
    古典は読んだ

    0
    2023年10月30日

    Posted by ブクログ

    コレは面白い。読み終わった後に、思わず『おもしれー』と、声が漏れました。いまから190年近く前の作品たちですが、どれもコレも内容は秀逸で、暗くて、怪奇的です。アメリカで発表された時、日本に初めて入ってきた当時の読者の感想や驚きが、今からでは全く想像できません。中でも黒猫、ウィリアム・ウィルソンは素晴

    0
    2022年07月05日

    Posted by ブクログ

    黒猫
    細かい心理描写に背が凍る作品。小道具や言葉の一つ一つが作品を作り出していると強く意識させられた。

    モルグ街の殺人
    推理小説の原点に相応しい作品。ここから歴史は作られたのかと脱帽した。

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

    『黒猫』がとにかく秀逸。170年以上前の小説であるとは驚き。
    「訳者あとがき」にもあるが、一般論や抽象論などの「まくら」から本題に入るという流れに、落語と共通した雰囲気が感じられて興味深い。

    0
    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    「アモンティリャードの樽」

    一文あらすじ

     幻のワイン「アモンティリャード」を餌に、憎き男を生き埋めにして復讐を果たす、ある貴族の話。

    メモ

     首尾一貫して、主人公の男がなぜ殺人を決行するのか、その理由が明かされない。わかるのは、彼の家の訓戒が「侮辱ニハ逆襲アリ」ということだけ。彼が憎む男は

    0
    2017年12月22日

    Posted by ブクログ

    モルグ街の殺人には感銘を受けた。
    たしかに推理小説の先駆けということもあって、ずいぶんご都合主義、よく言えば結論ありきの推理ではあったが、上手く伏線を回収していくデュポンの言葉は、複雑な語彙とは裏腹にするすると読むことが出来た。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    翻訳の小川高義さんの力によるところもあるとはおもうけど、今から180年近く昔、日本では江戸時代の後期にあたる時期に書かれたとは思えないくらい読みやすくて面白かった。
    特に「早すぎた埋葬」はものすごく怖かった。
    「モルグ街の殺人」が推理小説の元祖だと解説を読んで初めて知りました。
    いわゆるエンタメであ

    0
    2024年01月12日

    Posted by ブクログ

    「黒猫」の恐怖を再認識。最後の段落の色彩表現に震え上がる。初読の際にトラウマになった「早すぎた埋葬」は意外にあっけらかんとしたラスト。「翻訳は一種の探偵業」と語る訳者による「解説」は必読。新訳文庫らしいお勧めの1冊

    0
    2023年08月21日

    Posted by ブクログ

    ポーです

    もちろん再読ですが、当時は推理小説愛好家であれば一度は読んでおくべき必読の書として義務感みたいなのに駆られて読んだ記憶があります

    基本的に頭のおかしい奴の妄言です
    いろんな意味でなんか恐っ!てなる話なんですが、注意深く読み進めていくと、あれなんかちゃんとしてない?ってなるんです
    唐突に

    0
    2023年04月05日

    Posted by ブクログ

    「黒猫」や「ウィリアム・ウィルソン」の、徐々に狂っていく心理描写と時代性を廃した古さを感じさせない情景描写がいい。

    0
    2023年03月05日

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