残り全部バケーション

残り全部バケーション

616円 (税込)

3pt

当たり屋、強請りはお手のもの。あくどい仕事で生計を立てる岡田と溝口。ある日、岡田が先輩の溝口に足を洗いたいと打ち明けたところ、条件として“適当な携帯電話の相手と友達になること”を提示される。デタラメな番号で繋がった相手は離婚寸前の男。かくして岡田は解散間際の一家と共にドライブをすることに――。その出会いは偶然か、必然か。裏切りと友情で結ばれる裏稼業コンビの物語。

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残り全部バケーション のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    圧倒的な面白さを感じた。そんな小説。
    岡田さんの人間性をまず好きになります。そして、その岡田さんが急に物語からいなくなり寂しくなります。でも、最後は岡田さんの存在を感じることが出来、ほんのりと嬉しくなります。
    著者の作るストーリーにはホント毎回ドキドキさせられっぱなし。
    個人的には、岡田さんと権田さ

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    裏家業コンビの岡田と溝口。それに関わる短編集。
    短編集ながら、絶妙に作用しあっている。

    ・よみたい本がない人
    ・読書を楽しみたい人
    におすすめ。

    個人的には良作でした。
    本としてよくできています。最後まで読み終えた後の一瞬の衝撃と良作に出会えた満足感でほくほくしました。

    0
    2023年12月31日

    Posted by ブクログ

    題名からとても惹かれました!
    溝口、太田をはじめとする登場人物のキャラクターや、会話も好きです!

    「飛んでも8分歩いても10分、だとしても、飛べるなら飛ぶべきだ!
    そんな経験、しなきゃ損だろうが。」
    このセリフが1番好きで、何度も読んでしまいます。

    後悔ないような、やりきれたと思える生き方をした

    0
    2023年11月10日

    Posted by ブクログ

    初めて伊坂幸太郎の本を読んだのは、高校の時にこの単行本を友達から借りた時だったな。↓はずっと好きな言葉。
    -----------
    過去のことばっかり見ていると、意味ないですよ。車だってずっとバックミラー見てたら危ないじゃないですか。事故りますよ。
    進行方向をしっかり見て運転しないと。
    来た道なんて、

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    おもしろいです。会話は深く透明です。岡田さん魅力ありますね。表題作品が特に好きです。
    もう一度、読みたいと思います。

    0
    2023年09月09日

    Posted by ブクログ

    ここからがいいとこだろ!ってとこで終わった。続かないからいいんだと思うけどもうちょっと続いてもよかったじゃないかと思ったりした。翻弄されてる。キャラがいいから読みやすい。何言ってんだこいつって思ったら激アツ展開になってとても楽しい本。

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    伊坂作品は久しぶり。やっぱり面白い。伏線の張り方、段々明らかになっていく物語ごとの繋がり、そして登場人物の軽快さ。所々腑に落ちない点もあって、ネットで解説を読んだりしてやっとわかった部分もあるけど、最終的には自分の解釈にかかってると思う。

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    この作品の魅力は
    最後の短編「飛べても8分」に凝縮されてる。

    伏線を伏線と思わせない、気づかせない。
    ほんとうにきめ細やかに敷き詰めてくる。
    それが如実に出た作品だなという感想。


    メイン人物として、裏稼業コンビ、溝口と岡田がいて
    その2人に、何かしらの形で関わった人たちの語りを通して
    その2人

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    残りの人生を全部バケーションしたいですw

    ってな事で、伊坂幸太郎の『残り全部バケーション』

    MKT文庫よりw

    いや~、オモロ過ぎ

    久々に伊坂幸太郎さんの本を読んだけど、面白過ぎた♪

    小悪人じゃけど、憎めないキャラの溝口と部下?の岡田との小悪人家業の人生劇場w

    「実はお父さん、浮気をして

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    相変わらずのドタバタ劇場。伊坂幸太郎という感じ。
    裏稼業のコンビである溝口と岡田がキーとなって各話が展開されていく。短編集。

    最初はよくわからなかったけど、読み進めると「この人はこの人か!」「あの出来事はこれと繋がっていたのか!」の連続でしっかり作られてておもしろかった。よくできていた。

    0
    2023年12月09日

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