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純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。でも、裏の「癒し屋」稼業では、依頼人のどんな悩みも奇想天外な手法で一発解消させる敏腕だ。ところが、そんな霧子にも悲しい過去が――。ある日、彼女宛てに届いた殺人予告。それをきっかけに、霧子は過去と向き合う勇気と未来への希望を取り戻していく。感動エンタメ。
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Posted by ブクログ
プロローグが戦慄で、『癒し屋だよね』と一瞬とまどってしまいました。 ストーリーはとてもほんわかで癒しで読んでて心に残ったフレーズ、考えさせられるフレーズがたくさんでした♡⃝ 後半はプロローグの内容の隠された過去の内容という構成で話に引き込まれあっという間に読めてしまいました。 心がほっ、とする本...続きを読むで何回も読み返したくなる作品でした。
とても面白くてテンポが良くていつもの倍くらいのスピードで読み終わった。コメディ的なところもありつつ、ハッとさせられるような言葉が出てきたり。心にふわーーっと染み込む物語だった。
初めは、タイトルの通り、喫茶店の優しいお姉さんがお客さんの悩みに寄り添い癒してくれるお話なのかなーと想像しており、いざ読んでみると、予想と違って、キリコさんはぐうたらな方で、癒し系な雰囲気ではなく強い系の女の方でびっくりしましたが、そこが面白かったです。 一見自分だったらクレームつけたくなるよう...続きを読むな発言があるキリコさんですが、そのキャラクターと喫茶店の仲間たちのキャラも濃くてすきです。登場人物の抱えている秘密も読み進めないと知ることが出来ないので、この本を読む楽しみの1つです。 依頼人の悩みを自分の想像の斜め上をいく方法で解決しているところも読み応えあり、ちょっとミステリーな部分が意外にあって、なかなか他にないタイプの本で面白いです。分厚い本ですが、内容が本当に面白いのですらすら読めます。 自分の抱えている悩みは、 きっと自分が想像つかないような、 他人の目線で思いもよらないことが起きて、 解決したりするんだ、と感じました。
各章の冒頭にある昭和歌謡の歌詞の一節と事件の解決がリンクしている。 物語の最後の方に出てくる以下のセリフが印象に残った。 「人ってさ、長所で尊敬されて、短所で愛されるんだよ。だから、どっちも大事なんだよ」 「ありがとうって言葉はさ(略)本質的な部分には、さらに大きな意味があるんだよ」「わたしは、私の...続きを読む過去を受け入れました。そういう意味」
たくさんの前に踏み出せる言葉があふれる本でした〜 近所にこんな店があればいいですね! この本の登場人物全員に幸あれ! ぜひ〜
(なるほど、こういう風に問題解決できるのか…)と、酔っ払いキリコさんの一見突飛な手腕に、妙に感心しながら読み進めていた。人との繋がりが温かくかかれた本が好きな方にオススメ。
とても心が暖かくなる本だった。 人によりけり、お話によりけり、 人それぞれ感想を持つと思いますが、 最後にはホッと、心が暖かくなります。 素敵な言葉が沢山あって背中を押された気がします。
サブタイトルとなるリリックとストーリーの絡め方が、とても良かった。 特記すべきは巻末の小川志津子さん。 短いながらもさながら秀逸した解説書のようでした。 最後の1ページまで堪能出来た1冊。 表の意味で…ありがとうを送りたい。
銀杏商店街にある純喫茶「昭和堂」の店主 霧子は 妖艶で美人でミステリアス 彼女の裏の顔「癒し屋」は、近頃ちょっとした評判になりつつある。その裏稼業に秘められた秘密と彼女を取り巻く面々の全7章からなる物語 物語は、主に雇われ店長のカッキー目線で進む。 各章にはストーリーの鍵となる昭和歌謡のワンフレー...続きを読むズが引用されサブタイトルになっている。 戦慄のプロローグが衝撃的で、頭の片隅に大きなしこりを残したまま各章が始まる・・・ あれ?『癒し屋キリコの約束』だよね? 癒し要素、皆無なんですけど〜っ! とプロローグを読んだ後で叫びたくなった笑 序盤は、ろくに働かずカッキーにお店を任せて、ビールを浴びるように飲み、御賽銭と御礼参りだけには抜け目なく欲深い霧子に、全く好感が持てず何度も失速してしまった。 この人無理だわ〜と何度も思った。 中盤、裏稼業の霧子の働きぶりに触れているうちに、ジワジワと何だか憎めない感じになってきた。 しかも、たまに結構いい事言うし。 実はもの凄く了見が広い人なのか? でも何処までが計算なんだろう? 出たとこ勝負感も否ない。 終盤、店長のカッキーと、霧子自身の秘密が明らかになる頃には、すっかり虜になってしまう。 いつの間にかラストのネタバレでは目頭が熱くなる程だった。 いやぁ〜何とも追い上げ感の凄い作品だった。 何だか心の中が、欽ちゃんの仮装大賞のパネルみたいになった。←通じる人には通じるはず! おまけに大好きなゴンママも出て来るし♪ 昭和歌謡とのコラボ?も良かった。 懐かしい楽曲の世界観とも重なって趣深い。 読み終えれば、やっぱり森沢明夫ワールド全開で、優しくて温かい作品だった。 これから読まれる方へ 前半で投げ出さず是非最後まで読んでください。 視界が開けて肩の荷がおりた様な清々しさと、温かな余韻に包まれます。 以下、特に印象的だったフレーズを幾つか 「幸せってね、なるものじゃなくて、気づくものなのよ。もしも自分のことを不幸だと思ったら、そのときは自分の身体の値段を思い出して、ついでに身のまわりのモノを片っ端から値段に置き換えてみるといいわ。もちろん、家族の値段も含めてね。そうしたら、いかに自分は恵まれていて、幸せかってことを思い出せるから」 「才能ってのはね、成功するまで絶対に努力を止めないって、自分自身を説得し続ける能力のことを言うのよ 夢が叶うまで、折れずに、ひたすらベストを尽くし続けることー、それができる人を、夢を叶える才能がある人って言うの」 「そもそも人生には、生きる意味なんて何ひとつないんだよ。何もないまっさらなところでいろんな経験をしてさ、その経験にたいして、自分なりに意味付けをして、それを味わうのが人生じゃん。」 「人間てのは、他人に「ありがとう」って言われるために生まれてきてんの。だから、人の役に立って、喜んでもらえたときは、その人の使命が果たせてるわけ。使命が果たせたとき、人は自動的に幸せになっちゃうわけ。」 「人ってさ、長所で尊敬されて、短所で愛されるんだよ。だから、どっちも大事なんだよ。」
憎めそうだけど実はいい人。でも、すぐに憎めそうな人になり最後はいい人に、を繰り返す霧子さんにハマります。
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