エミリの小さな包丁

エミリの小さな包丁

836円 (税込)

4pt

恋人に振られ、職業もお金も居場所もすべてを失ったエミリに救いの手をさしのべてくれたのは、10年以上連絡を取っていなかった母方の祖父だった。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。

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エミリの小さな包丁 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても温かい気持ちになれる、すごくいい作品だった。
    口数は少ないけど、一言一言が胸に沁みてくるおじいちゃんの言葉と優しさが私の心まで浄化させてくれる。この余韻にしばらく浸っていたい。

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    星6つ付けたいくらい、大好きな作品になった。
    魚を釣ってさばいて食べる、野菜をご近所さんからもらって食べる、、人間が生きる上での原点のような行為は、人の心を落ち着かせる。最後のエミリは、まさに凛としていたように見えた。

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    都会での辛い生活から逃げ出した主人公の女性が、15年も会ってもいなかった、海辺の田舎に住む祖父の家で、心の再生をしていくストーリー。

    自分の人生は、他人からの評価ではなく、自分自身が決めて生きていくものですが、人はどうしても周囲の声や評価に心が傷つきやすいもの。

    でも、自分の内面と向き合い、自分

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    生きていると色々とある。
    逃げ出したくなる時もある。
    誰かに話を聞いてほしい時。
    反対に何も聞かずに、そばにいてほしい時。
    15年ぶりに会う祖父と孫が一つ屋根の下で暮らす、ひと夏の物語。
    全てを失って逃げてきた孫に対して暑苦しいお説教もアドバイスもない。
    田舎の港町で暮らしてきた祖父が築き上げてきた

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    おじいちゃんの作る料理が全部美味しそうで、エミリと一緒に心が元気になりました。

    おじいちゃんの人柄の良さと、おじいちゃんの周りの人達の優しさに、とても癒されました。おじいちゃんにずっと元気でいてほしいし、愛犬と一緒に長生きしてほしいなと、おじいちゃんの幸せを願いながら読み進めていました。

    心の底

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    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    傷心のエミリが、10年以上ご無沙汰しているおじいちゃんを頼って会いに行く。さびれた田舎、凛となる鈴の音、美味しいごはん。心温まる話でした。

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ

    疲れた自分にしみる、やさしいお話。

    おじいちゃんは、安易に慰めたりしない。
    ちゃんと自分で考えて決めていけるようなヒントをくれる。ある意味それはとても厳しいとも言えるけど、その悩む過程にもそっといてくれる。

    何よりおじいちゃんの料理が丁寧に作られていて本当に美味しそう。美味しいものは人の心を救う

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    最高に好きな世界観でした。
    話しを読み進めれば進めるほど、どんどん大好きな世界観に。見たことがないのに、龍浦の街並みや大三おじいちゃんの家が鮮明に頭に浮かんでくる。田舎の懐かしい感じ。素敵な世界観でした。

    そして、エミリが少しずつ、まだ完璧ではないけれど確実に前を向いて進んでいく姿。
    周りの人たち

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    人生の再生がテーマの話だと思うが、私は読後に親が生きているうちに一緒の時間をもっと持とうと思った。
    (祖父母が全て他界してしまっているのが悔やまれる)
    読み始めは少し退屈だが、3分の1過ぎるあたりから引き込まれる。ラストはいい意味で期待を裏切らず良くて、涙が止まらない。

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    幸せになることより、満足することの方が大事
    自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃだめ
    重荷を抱きしめたら、沈みこんで、わたし自身になり、空気のように軽くなった
    神様は自分自身、自分を思いのままに動かせる万能な存在は唯一自分自身。人生を自由自在に想像していけるのも自分だけ。

    海辺

    0
    2024年02月07日

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