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恋愛――それは人類の長い歴史を通じて、私たちの人生にとって常に重要なものであり続けた。人類最大のメディアだった絵画表現のウラを読む、新しい角度からの西洋美術史。
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Posted by ブクログ
美術館で何も考えずにぼーっと観るのもいいけど、絵にまつわる物語を聞くのが好きなので美術館に行くと音声ガイドは絶対つける! 論文の引用があったりして、濃い内容だけど音声ガイドを聞いているみたいに、とても読みやすい。 愛や死ということが芸術や人生を動かす。これらは自分の思い通りにならない。娼婦や不倫...続きを読む、不釣り合いの結婚など、ドロドロな話が多かったけど、“おわりに”で取り上げられた「エロイーズとアベラール」の話がロマンティックでよかった。
大学教授の著書。授業が面白いから読んだ。 先生は中学の頃、絵画の女性に恋をしていたらしい、変態だ。 高等な二次元愛、間違いなく変態。 でもなんとなくその気持ちもわかる、なんとなく。
絵を見るのは好きだけど、西洋美術にひそむキリスト教や神話についての素養がないので、もどかしくなることが多い。で、西洋美術史の本をぱらぱらと見たりしても、当たり前ながら頻出するカタカナの氾濫で頭が混乱することたびたびだった私。そんな私にとってこの「恋する西洋美術史」はパーフェクトな本だった。 この本は...続きを読む肩ひじの張らない入門書として最高だと思う。正しい美術史の知識が見え隠れしながらも、寝転がって読めるような軽妙な文章ですいすい楽しく読める。 有名な絵が多く採録されているのも◎。そして池上先生の悶々とした思春期の青い思い出話もほほえましい。 本当に最後まで興味深く読めた新書だった。が、中ほどの章(秘められた愛、禁じられた愛)は章の名前でも推測できるように直截的な絵が掲載されている。もちろん見る分にはちっとも平気な範囲ですが、電車の中で読むにはややためらわれました。 絵画鑑賞上級者には物足りないかもしれないけれど、絵は好きだけど、絵のモチーフの意味はイマイチわからないという人はマストバイです。犬やら鳩やら兎にも意味があったのですねぇ。
恋愛という観点から美術史を説いた本。 ピカソとかロダンの恋愛話とその時期の作品の対比が面白い。芸術家の恋愛話ってロマンチックですき。 私は美術詳しくないので、直感的にブーシェとかフラゴナールの厚塗りしてますって感じの肌の描き方がとても可愛くてすきだったんだけど、だいすきな「ブランコ」が取り上げられて...続きを読むてうれしかった。美術史上は評価低くても、お部屋に飾るなら絶対ああいう絵がいいです。 挿絵全部カラーならもっと良かったです。美の巨人見たくなったー!
[ 内容 ] 恋愛―それは人類の長い歴史を通じて、私たちの人生にとって常に重要なものであり続けた。 画家たちの恋愛事情、奔放な性的エピソードに溢れた神話、人類の恋愛の諸相を捉えた、新しい角度からの西洋美術史。 [ 目次 ] 第1章 恋する画家たち 第2章 愛の神話 第3章 愛のかけひき 第4章 結...続きを読む婚―誓われた愛 第5章 秘められた愛 第6章 禁じられた愛 第7章 愛の終わり [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
絵画に出てくるアイコンの説明あり。絵画を通して西洋の歴史、文化が勉強できた。絵を見るのは好きなんだけど理解はしていなかったので私には丁度よかった。
恋になやむのは、神も人もおなじ。 純愛にはじまり、結婚。そして…? それでも皆、恋をする。 さまざまな観点から絵画を読み解く名著。
「西洋画」が苦手だった私。現代美術はある程度解釈の仕方を観る側にゆだねてくれている感じがある一方で、西洋画は「観るルール」だとか「正しい解釈」が存在しているというイメージから。恋愛という身近なキーワードで西洋美術史をひもといていくというこの本を読めば、少しでも理解が深まるだろうか、という期待から購入...続きを読む。 読んで思ったのは、昔の人も、昔の神様も、性にまつわるあれこれに翻弄されていたんだなあということ。現代の自分たちと何ら変わりなく。ただそこに時代背景の違いが顕著に表れていて、そのギャップが面白い。 現代には性の記録や妄想を、あんなにはっきりとキャンバスに残している画家はいるんだろうか?未来の人にもこんなシンパシーを感じてもらうために、ぜひ取り組んでいただきたいものです。 たぶん同じシリーズで、食事から西洋美術史を見るというものもあったので、次はそれを読みたい。
恋愛を画題にした名画にまつわるお話。 新書であるからして、それほど体系だった感じではなく、エピソード的。絵画から紐解く(あるいは垣間見る)西洋性愛史、といった趣き。 前半は比較的お行儀よい印象だが、後半は肉食系色恋のすさまじさの片鱗も漂わせる。 巻末の参考文献が親切だ。奥深そうな分野であるし、この...続きを読む森に入りたくなったら、こうした文献が手引きになるのだろう。 *新書なので仕方ないとは思うのだが、絵が小さくて、白黒のものがほとんどなのが残念。「画面右端にこれこれこういう男がこんな表情をしていて・・・」って言われてもわかりません、先生。こういうのは、大教室でスクリーンにスライドを大きく映しつつ講義してもらえばよいのかもなぁとちょっと思った。 *巻頭の『ピュグマリオンとガラテア』(ジャン・レオン・レジーム)が好きだ。ニューヨーク・メトロポリタン美術館にあるらしい。
美術作品というのは、改めて思うと、 ともかくたくさん絵画などみて、そこで、「訳のわからないすばらしさ」を感じるときが、いつかおとずれ、そこから、「訳のわからない何か」と問われて、いろいろと歴史、技法、コンセプトを知りたくなる・・・というところまで、ともかく、作品を見続ければ良いんじゃないかを思う。浴...続きを読むびるように。話はそれからだ。
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恋する西洋美術史
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池上英洋
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