死と復活 ──「狂気の母」の図像から読むキリスト教

死と復活 ──「狂気の母」の図像から読むキリスト教

1,705円 (税込)

8pt

4.0

イタリア・フィレンツェ郊外の小さな美術館で出会った一つの謎めいた板絵。それは死んだはずの赤ん坊をよみがえらせた聖人の奇跡を描いたものだった。この「嬰児復活の奇跡」と、その上位テーマたる「狂気の母」が、著者を思索の旅に招き入れる。聖餐・聖遺物といったキリスト教文化圏特有の信仰形態や、遡って古代エジプト、ギリシア、ケルト文化にも見られる「死と復活」の主題。これら多くの図像や史料を読み解きながら西洋精神の根幹を成す「死と復活」の思想の本質と、キリスト教の深層に肉薄する。

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死と復活 ──「狂気の母」の図像から読むキリスト教 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    猟奇的に描かれた絵の中に内在する信仰の問題を説いています。取り上げられる絵は、かなりグロテスクです。テーマもカニバリズムやら、アンドロギュヌスやら、おどろおどろしいものが出て来るので、その方面が苦手な人にはお勧めしません。私はおもしろかったけど。
    神父さまの説教で、キリスト教は神様を食べる宗教だとい

    0
    2014年02月27日

死と復活 ──「狂気の母」の図像から読むキリスト教 の詳細情報

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