天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト
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天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

572円 (税込)

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チャールズ・チャップリンがやってくる!! 昭和七年五月、日本中が彼の来日に沸くなか、安吉一家の耳に驚くべき噂が飛び込んできた。チャップリン暗殺――。信念を持つこの稀代の芸術家を殺させてなるものか。世間を混乱させることなくテロリストの魔の手を振り払うため、いなせな夜盗たちが東京の街を所狭しと走り回る。表題作ほか全六編を収録した大人気“天切り松”シリーズ待望の第五巻。

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天切り松 闇がたり のシリーズ作品

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  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道
    495円 (税込)
    夜更けの留置場に現れた、その不思議な老人は六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音(こわね)「闇がたり」で、遥かな昔を物語り始めた――。時は大正ロマン華やかなりし頃、帝都に名を馳せた義賊「目細の安吉」一家。盗られて困らぬ天下のお宝だけを狙い、貧しい人々には救いの手をさしのべる。義理と人情に命を賭けた、粋でいなせな怪盗たちの胸のすく大活躍を描く傑作悪漢小説(ピカレスク・ロマン)シリーズ第一弾。
  • 天切り松 闇がたり 第二巻 残侠
    495円 (税込)
    ある日、目細の安吉一家に客分として現れた、時代がかった老侠客。その名も山本政五郎――すなわち幕末から生き延びた、清水の次郎長の子分・小政だというのだが……。表題作「残侠」など、天下の夜盗「天切り松」が六尺四方にしか聞こえぬ闇がたりの声音(こわね)で物語る、義賊一家の縦横無尽の大活躍八編。粋でいなせな怪盗たちが大正モダンの大東京を駆け抜ける、感動の傑作シリーズ第二弾。
  • 天切り松 闇がたり 第三巻 初湯千両
    495円 (税込)
    「武勇伝なんぞするやつァ、戦をしたうちにへえるものか」二百三高地の激戦を生きのびた男はそうつぶやいた……。シベリア出兵で戦死した兵士の遺族を助ける説教寅の男気を描く表題作「初湯千両」など、華やかな大正ロマンの陰で、時代の大きなうねりに翻弄される庶民に対する、粋でいなせな怪盗たちの物語六編。誇りと信義に命を賭けた目細の安吉一家の大活躍。堂々の傑作シリーズ第三弾。
  • 天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝
    495円 (税込)
    時は昭和九年。関東大震災から復興を遂げ華やかなモダン東京を謳歌したのも束の間、戦争の影が徐々に忍び寄っていた。ついに寅弥が我が子のようにいとおしんできた勲にも召集令状が届く。国の無体に抗おうと松蔵らが挑んだ企みとは? 激動の時代へと呑みこまれていく有名無名の人々に安吉一家が手をさしのべる五編。人の痛みを、声なき声を、天下の侠盗たちが粋な手並みですくいとる。
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト
    572円 (税込)
    チャールズ・チャップリンがやってくる!! 昭和七年五月、日本中が彼の来日に沸くなか、安吉一家の耳に驚くべき噂が飛び込んできた。チャップリン暗殺――。信念を持つこの稀代の芸術家を殺させてなるものか。世間を混乱させることなくテロリストの魔の手を振り払うため、いなせな夜盗たちが東京の街を所狭しと走り回る。表題作ほか全六編を収録した大人気“天切り松”シリーズ待望の第五巻。

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天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ「天切り松闇がたり」シリーズ
    浅田さんの人情たっぷりなこの世界、やっぱりいいなぁとしみじみ

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    待ってました~の5。本はほぼ文庫でしか買わないので、5が出たことを忘れており、新聞広告見てテンション上がる。4までの全部も文庫発売と同時に読んでいたので何年ぶりになるんだろう。人物像とか背景をもう一度復習して、細かい部分までも自分の中に甦らせてから5を読みたい。本棚から1~4と読本まで引っ張り出して

    0
    2016年09月23日

    Posted by ブクログ

    もう終わったシリーズだと思っていたので、ここへきて新刊が出て、何ともうれしや。

    古き良き江戸→東京の矜持を持った人々。

    0
    2016年09月23日

    Posted by ブクログ

    待ってましたの文庫化。いつも通りの粋な作品集で、安心して楽しませて頂きました。今回は、どちらかというと各人の”弱さ”的部分がクローズアップされてる感があって、圧倒的存在感でひたすらカッコいい一味、っていうイメージからは、少し距離を置いた印象が残りました。主人公の松もだんだん歳を取ってる設定だから、相

    0
    2016年08月27日

    Posted by ブクログ

    天切り松 闇がたり シリーズ第5巻。
    江戸っ子の粋と、伝説の怪盗 目細の安吉一家の男気を、老人が語ります。
    登場人物がそれぞれかっこいい。

    0
    2017年07月07日

    Posted by ブクログ

    いやー、久々の天切り松 闇がたり・・・
    シリーズ5作目・・・
    6話の短中篇を集めたもので・・・
    シリーズものの定めで新鮮味はないけれども・・・
    安定感のある面白さである・・・
    今作1番は表題作のライムライトより、第五夜の琥珀色の涙・・・
    チャップリンより根岸の棟梁!
    涙そそられる、間違いなし・・・

    0
    2017年06月27日

    Posted by ブクログ

    天切り松最新刊。安定の面白さ、キレの良さ、安吉親分のかっこよさ。素晴らしい。★4.7くらい。
    昔ドラマ化したみたいですが、もっとガッツリ気合いいれて映画化とかすればいいのに。

    0
    2017年01月08日

    Posted by ブクログ

    いつもながら期待を裏切らない面白さです。おこん姐さんのエピソードが特に雰囲気あって心に残りました。舞台化や映像化するなら…と配役を考えながら読むのもいつもの楽しみです。

    0
    2016年11月17日

    Posted by ブクログ

    いやー。相も変わらず粋で格好良い方達でした。
    特に2夜ラストのおこん姐がたまらんです。
    初期の天切り松の方が、やっぱり勢いがあって好みではありましたが。
    まぁ、みんな歳をとっているので昔のようにいく訳はないですが。
    でも、今作には今作の歳を重ねた一味の良さは勿論ありまして、
    それはそれで面白く、また

    0
    2016年11月17日

    Posted by ブクログ

    天切り松の新作。時代が昭和に入って登場人物も少しずつ歳を重ねている。派手で大きな仕事はしないが、目細の安一家、ここにありという話が収録されている。ここぞという時の、江戸弁口調がいい。

    0
    2016年11月13日

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