理工 - KADOKAWA - メディアファクトリー新書作品一覧
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4.3オスとメスとでこんなに違う「セックス」の意味! 愛し合って子を育てるなんて建前もなんのその、安いコストで作った精子を撒きたいオスと、限られた卵子になるべく優秀な精子をつなげたいメスのあいだで巻き起こる「性的対立」の悲喜劇。なぜセックスに振り回されるのは男なのか、「女は敵」と思うのか、進化論で納得できる一冊。
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2.7宇宙はどうやってできたのか? これからどうなるのか? これらの謎を解くカギとなるのが宇宙最古の星「はじまりの星」だ。すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡を使って、世界で最も遠くを見つめている研究者が「ここまで見えている」宇宙の姿を論じる、科学ノンフィクション。
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4.2交尾後、邪魔になったメスを投げ飛ばすカブトムシと、覆いかぶさりメスを守り続けるクワガタムシ。綿密な観察の結果、明らかになった全く違う交尾の生態や、“体が大きい方が有利”という生物学の定説を覆す「ミヤマvsノコギリ」の勝敗結果など、雑木林に篭り続けて10年のカブト・クワガタ研究の第一人者が送る、動物行動学入門。
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-缶コーヒーの量は「g」で表わすのに、調味料は「cc」で、お酒は「合」や「升」……日常生活でよく目にする単位やニュースを正しく理解するのに必要な単位108を、中学の数学教師が易しく楽しく解説。
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4.0地球上で最も硬い物質・ダイヤモンドは地底200kmで、炭素に高温・高圧が加わることでつくられる。だが、それがどう地表近くまで上がってくるかは、長年の謎だった。しかし近年、高密度の「キンバーライトマグマ」に乗り、マントルから地表近くまで、わずか数時間で上昇していたことが判明。過去7回確認されている噴出時の速度は、音速をも超えていた! 本書は、長くて短いダイヤモンドの旅を辿ることによって、地球の内部構造やプレート・火山などの運動について学び、これまでにない地球の姿を知ることのできる一冊。
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-GDPで中国に追い越された? 将来はみんなが孤独死予備軍? われわれは皆、経済や人口が「縮んでいく」ことに怯えている。しかし生物は常に「増えている」か「減っている」。それぞれに適した生き方があり、「幸せ」があるのだ。『働かないアリに意義がある』の著者が語る「身につまされる生物学」待望の第2弾!
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3.7高層ビル街でハトを狩るハヤブサ、街路樹を住処に数を増やすアオスジアゲハ、巣を作れず減り続けるスズメ……。動物たちがいかに環境に適応しているかを探れば、大都会の姿がガラリと変わって見える。都市の「野生の王国」の姿を生々しく描く驚きの書!