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  • こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方
    4.0
    学びにも、ビジネスにも、今必要なのは、身体性に裏打ちされた、たしかな「自然観」! 都市化が急速に進み、子どものリアルな自然経験の少なさによる弊害が指摘されている。人は実際に体験し、そこから得られる知覚を通して抽象的な概念を学び、ゆっくりと知性を育むにもかかわらず、それがないがしろにされている。 本書は、現在急成長中のベンチャー企業・YAMAPの創業者で読書家としても知られる春山慶彦が、養老孟司、中村桂子、池澤夏樹の各氏と、自然体験を通してAI時代に活きる知性の育み方を語り合う。 「現代社会は、感覚から入るものを軽視しがちで、勉強すれば何でも頭に入ると思っています。でも実は、それ以前に身体で感じることが非常に重要なのです」――養老孟司 「合理的に効率よくやろうとしていたら、生きものはとうの昔に消えていたと思います。それから、一つの価値基準で競争させて、いいものだけを残そうとしていたら、やはり消えていたでしょう。矛盾を組み込んで、『何でもあり』でやってきたからこそ、生きものは続いてきた」――中村桂子 「何かうまくいったとき、『俺の腕がいいからだ』と思うのではなく、それはある意味、運であって、運である以上は何かに感謝しなきゃいけない。その何かは必ずしも神様でないかもしれないけれど、たぶんそういう謙虚な姿勢そのものに意味があるのでしょう」――池澤夏樹 「知覚とは、自分を取り巻く世界をどう感じるか。知覚、つまり感覚、感性、五感で世界を捉えること、既存の思考と統合しながら解釈すること。そこに知性の核心がある」――春山慶彦 <目次> 1.養老孟司との対話 自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる 2.中村桂子との対話「へんてこ」「無駄」「弱さ」があるから生きていける 3.池澤夏樹との対話 自然に学ぶ「インチキせずに生きる力」
  • 「生きている」を見つめる医療 ゲノムでよみとく生命誌講座
    4.0
    生まれ、暮らし、老い、死を迎える人の一生。「私が生きている」とはどういうことだろう――。今を生きるすべての人が、医療のあり方を考え、生きものとしての「私」を知る基本を学ぶための入門書。かけがえのない自分自身のいのちを通して、他の人びとや生きものとのつながりを考える、豊かな人生の手がかりと医療の理想がここにある。
  • 生きもの上陸大作戦 絶滅と進化の5億年
    4.0
    地球に生命が誕生して30数億年もの歳月が経過していた。海の中も、川の浅瀬も生物でいっぱい。いよいよ生きものたちは住み慣れた「水圏」を離れ、陸に上がろうとします。いまから、およそ5億年前のことです。そのころの地上は、岩や砂が広がるだけの不毛の大地でした。そこへ勇敢にも上陸していった植物たち、そして植物を追いかけるように上陸していく昆虫たちと脊椎動物たち……。地球における生物進化史上、間違いなく一大イベントである「生物の上陸」をテーマに、カラーイラストや図版をふんだんに使って、そのドラマを再現しようとします。最初に上陸した植物たちとは? なぜシダの森林は消えていったのでしょう? なぜ昆虫たちは大繁栄を遂げるのでしょうか? 最初に上陸した脊椎動物の先祖とは? 過去5億年の間に5回もあった大きな絶滅の原因はいったい何でしょうか? 「鳥」になった恐竜とはどんな生きものでしょうか? 魅惑に満ちた進化の冒険をいっしょに体験しましょう。

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  • いのちのひろがり
    4.0
    庭にいるアリとわたしたち人間は仲間です。魚も、草や木も、キノコやコケ、細菌も、すべて仲間です。なぜかといえば、すべての生きものの歴史をさかのぼってゆくと、38億年前地球上に生まれた、ひとつの細胞にたどりつくからです。長い長い時間のなかで、さまざまな生きものが生まれたり、滅んだりしながら、細胞はわたしたちへ受けわたされてきました。わたしたちはどこからきたのか? 壮大な「いのち」の物語を描きます。

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  • 老いを愛づる 生命誌からのメッセージ
    4.4
    白髪を染めるのをやめてみた。庭の掃除もキリがないからほどほどに。大谷翔平君や藤井聡太君、海の向こうのグレタさんのような孫世代に胸をときめかせる――年を重ねるのも悪くない。  人間も生きものだから、自然の摂理に素直に暮らしてみよう。ただ気掛かりなのは、環境、感染症、戦争、成長一辺倒の風潮。そこで、老い方上手な諸先輩(フーテンの寅さんから、アフガニスタンで井戸を掘った中村哲医師まで)に学び、若い人たちにどんな「命のバトン」を手渡すか考えてみよう。  生命誌研究のレジェンドが軽妙に綴る、晩年のための人生哲学。
  • おじいちゃんの小さかったとき
    4.0
    ビー玉、めんこ、チャンバラ、イナゴとり……どれも昭和の懐かしい暮らしの一つ一つです。 この本は、1950年代から1960年代ごろの子どもたちの暮らしを描いた『父さんの小さかったとき』(1988年刊行)をあらためて作り直した本です。 ぜひ、お孫さんと一緒のときにこの本を広げて、一緒に読みながら、ご自身の昭和時代の体験を語ってあげてください。大好きなおじいちゃんの言葉が子どもの心に深く染み渡ります。★★★本書は1988年刊行の『父さんの小さかったとき』待望の改定版です。

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  • 科学者が人間であること
    3.7
    「人間は生きものであり、自然の中にある」。大震災以後の社会は、この「当たり前」の原点からしか再生できない。まず誰よりも、科学者が一個の人間であることによって、出来ることがあるのではないか。人間も含んだ生きもの全体の歴史として「生命誌」を提示し続けてきた著者が、私たちの未来への熱い思いをこめて語る。

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  • 科学はこのままでいいのかな ──進歩?いえ進化でしょ
    4.0
    科学技術で生活は便利になった。効率ばかり求める社会はどこかおかしい。私たちは生きものなのだから。進歩ではなく進化に、新しい未来のかたちを考えよう。
  • 黒ひげ先生の世界探検 アフリカにゲレヌクをおって
    -
    アフリカのサバンナで、草食動物ゲレヌクを観察。大自然の息づかいと、美しい野生動物たちの躍動感を味わえる、極上科学探検シリーズ! 黒ひげ先生は、次は、アフリカを旅する。サバンナでキャンプしながら、体感したアフリカがつまっています。動物たちが、大地を駆け回り、自然と一体になっている感動が伝わってきます。生息地域が限られていて、なかなか見られない動物グレヌクをおって移動する。やっと出会ったグレヌクは、朝日にキラキラ光らせてまるでガラス細工のようだった。アフリカの景色のなかに美しくとけこんでいる。めずらしい動物グレヌクの観察しながら、アフリカという大自然の感動が満喫できる一冊。 【ご注意】※この作品はカラー版です。レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 黒ひげ先生の世界探検 アマゾンのネプチューンカブト
    -
    世界のカブトムシのなかでも、とりわけめずしいネプチューンオオツノカブトをおって、昆虫の宝庫アマゾンへ。科学探検シリーズ完結編! 南アフリカアマゾン川流域には大型カブトが数種類生息する。そのなかでヘラクレスオオカブトに似ているが全身が真っ黒なネプチューンカブトという珍種がある。その生態をもとめて、アマゾン流域に入る。それは、空飛ぶブリキ缶とでもいいたいほどの小さな飛行機に乗っての、まさに命がけの渡航だ。しかし、その苦労の末やってきたアマゾンは、自然劇場のようにダイナミックで、ひとときもあきさせない魅力の宝庫だった。アリの群れや大蛇に遭遇する危険を冒しつつ、ネプチューンカブトを発見。その他にも、アマゾン地方のめずしい昆虫や鳥などが次々と登場する、迫力のある大自然探検記だ。 【ご注意】※この作品はカラー版です。レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 黒ひげ先生の世界探検 世界一のチョウをもとめて
    -
    一年中、チョウの姿が絶えないニューギニアで、世界最大のチョウ、トリバネアゲハと出会う。精緻な描写と臨場感あふれる科学探検シリーズ! 赤道直下の島ニューギニアは、一年中チョウの姿が絶えない国。世界最大、そして華美なチョウ、トリバネアゲハを探し求めて、黒ひげ先生は、ニューギニアに渡った。現地人のなかで生活しながら、探索を続ける。ニューギニアのジャングルを進んでいくと、そこは、昆虫たちのパラダイス。まさに発見と感動の連続だった。ニューギニアの人は、自然と共に生きている。その姿に、強く感銘を受けた作者の体験に基づいた科学探検記。精緻な描写は息をのむほどすばらしく、わくわくドキドキ臨場感あふれている。 【ご注意】※この作品はカラー版です。レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 黒ひげ先生の世界探検 20000000びきのチョウの木
    -
    2000万匹のチョウが集まって越冬する森を目指してメキシコへ。コミックスタイルの科学探検シリーズ! 北米五大湖からテキサスを越えてメキシコの山中に大移動するオオカバマダラチョウ。黒ひげ先生は、オオカバマダラチョウの大越冬地を探して、真冬の山岳地に入る。そこで、チョウが集まる暖かい谷を探しあてる。なんと、その谷のモミの木の葉の一枝一枝に、チョウがぶら下がっていた。日が当たると羽が開き、山の景色が変わっていく様は、夢の世界。のんびりしたメキシコで出会った、大自然の感動が伝わってくる一冊。 【ご注意】※この作品はカラー版です。レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 黒ひげ先生の世界探検 まぼろしのトビトカゲ
    -
    恐竜を思わせる、空飛ぶ爬虫類・トビトカゲに出会ったのは、マレーシアの奧深いジャングルのなか。子どものころの夢を追う科学探検シリーズ! あまり知られていないが、生息する両生類、爬虫類の仲間には、すべて空中を飛べる種がいる。黒ひげ先生は、マレーシアに、めずらしい空飛ぶトカゲを探しに出かけた。このトカゲは、肋骨が変化して皮膜が羽のように伸びるタイプで、50mも空中を滑空できる。現地少年に助けられ、探索を続け、ジャングルにふみこんだとき、夢にまで見たトビトカゲについに出会った。こんな不思議な動物が自由に生活できるジャングルが、まだ残っているという感動。本書では、ほかにもめずらしい動物や昆虫が、科学的に描かれたくさん紹介されている。 【ご注意】※この作品はカラー版です。レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 生物の消えた島
    4.6
    100年以上前の8月27日、大噴火によって生物が死に絶えたクラカタウ島。水面から200メートルも下の深いところから吹き飛び、島の大部分を失いました。やがて、その島に生物が移住してきましたが、一体どこから、どうやって、やってきたのでしょう? 本書では、生命の再生・営みを、わかりやすく紹介します。世界中の生物学者を驚かせた現代の「天地創造」の物語です。

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  • 生命誌とは何か
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私とはなにか、私たちはどこからきてどこへ行くのか――。この根源的な問いにたいし、分析と還元を旗印とする科学、とりわけ「生命科学」は、有効に答えてきただろうか。「生命誌」は、科学によって得られる知識を大切にしながら、生き物すべての歴史と関係を知り、生命の歴史物語を読み取る作業である。博物学や進化論、DNA、ゲノム、クローン技術など、人類の「生命への関心」を歴史的に整理し、科学を文化としてとらえる。(講談社学術文庫)
  • だんごむし そらを とぶ
    4.3
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ユーモラスなだんご虫の冒険ストーリー。 地面の上をコロコロころがるだんご虫。ある日空を見上げて考えた。「ぼくも空を飛びたいなぁ」そしてだんご虫は空飛ぶマシンを作って、空を飛ぼうとチャレンジします…。たくさんの虫たちも登場する創作科学絵本です。 ※この作品はカラーです。
  • 中村桂子 ナズナもアリも人間も
    -
    「生命誌」という新しい分野の先頭を走り続ける科学者であり、映画や舞台の制作・出演など幅広い活動を続ける中村桂子という人間はいかにして生まれたのか? その来し方と素顔の日常。
  • 二重らせん
    3.8
    生命科学の基礎を築いた大発見の舞台裏 ワトソン博士ノーベル賞受賞から50年を記念して新書化 DNAの二重らせん構造はどのように発見されたのか 共同発見者のフランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスらとの出会いから、「多才な巨人」ライナス・ポーリングの猛追をかわして、二重らせん構造の発見にいたるまでの、その舞台裏をワトソン博士が赤裸々に綴った感動のドキュメント。
  • 浜辺のたからさがし
    5.0
    砂浜で拾った貝がらや木の実、、外国の文字つきのペットボトルなど出発地を調べて発見……浜辺は思いがけない所とつながっているんだ!

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  • 100さいの森
    値引きあり
    4.1
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国から寄贈された樹を植えてつくられた人工の森。 世界でも例のない、100年間続いてきた、広大な人工の森。 それが明治神宮の森です。 100年の間に、針葉樹から広葉樹へと、森は、そのすがたを変えていきました。 東京のほかの場所では見られないような生きものも、この森では息づいています。 人の手によって植えられましたが、そのあとは、木々が育ち、倒れ、自然に移り変わっていくのにまかせて、森は成長し、変化してきました。 その成長と変化は、さらに何百年と続いていくでしょう。 これは、そんな奇跡の森の物語を、精緻なタッチで描いた、奇跡のような絵本です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「ふつうのおんなの子」のちから 子どもの本から学んだこと
    4.5
    本が大好きな生命誌研究者が、幼少期から親しんだ児童文学のヒロインたちから「ふつうのおんなの子」という生きかたを取りだし、その視点から見えてくる世界と可能性について魅力たっぷりに語る自伝的エッセイ。 【本書に寄せられた推薦文】(中川李枝子さん)あなたもわたしも「ふつうのおんなの子」。力と自信がわいてくる、うれしい本です! (阿川佐和子さん)「シアワセってこのことよね!」この本を読みながら、いったい何度叫んだことだろう。

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  • ぼくのロボット恐竜探検
    3.8
    “ぼく”のロボットは、顔の部分が操縦室、からだの下の方にはエンジンがあって、中心にはベッドやお風呂に研究室があって、自動調理室もある。ロケットや時速120キロで歩くことができる足もついている“ぼく”のロボットにのって、恐竜探検に出発だ! ティラノサウルスにおいかけられたり、海の中ではモササウルスからアーケロンを守ったり、卵からかえったトリケラトプスを見たりして、白亜紀の恐竜の世界を探検します。

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  • ぼくのロボット大旅行
    4.5
    空高くを飛べて、海にも深くもぐれる“ぼく”の作ったロボット。人口頭脳が頭のてっぺんに搭載されていたり、外の様子が見えるモニターやライトがついているのはもちろん、ロボットの中には、冷蔵庫やベッド、お風呂や研究室まであって装備は万端です。そんな夢のような“ぼく”のロボットにのって、北極、北米、南米、オーストラリア、アフリカ、それに深海や宇宙まで旅をする、想像力が膨らむ、楽しい絵本です。

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  • モグラはかせの地震たんけん
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地震はなぜおきるの?日本列島は地震がつくったの?地球のいとなみ、地震のふしぎをユーモラスに伝える科学絵本。
  • 森のずかん
    5.0
    森で観察できる昆虫、けもの、鳥、魚、植物のすべてから、森の中でのキャンプ、料理の仕方まで、絵が次つぎに語ってくれる心躍る絵本。森へ行ってみたくなることうけあいです。

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  • やわらかな遺伝子
    4.2
    ゲノム解析が進むにつれ、明らかになってきた遺伝子のはたらき。それは身体や脳を作る命令を出すが、環境に反応してスイッチをオン/オフし、すぐに作ったものを改造しはじめる柔軟な装置だった。遺伝子は何かを制約するものではなく、可能にするものだったのだ。私たちを形成するのは「生まれか育ちか」――長年の論争に、最新及び過去の膨大な研究データを用いてまったく新しい考え方を示した世界的ベストセラー。
  • リレートーク 言葉の力 人間の力
    4.0
    本書は70代、80代を迎えてなお第一線で活躍するピアニスト・舘野泉氏、生命科学者・中村桂子氏、絵本作家・加古里子氏、児童文学者・松居直氏の語り手がリレー形式で人間力、言葉力、命(生きる)というテーマを引き継ぎながら手渡していく魅力ある対談集です。4人の著者が、熱き思いを語るリレー対談集。

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