波動防壁さんのレビュー一覧
レビュアー
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金井田と言う男
金井田の正体が明らかになる。元陸軍のスパイ。仲間だった伊藤が「GHQが自分たちを探している。日本の力を更に落とす為、そしてアメリカの次の戦争に利用するため」と。伊藤は自分らの身を守る為に、元スパイのリストをGHQから奪うのに力を貸せと、金井田と小代に言う。金をくれるならと話に乗る小代、「戦争は終わったんだ」と拒否する金井田。が、裏切る小代。GHQに近づく為に使っていた女を捕らえられた伊藤はGHQに乗り込む。金井田は「大事だ。大切な人間がいるのは」と伊藤に協力。
戦争から抜け切れていない伊藤、保身の為に裏切る小代、「戦争は終わった」と守る者の為だけに戦う金井田。多分、誰も間違えてはいない。
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SF冒険+サスペンスの名作
紙の単行本も持っているが、気軽に出先でも読める様に購入。
初めて読んだ時には既に完結して、評判が良いとの事でレンタル一気読み。その頃は、作者も知らず前作スケットダンスでの実績も知らなかったの序盤では「なんで、コレが評判なんだ?」と。と言うのも、出だしから一巻ラストの引きまで、もはや古典とも言える名作「11人いる」を模した様に感じた。(もっとも、それも作者の計算なのだろう。のちにスケットダンスも読んだが、あちらはギャグなのに計算されたシリアスな設定を背景にしている。計算高い作者だ)
「えっ、レンタルだし読むの止めようかなぁ」とも思ったが、そこから少し進むと独自の世界が広がり、冒険だけでは無く -
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遂に・・・色々と
リムルが魔王に進化。
そして、死んだ仲間たちの蘇生。ディアブロが正式に配下。カリオンがミリムにあっけなく破れる。
遂にヴェルドラが復活(ただし、次巻へ持ち越し)
WEB版での展開とは違う部分も有るが、物語が大きく動き始めたと言うところ。
ただ、次巻でヴェルドラ復活!と言う所で終わっておけば良かったのだが、その後に65.5話として、敵側兵士視点からの話になる。つまり、リムルに全滅させられる兵士視点。話としては良いんだけど、ここに入れるのかは微妙かなぁ。
そして、相変わらずのヴェルドラの日記小説と、他の作家さんのイラストで30ページほど使う。毎回思うが、これを入れるよりはもう一話入れて欲 -
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イマイチ進まない
前巻、今の所のラスボス海斗と戦い、まるで歯が立たなかった修一とクレア。海斗は修一の幼なじみだが、修一の記憶は戻らないまま。記憶への手がかりを求めて、クレアの姉エレナをおびき出して罠にはめる。エレナから、幼なじみのほのかが他のものを飲み込むバケモノと化している事をしる。修一たちの仲間の吉岡もまた飲み込まれかけている。
すこしずつ、謎は明らかになっていくが、同時に人間関係が入り組んでいき、話の展開は早いとは言えない。
バトルのシーンとなると、サクサクとページが進むので読み終える時間は短い。
話は一気に終結に向かうのか、更に混沌とするのかが読めない。 -
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「変女」番外編?
「変女」の脇キャラ、ヤンキーの星くんが脱ヤンキーして、バイト先でえろ子さんと出会うお話。主役と言うか、視線はえろ子さん視線で進む。
えろ子さん27歳は脳内で高校生にえろい事を考えているから自称「えろ子さん」だが、身体が男子童貞高校生には刺激的なエロボディしてるので二重の意味でのえろ子さん。ただ、「変女」みたいに、勃起の気配が分かるとか、この人オナニーしたとかが分かる特殊能力?は無い。普通の脳内エロ暴走してるニート。そのニートがバイトを始めた先で好みの男子高校生と出会って、更に脳内エロが暴走する話。
大丈夫かえろ子さん、逮捕されてもしらんぞ。 -
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本当の最終話
前巻で「なんだこれ」と言う終わり方で幕を閉じた本編。
前巻作者後書きでは、ほぼ予定通りの終わり方らしいけど、12巻も続いた作品のラストがエロコメとは言えアカンだろうと思った。
で、パラレルとサブタイトルの付いた13巻。作者後書きでは主人公とサブヒロインたちのパラレルエンド版との事だが、本編の途中で挟んでも違和感が無い程度の内容だった。でっ、最後の一話が本編最終話の続きとなる本当の最終話。普通にコレで終われば良かったんじゃないの?と思う。
邪推すれば、サブヒロインたちで一巻くらい稼ぎたいけど、それだと弱いから本当の最終話をこっちに持ってきた編集部の都合かなぁと思ってしまう。
しかし、メイ -
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雪女編
最初は岩永の高校時代、ミステリー研究部仲間?が六花と出会い、当時のエピソードを語る短編。ダイイングメッセージを題材にした話、ダイイングメッセージはミステリー好きからしても、証拠なり得るのか?と言う疑問があるテーマ。そして、このダイイングメッセージは本巻では途中までになる「雪女のジレンマ」でも取り扱われている。証拠と言い切れないダイイングメッセージと、アリバイの証人が証人とならない雪女という二重の不条理で容疑者が追い込まれる。
九郎先輩、ほぼ出番なし。
かねがね思っていたのだが、この作品はゲストキャラの女の子が可愛い。雪女に至っては過去最強レベルの可愛さであろう。 -
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終わったが
自分は単行本派なので掲載時の反響は分からないので、これが当初からの作者の思った着地だったのか、打ち切りなのか分からない。どちらとも取れるラストだった。
打ち切りモノで良く言われる「俺たちの戦いはこれからだ」的なラストである。高校スポーツ漫画のパターンとしては、
1 高校三年で全国大会 そして優勝 (あだち充・タッチなど)
2 ドラマの時間は一年間だが、そこで全国制覇して、来年も頑張るぞ (黒子のバスケなど)
の二つが多いと思う。が、本作は主人公は一年生で県予選ベスト4まで行った試合までしか描かれていない。その後は描かれて居るが、主人公たちは既に敗退して、ライバル校が全国制覇。三年生は卒 -
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下ネタだけど
殆ど接点の無いクラスメート男子に「男性器の形を知りたい」と迫る成績優秀容姿端麗の数さん。家業がアダルトショップだからと言う理由で迫られた花園君は「見た方が早い」とズボンを下ろす。
まぁ、下ネタと言えば下ネタだけど、割りと真面目な話でもある。
「色々と調べたのに適当に誤魔化すのは失礼」と服を脱いだ花園君にカッターを持って警戒する数さん、さらに身の安全の為に花園君を縄で縛ってからパンツをずらして中を見てから、花園君を縛ったまま逃げ出してしまうなど、適度にギャグ的な事を入れているのでいやらしくはならない。
辞書あるあるで「セックス」→「性交」「交接」と同じ意味で続く事を、数さん「私、セックスで