ブロンズ
レビュアー
  • 六枚のとんかつ
    購入済み

    何なんだよこれ!

    これはミステリーなのか?それともギャグなのか?
    馬鹿馬鹿しくお下品なお話に、真面目に取り組むから面白味が生まれるのだろうか?

    もちろん内容は人を選ぶ……各話のタイトルを見れば、どういう路線なのかが分かるだろう。
    きちんとしたミステリーを読みたい人には到底合わないだろうが、
    おちゃらけた話にゲラゲラと笑いたい人にはピッタリだ。

    #笑える #シュール

    0
    2024年03月06日
  • 幼年期の終り
    購入済み

    あまりにも壮大過ぎる

    この作品は間違いなくSFにおける名作の一つだろう。
    人知を超越した文明・世界・概念との出会い。
    それに触れ合った末、新たな境地へと辿り着いた人類は"人類"でいられなくなる。
    それは良いとか悪いとか、単純な価値観で測れるものでなく、
    ただただ壮絶な人類史の終焉に圧倒されるばかりである。

    この壮大なストーリーを巧みに表現し切ったクラーク氏と、
    それを訳した福島正実氏の功績を称えたい。

    #深い

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    2024年03月04日
  • ミステリと言う勿れ 1
    無料版購入済み

    説教ポルノ

    キャラのバストアップが続く単調なコマ割りに、大量に並ぶ文字に辟易する。
    整君が喋れば、ネットで聞きかじったような男女の有り様や、諸外国に抱く好意的な偏見を煮詰めたような内容が続く。
    さながら整君は都合の良いナラティブを垂れ流すラジオで、聞き手となるキャラクター達はただのリスナーだ。
    整君の話に説得力をもたせるために便宜上キャラクターが存在するだけなら、いっそ登場人物は彼一人で良いのではないだろうか?
    彼のお説教に力を入れるよりも、もっとミステリー要素に力を入れてほしかった。

    4
    2022年01月13日
  • 華氏451度〔新訳版〕
    ネタバレ 購入済み

    焚書の広まったディストピア

    米国のSF巨匠レイ・ブラッドベリ氏の作品。
    本が禁制品となり、本を焼く職業である"昇火士"のモンターグが主人公。
    本を焼く立場である彼だが、とある少女クラリスの出会いからモンターグに心境の変化が生まれる。
    単純な情報統制としての焚書だけでなく、人に処理できない量の情報の氾濫など、
    現代にも通じるテーマも含まれたディストピア物の傑作の一つ。

    #ダーク #深い #タメになる

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    2021年09月10日
  • ヌけない聖剣ちゃん 6
    購入済み

    剣が人となるお色気コメディ

    熟達した鍛冶師の手によって鍛えられた業物は、やがて意志を持ち人の姿をとる。
    そんな業物である聖剣エクセリアと、一流の鍛冶師を目指すタタラのお色気満載コメディ。
    旅とともに様々な業物が仲間に加わり、そしてちょっとえっちなトラブルに巻き込まれる。
    特に刀剣のメンテナンスシーンは必見。

    #癒やされる #萌え #胸キュン

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    2021年09月06日