にょっっさんのレビュー一覧
-
購入済み
漫画の神様が描いた、命の漫画。
漫画の神様。そう手塚治虫先生が呼ばれる由縁がこのシリーズを読んで分かったような気がします。
火の鳥 手塚治虫文庫全集では○○編ごとに一巻ずつ綺麗に区切られおり、一巻ずつ読み終わった後、ずしっとした読後感を味わえると思います。
この一巻では邪馬台国が日本の中心地だった頃の時代の話で、黎明編という話が収録されているのですが、この話を読んで、自分は火の鳥を全巻読もう、という感情に動かされました。
火の鳥の○○編が一番好き、という感想が人それぞれ、個人個人で変わってくると思います。ぜひ私は○○編が好きだという感情を感じて欲しいです。
生きるとは?人生とは?人間とは?そんな話を上手に丁寧に、大胆 -
ネタバレ 購入済み
いのりが“為る“巻
6巻で描かれたフィギュアスケートという戦場で描かれた
いのり・司コンビの激闘から一転。
この7巻では6巻最後に得た“報酬“で
技術をモノにする為に奮闘する二人が描かれる巻です。
フィギュアスケートをしている時と違う
普通の姿でいのりちゃんが
楽しそうにはしゃいでる姿が描かれており、
かわい~~ーっ!!となるシーン達から一転、
涙まじりの司の決意に感情が揺さぶられ、
描き方がすごいなぁと思わされます。
6巻で仄めかされていた立場に、
いのりが“為る“巻で今回も読み応えがすごかったです。
おまけの四コマも大好きです。