tabashicoさんのレビュー一覧

シリーズの中では異色

宦官シリーズの中では若干異色なシリアス＆大河なお話。シリーズと言っても各話が独立したお話なので、このお話だけで問題なく読めます。
気弱な皇帝を堕落させ思いのままに操る、絵に描いたような妖艶な美貌の悪徳宦官。しかし、彼をそうさせているのは、悲劇的な生い立ちからの復讐心、処刑された双子の兄弟への愛、一族に対する責任感。悪人になりきれず、まさかのハッピーエンド。各話の間にある宦官についての豆知識も興味深いです。

シリーズのガイドブック

古代中国から東南アジア、地中海沿岸のトルコまで見られた独特の文化であった宦官を主役にした「皇帝と宦官シリーズ」、宦官について性事情を含んだ説明もあり、ガイドブックとして最適です。シリーズ各話の第一話が載っていて、雰囲気を掴み、読みたい話を探すのに良いと思います。「皇帝と宦官」以外の話は、そのスピンオフ作品ということで各話の登場人物は血縁関係にあるものの話自体は全く独立しているため一話だけでも問題なく読めます。私は、続きが気になった「傾国の宦官」を購入しました。

中村明日美子ワールド

主人公がどんどん変わっていき、独特な雰囲気で描かれる大河ファンタジー。
やっぱり、中村先生は妖艶な背徳的な話が好きです。線が美しく、どのページも綺麗で格好良くて、ポスターのようです。

旅行ガイドとしても

「ジョジョの奇妙な冒険」の第１部から８部までの舞台になった地域が、ジョジョの小ネタとともに紹介されています。かなりのボリュームで読み物としても旅行ガイドとしても楽しめます。

tabashico

ダイジェストです。久々の新刊を読む前に、おさらいとして読みました。そういえば、こんな話あったな、と本編を引っ張り出して堪能。
入門というには、この世界の説明が足りなくて、全く読んだことのない人には、わかりにくいんじゃないでしょうか。

彼が受なんですね

え？？この人が受なんだ・・・あらすじや試し読みから全く想像できませんでした。
改めて読んでみると、「人」に抱かれて、そんなに気持ちいいか。――ってあるからそうなんですよね、思い込みって怖い。だって、妖だし顔怖いし。
ページ数の割に値段が高いのは、同人誌だったからでしょうか。でも、それが電子書籍で入手できる時代に感謝。

直接的なシーンはないが・・

もう１０年も前に最終回を迎えたBLマンガにどハマりし、ブログ巡りをしている中で見付けた素敵なSSの元ネタになったということで購入。直接的なシーンは全くありませんが、主役二人のやりとりがとても可愛らしく、幸せな気持ちになります。妄想もかき立てられます！
「267夜～2人だけの最後の道行き～」と同じ世界を描いているそうですが、こちらは辛そうでまだ購入に至っていません。。いずれ買うと思いますが。

可愛らしい絵柄なのにエロい！

可愛らしい絵柄なのに、めちゃエロくてドキドキ。受が大好きで拗らせちゃって、ちょっぴりSも入っちゃう攻と、ツンなんだけど超敏感で流されちゃう受が思いっきりツボです。二人とも可愛くてたまりません！

色気にクラクラ

半年の内偵に入る前の一瞬の逢瀬を描いた、たった２８頁のNightSの二人の後日談ですが、なんとも言えない余韻が残ります。もっともっと二人のこの先を見たい。
ヨネダ作品の男性って、どうしてこんなに色っぽくてカッコイイんでしょう。もう、クラクラします・・自分の語彙のなさが憎い；
同人誌がこんな手軽に電子書籍で読めるなんて・・・！いい時代になったと幸せを噛みしめています。

また続きがあるなんて！

まだ続きがあるなんて！
と、思わず購入してしまいました。
お互い気持ちを伝えて、単行本も出たし、あれで終わりだと思っていました。確かに、唐突感はあったけど、こういうものなのかなって感じで・・
新キャラも出てきて、ますます目が離せません。

嬉しい１冊

小冊子や特典ペーパーをまとめた１冊。相変わらずな水川邸の面々が描かれています。
この手のものが欲しい場合、中古やオークションで探すしかないので、こういう企画はとても嬉しいです。もっと、やってほしい。
（日高ショーコ先生の作品は、割とありますよね）

もうお互いしか考えられない

心が読めるホストの徹は、泉輝の自分を苛める妄想が見えてしまう。そっちの趣味はない（と自分では思っている）徹は、大好きな泉輝のために決心し、それを愛情たっぷりに導く泉輝・・・すごくいいです。
２巻はますます加速、パパラッチによる危機も乗り越えて、もうお互いしか考えられない！
筋肉質なムチムチの肉体も好みです。

ついに・・

長年の片思いを拗らせまくった圭が、ついに自分の気持ちを認め、穂高の元へ・・ようやく結ばれます。
と、このあたりは、すでに（６）でクリアなんですが、予想以上のラブラブ、甘々ぶりに読んでいて幸せな気持ちになれます。

元々、やっぱりリーマンもので年下攻めの「女装上司の啼かせ方」が好きで、作家買いでした。絵柄はゴツく、Hはハードに生々しくなっていますが、これはこれで良かったです。正直、ダメな人もいると思うのですが・・
穂高のSっ気たっぷり、でも愛情も感じられる責めがたまりません。