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戦後日本の国家建設に関して、「ああすべきだった」といろんな人が言うけれど、少なくとも当時のリーダーは確固たる役割を担って進めてきたのだろうと受け取ることにした。翻って我々の世代はこれからどうするのか?そのような問いを突きつけられているような気がした。後世令和史が語られる時に、何にもしなかった時代だとは言われたくないものである。
ページ数は多いが、講演会的な語り口で非常に読みやすい。日本人全員が自分ごととして読むべき本だと思う。軍部の驕慢と暴走はもちろん許されるべきことがないが、それを煽ったメディアと、現実を見つめずに安易にメディアの論調にのっかった国民全員にも責任があるのだと思う。その反省を忘れて同じような失敗をしないようにしなければならない。
高校の世界史の授業で、先生が宗教はその時代の文化だと言っていたのを思い出した。哲学や宗教を時代背景や人物像に即して解説してあるので、無理なく入ってくる。広く浅くといった感じだが、参考図書も多量に示してくれているのでこれで丁度いい。 ただ、横に時間軸のある図を見開きで2ページつなげて見ることができないことが残念。せっかく良い図があるので、漫画のように見開きで見ることができるようにして欲しい。