名称未設定さんのレビュー一覧
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育てられない時は誰にでもある
愛情ある夫婦でさえ、子供を育てられなくなる事態は普通に起こる。切羽詰まって「施設」に預ける、するとどうなるのか…。たぶん私達は普段、そんな事を意識していない。家庭の数だけ事情があり、人生の躓きがあるのだから、小さな子供の手を離すしかない場合もある。子供に無関心なイラストレーターの父親が、妻の事故により、幼い娘を施設に保護されることに。一時的にと思っていたが、全く子育てを知らない彼が、娘とまた暮らせるようになるまでは予想を超えて長かった。実の親の意思だけで簡単に子供は戻されない。小さな子供を守るため、多くの人がこんなにも関わるのか、心配しているのか、と考えさせられた。時には子供以上に子供っぽく、
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自分を信じる力に辿り着ける
以前の著書やブログで紹介された神社の、その後の素晴らしい変化が幾つも取り上げられている。生前は敬われ恐れられ、死後は神として祀られた有名な人でも、絶望的な状況だったりした…のが、苦境を脱している話に安堵の連続。我々が普通に参拝すること、ささやかなお供え、応援する素朴な気持ちが、神様にはここまで力になっていたのか!とビックリする。そして神様も我々に奉仕と感謝をして下さっているのだと。後半では喪がつきやすい職業(生命に関わる最前線のお仕事ですね)の方々が、参拝しやすくなる方法も出てくる。神様と仏様の世界の違い、できる事とできない事。親しみやすい明るい文章だ。神様には甘えていい、と著者は言う。信じる