• 【電子限定フルカラー版】ねことじいちゃん

    心がほんわかする名作です

    近年読んだ猫漫画では一番良かったです。
    絵柄が猫村さんちっくかな?と思いきや、水彩により春夏秋冬が生き生きと色塗りされ、島の雰囲気や回想での昭和初期が優しくノスタルジックに描かれており、絵の上手さに気づかされます。
    登場人物や猫が名古屋弁なのもいいですね。
    大吉じいちゃんとタマの友情、島の人々との交流がゆっくりと描かれ、ほっこりした気持ちになります。

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  • うる星やつら 〔新装版〕 1

    大人になってから読むと、、、

    アニメは子供の時に再放送でよく見てました。
    大人になって原作を改めて読むことになりましたが、宇宙人や妖怪など多彩なキャラクターやぶっとんだ設定出てきてのドタバタラブコメディ、高橋留美子は19歳でよくこんな話を毎回思いついて描いたもんだ!と彼女の天才ぶりに気付かされる作品です。
    デジタルカラー版になったら全巻買いたいとそわそわしているので、是非ともよろしくお願いします。小学館さん!

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  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    ホラーの巨匠が描く猫エッセイ

    伊藤潤二のホラーテイストの絵でありながら中身は、猫好き夫婦と二匹の猫の生活を描いたエッセイ漫画です。
    猫好きの奥さんが白目だったり、時折ホラーな絵になったりしますが、怖い話ではありません。
    元は犬派のご主人が猫にはまっていく様や、猫派で猫になつかれる奥さんの格差など猫あるあるがちりばめられています。
    続刊を希望します!

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  • 聲の形(3)

    月の話がうき

    通っている美容院で1巻を読み、いじめの描写で気分を害しましたが、2巻以降の石田の悩みや葛藤は1巻があるからこそ理解できるので必要なエピソードだったと思います。

    2巻以降はけっこういい感じに話が進み、個人的にはこの3巻の最後の『月』の話は特に好きです。

    「友達になってくれる?」と西宮に言ってきたのは実は石田が初めてだったのかもしれませんね。
    彼が周囲を巻き込んで自分の生活を変えてくれ、いつしか特別な存在になったにも拘らず2週間も会えないということで西宮の気持ちが高ぶるのは当然かと(笑)

    伝わらない気持ちの歯がゆさ、敢えて手話を使わなかったのは西宮なりに恥ずかしかったの...続きを読む

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