最近のサッカー漫画で一番スキ
フライング・ダッチマンと呼ばれたヨハネス・クライフのサッカー論を横軸に、指導者によりプレイスタイルをいじられる、人との間に溝ができる、自分の可能性を信じられなくなる(日大問題ですね)ことを縦軸にした、サッカー漫画。「キャプテン翼」が憧れなら、こちらは現実。スポーツは「勝ち」にこだわらなければならないが、クラブ活動であることも事実だし、勝ちの数だけ負けが存在する。この漫画は、自分が納得して、自分のスタイルで、精一杯頑張る姿の重要視しており、我がコトのように読んでしまう。また、太めの太ももの雨ちゃんの描かれ方もステキ。なかなか、こう描く人は少ない。