• 男社会がしんどい ~痴漢だとか子育てだとか炎上だとか~
    購入済み

    わきまえたくなくなる本

    森さんの発言からずっとずっとモヤモヤしていました。あの発言自体何度も何度も何度も見てきて既視感がありました。
    いつもこんな傷小さいからと、誤魔化してきましたが、チリも積もればで、とても大きな傷になっていたことに気付かされました。
    この本は今回のことにとても重なり、感じていたことを否定しなくていいんだ、と気づかされ本当に癒されました。わきまえずに行こう。

    0
    2021年02月16日
  • 夢中さ、きみに。
    購入済み

    エモい。

    漫画は基本、ストーリーを追うのが楽しくて読んだら二度読むことはないのだけど。
    この漫画は何度も読みたくなるのは何故だろう。
    アプローチの在り方的に
    口説かれたわけでもなく、手を握られたわけでもなく、ハグされたわけでもなく、キスを迫られたわけでもなく。
    ただ顔にふぅーっとやさしく、息を吹きかけられたかんじ。なにかこう、エモいのだ。
    所有欲を生じさせるチカラがある本は最強だ。
    つまるところ、めちゃくちゃオススメです。

    1
    2020年01月24日
  • スキップとローファー(2)
    ネタバレ 購入済み

    魅力の多様性の肯定

     『モテる女』は「立ち回りが大人で空気を読み、控えめで優しい雰囲気をたたえつつ、努力家でクレバーで社交的あること」みたいな世間やイメージ。
    個人的には確かにそんな女性は魅力的ではあるが、同時にそんな狸っぽい女は信用ならないと私は思う。そんな女が大概裏でめちゃくちゃ毒を吐きまくるのを見てきたから。
    だから、みつみちゃんの様に女であっても朴訥として素直で率直で誠実であることは魅力だと思ってきた私にはこの漫画は我が意を得たり的な内容である。
    みかちゃんみたいに、凡庸だからこそコツコツ努力してるからこそ、他人には意外と厳しい人間だってある意味魅力的だ。
    人間は長所短所表裏一体なのだから、完璧な

    0
    2020年01月23日
  • 王様ランキング(4)
    ネタバレ 購入済み

    人間の多面性と希望

    アトロクで以前オススメされていたので読んでみたが、久々に夢中になって読んだ。
    主人公が話せないこともあり、あまり会話はないけれどそれがまたいいし、手塚治虫ぽい雰囲気もある。
    最近の一部漫画にあるご都合主義的、または一面的なものとは一線を画し、単純でありがちなストーリーの中に人間の多面性が表現され、どのキャラクターにも感情移入させられる。
    また最近生きていると、自分や他人に対して人間の悲しい性分をみて、がっかりしたり落ち込んだり、怒りを感じたりすることも多かったけれど、人間捨てたものではないな、という思いにさせられるところも良かった。

    0
    2019年08月03日