• 女の子は優しくて可愛いものだと考えていた時期が俺にもありました3

    最高のヒロインと最悪の妹

    公開告白会で逃げの為に選ばれた幼馴染と付き合うことになった物語。
    正直読む気がなくなったので、4章は読んでません。

    ずっと主人公の事を想いながら、それゆえに一歩引いて状況を見ていたヒロイン。
    彼氏彼女の立場となったとしても、羽目は外さず義理を通して、主人公に負担にならない立ち位置をキープ。

    それだけに主人公にはその尊さは伝わらず、引っ掛かりが無いがゆえに気持ちにも響かない。

    一方の自分本位で我儘を通す事しかできない妹は、周りにまでお膳立てをしてもらってようやく動き出し、動き出したら完全に我儘。
    自分の事しか考えず、自分を押し付け、思い通りにならないならと脅迫する。

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  • 俺の青春を生け贄に、彼女の前髪をオープン

    まだ特色は出てない

    幼馴染2人とのドタバタラブコメ。

    内気な幼馴染をプロデュースして、人気者にしようとする話で、物語のテンポは良く読みやすくはありました。

    ただそれ程特色もないかなぁといった印象。
    使われてない伏線もチラホラあるので、今後も続けていくのかしら?

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  • 灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ

    文章は読みにくい

    読み始めて最初に感じるのは、文章の読みにくさでした。
    状況説明が少なく、文章によるキャラの特色、外見的なのも想像しにくい。
    文章中に主人公の感情が描かれるシーンで、同じ言葉をひたすら繰り返したり、一文が短かいのに段落は長くて要所がつかみにくい。
    文章の中に鍵カッコで会話のセリフがあって、それも複数のセリフと主人公の感想が混ざって会話と感想が判別しにくかったり…

    話の流れとしては異世界転生ものですが、主人公の一人ではなく集団で、主人公達は落ちこぼれ組というのが特色になるかと。
    そして、主人公が後ろ向きでうじうじしてて、面倒くさい。
    その癖、責任転嫁したり、かなりコミュ症っぽくてイ...続きを読む

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  • Only Sense Online 2 ―オンリーセンス・オンライン―

    ちょっと読みやすくなってきた

    MMOの生産職にスポットを当てた小説。
    不遇職を選んだ主人公が、ライバルが少ないのを利点に隙間産業を目指す作品の2巻。

    死にスキルだった料理が、バージョンアップによって少し必要性が出てきた。
    器用貧乏を貫く主人公は料理にも手を出して……。
    という感じの巻です。

    また、正式版はじまって初となる公式イベントが開催されて、主人公の中でも死にスキルと化していた「調教」にもスポットが当たります。

    全体としては、金銭的な数値の計算やシステム面の説明がやや控えめになって読みやすくなってきています。
    もちろん、スキル構成に関する部分はこの小説の肝なので色々と説明はあるのですが、人の動...続きを読む

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  • Only Sense Online ―オンリーセンス・オンライン―

    これは読者を選びますね

    MMOで生産職メインでプレイするのが好きな人は共感できるかもしれないけど、まあそういう人は少ないだろうから一般の受けは悪そうな作品。

    個人的には、こういうスキルの組み合わせで予想以上に効果が伸びる!
    的なゲームがあればやってみたいんですが、開発側として考えると無限のパターンを構築してそれに合わせてデバッグ……とか考えたら絶望しそうですね。
    そういう意味ではTRPGとかの経験者とかはニヤリとできるのか……?

    そういうスキルの組み合わせ妄想や生産系プレイヤーといったニッチなニーズを楽しめる人向けですね。
    問題は説明が多いので、単調になりがちな文章。
    物語の展開よりも、ゲームシス...続きを読む

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  • CtG ─ゼロから育てる電脳少女─

    SAOの思想を自分なりに?

    設定からして「ソードアートオンライン」を彷彿とさせる作品で、設計思想も似通っていると思います。
    ゲームで知り合った女の子と仲良くなって、そこに思わぬ子供ができて、共同生活の中で色々起こるという感じ。
    人工知能と人間の関係性だったり、ゲームで知り合った子と身近にいた女の子との関係だったりとパーツはSAOと同じと言えます。

    内気な少年がゲームの中では自分を出せて……
    まぁ、そんな感じでSAOをこの作者がどう解釈して自分なりにアレンジしたのかという作品なのだと思いました。

    ただ妙に難しい言葉を入れたがる文章が散見されて、誤植もあったりと読みにくさを感じる部分もありました。
    この辺...続きを読む

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  • 異界の軍師の救国奇譚

    戦記ものじゃなかった

    異世界召喚もので、タイトルに軍師とあるから戦記ものかと思ったら違いました。
    戦争は起こらないです。

    とある王国に召喚された青年が、亡国の危機にある状況を現代の知識を使って助けるというパターンとしてはよくある形。

    魔法の才能に乏しく劣等感を持つ姫とその姫を支える幼馴染の女騎士と一緒に、隣国から難癖をつけられる状況を打破するために、青年の得意分野の料理知識で対策を練るという話。
    登場人物は少なめで、展開としてもさほど複雑な状況ではないので、シンプルに楽しめる物語になっていました。

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  • ロムニア帝国興亡記I ─翼ある虎─

    下ネタが邪魔に感じなくもない

    一代で広大な帝国を築き上げた皇帝の息子が主人公の物語。
    展開としてはかなりシリアスなのに、ハーレムを形成する女の子との展開がかなりのギャップになっています。
    逆境をいかに越えていくかという展開はなかなかに面白いと思いますが、妙な色ぼけ展開が挟まってテンポを悪くしている感が否めません。
    その辺を踏まえて楽しめる方にはオススメできますね。

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  • フォルセス公国戦記 ―黄金の剣姫と鋼の策士―

    戦記物の入門としては○

    ルネサンス期のイタリアを舞台に、フィクションを織り交ぜた戦記物です。
    魔法などはなく、剣と弓、初期の鉄砲、大砲による攻防が描かれています。

    文章の中にはやたらと数字にこだわる描写があったり、ご都合で敵が弱くなったりして展開する部分もあって「なんでそうなるの?」と思う面がないことはないです。
    しかし、戦記物としてみるならば、寡兵の小国が強国に立ち向かう姿を描けていると思います。

    戦略としては、初歩的であまり複雑な駆け引きもないままに主人公の思うがままに進む面が多く、ヒロインが異常なほどに強い。
    蒼天航路の呂布の籠城をまんまパクッて使えるほどには強い。
    また主要な役職が女性で占...続きを読む

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  • 偏差値70の野球部 レベル1 難関合格編

    野球としての楽しみは

    偏差値70という部分が基本で、野球はそれを脚色するための言葉な感じ。
    まっとうな野球の物語を期待する人は避けた方がいいです。

    野球を物理で分解して最適解を導けば勝てる。根っからの野球少年が主人公で、頭でっかちな部員らに振り回される話です。

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