名称未設定さんのレビュー一覧

すべてが繋がっている

バレーの魅力を伝える中で、バレーはすべて繋がっている、ということが終始表現されていましたが、この漫画全体のストーリーも全て繋がっている、と思える描き方。伏線の回収がすごい。そして未来にも繋がっていく終わり方。何回も読み返したくなります。

いろいろな命のお話

はじめに読み始めたのは不妊で悩んでいた時期でした。命にまつわる話に毎回涙しながら読みました。産んだ人も産まなかった人も、産まれてきた子も産まれなかった子も、それぞれにストーリーがあって、幸せなことばかりではないけど、それでも生きることについて(母として、子として、あるいは人として)希望をもたせてくれるお話です。重いテーマでも緩やな線の作画と読者にも考える余地を与える第三者的な語り口で、すっと読み進められます。9巻で一旦完結のようですが、もしいつか続きが出ることがあればぜひ読みたいです。

MTB編、完結

一夏の思い出、と言うにはずいぶん長かったMTB編もついに完結。
しかし、小野田くん、強すぎはしませんか（笑）
ロードのみならず、MTBまで、はちょっとやりすぎな気も。でもそれでも憎めない小野田くんの人柄のよさにはいつも癒される。MTBについても知れてよかったけど、スピンオフでもよかったような。まあでも、無事ロードに復帰で安心しました。
そして、ひさびさの御堂筋！無事に生きてたか、ってところで終わってしまって、早く続きが読みたいです。

待望の巻島＆東堂のストーリー

大好き巻島＆東堂の話がたっぷり読めて最高でした！この二人の友情は弱ペダでも随一。今後の大学生編も楽しみです！

本編が日の呼吸なら

柱たちのサイドストーリーが知れて良かったです。でも、吾峠先生作の本編が日の呼吸だとすると、こちらはさしずめそこから派生した水の呼吸や炎の呼吸といったところでしょうか。十分面白いのですが、平野先生の視点が入るので少し違う(甘露寺さんの胸元とか...)、と思ってしまうところもいくつかあり。でも本編が完結してしまった以上、鬼滅愛の深い者たちがその意思を受け継いでストーリーを紡いでいくのですよね。語り手によって変化していく、それもまた自然の理なのでしょう。

ついに完結

終わっちゃうのがほんとうに淋しいけど、大満足！
まさかの展開にハラハラもしました。
この作品が多くの方に愛されてやまないのは、残酷なシーンがあっても終始人の想いを大切にする温かさで溢れていたことに尽きるのかなと思います。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました。
きっとこれからも何回も何回も読むと思います。

まさに総力戦！

1秒も気を緩められずに総力戦で繰り広げられる死闘に夜明けまでの時間がなんと長く感じること。本誌見てないのでハラハラドキドキが止まりません。これまであまり語られなかった伊黒さんですが、一気にファンになりました。もし現世で無理だとしても、来世で蜜璃ちゃんと結ばれてほしい〜。それにしてもあと一巻で終わってしまうのが淋しすぎる。でも終わりがあるからこそ美しいのかもですね。

重い内容でもスラスラ読めました

作者と同年代で、自分もいまプチ鬱なんじゃないかと思うことがあり(本を読んでほんとうの鬱からはほど遠いとわかりましたが)、実際に鬱になった人の生活に興味があって購入しました。うつ病当事者のお話で重い内容を取り扱っているにも関わらず、コミカルさもある文章でスラスラ読めました。周囲にうつ病の方がいる方に是非読んでもらいたいです。行動を理解するのに役立つと思います(うつ病当事者の方にも読んでいただきたいですが、作者いわく病状が重い時は文章が読めないそうです)。うつ病は脳の病気で、時間はかかっても周囲のサポートと本人の自己治癒力で必ず治る、と前向きなメッセージをもらうことができます。鬱じゃなくても、ちょ...続きを読むっと落ちてる時に読むと元気をもらえます。